ごあいさつ
どうも、かず~むです。
3人の子供の親をしながら平凡なサラリーマンとして今日も社会の荒波にのまれています。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
この記事を読めば、資本主義社会を生き抜くために必要なことかが分かる!かも。
長男(中2)から質問がありました。
「シホンシュギってなに?」
私も遠い過去の社会科の授業で、「シホンシュギ」や「シャカイシュギ」というフレーズを学んだような気がします。そして、日本は資本主義社会ということもおぼろげに記憶に残っています。
資本主義には、労働者と経営者という立場の人がいます。
昨今、起業がブームとなっていて、労働者側から経営者側に移る人も多いようです。
その1 「資本主義の世の中ではすべて商品である」
そして、商品というのはお金と交換できるものです。
着ている服も食べ物もいろんなサービスもマンションも駐車場も毎日聴いている音楽もマッサージもカウンセリングも医療もすべてお金と交換できるもので「商品」です。
資本主義ではお金さえあればほぼすべてのものが買えるということです。
一方で、自分のオリジナルの商品(お金と交換できるもの)を持つ資本家の場合には、働かずに他人に働かせればいいということになります。
例えば、工場の社長で靴を開発したとします。たくさん作るためには、朝から晩まで工場を動かして製造しなければなりません。
そのためには労働力という商品が必要になってきます。
そこで工場の社長は労働者の労働力という商品を、例えば1日8時間土日休みで月20万円という契約で買っているということです。
商品を大量生産するほど社長は働かなくても、靴が売れれば大金が入ってくるというわけです。
余談ですが、よく「お金で心で買えない」という言葉も聞きますが、金銭関係で親族を殺害したり、お金を配るというSNSの発信に群がったり、キャバクラのようにお金を払ってお客さんが気持ちよくなるサービスを提供していることからすると「お金」があれば人の心さえも変えられるといえるかもしれません。
その2 給料の正体とは?
労働力を提供して、その対価として給料をもらっていますが、これは労働者の労働力という商品を最大限に引き出すための「経費」と言われています。
労働者が元気に健康的に働いてくれるためには、労働者を、好きな食事を食べて安定していて睡眠をとって友達と遊んで家賃を払えるだけのお金を持って、家族を養うお金の余裕がある状態にすることが大切です。
そこで、資本家は、労働者がご飯を食べれて、寝るためのベッドがあって、遊んでストレスを解消できて家賃を払えるだけのお金を給料として払うことにしたようです。
つまり、給料っていうのは労働力という商品を作るための生産コストということになります。
そして、労働者は「社畜」と言われるように働くためだけの奴隷のように取り上げられることもありますが、逆に言えば、労働者は勤めていれば餓死することはありません。
他社と激しい競争をする必要もないし、在庫が残っても破産することもありません。頭を使って商品を作り出す必要もなく言われた通り働いていれば生きていけるんだから労働者にとってもこれはメリットといえます。(→ブラック企業は別ですが)
今働きたくても働けない人もいます。
労働力という商品を買ってもらえない状態だもし労働力を買ってもらえなかったら、本来、労働者は死ぬしかありません。(→実際は、生活保護などの社会保障があるので即死することはありません)
労働者にとって働く場所があるというのはかありがたいことです。
その3 「資本家と労働者の貧富の差」
例えば、資本家と労働者が頑張って働いて、履き心地の良い靴をつくって売っていましたが、ある日問題が起きたとします。
靴が売れに売れて社長が金持ちになりすぎて、社員が貧乏になってしまい、労働者と資本家の貧富の差が大きくなりすぎてしまったとします。
実は、現実にこういった状態は起きてしまった国があって、こういう状態での労働者の発想としては・・・
「資本家を殺せ」「資本家をやっつけろ!」というものでした。
そして、実際に資本家を全員クビにした国があります。それは、ソビエト連邦(現:ロシア)です。
ソビエト連邦は、資本主義から社会主義に踏み出した国であることは有名です。社会主義とは、個人が資本を持つことを認めないということです。
例えば、工場の社長とか会長をクビにして工場を国が管理することにしました。土地も駐車場もマンションも全部国のものとしました。
会社は全て国が運営しているので社員はみんな公務員になりました。クビになることがないし給料も同じ社員の間に上下関係はなくなりました。
国が、どんなものをどれだけ作るのか命令してそれに従って社員は商品をつくり給料をもらいました。富裕層もそうでない人も平等になる理想の国家ができたかに思われました。
その4 やはり資本主義は優れている
だから真面目に働くのが馬鹿馬鹿しくなり、働く意欲と生産性が低下し経済が停滞するようになってしまいました。
今まで資本主義ではいろんな会社が競争して良い商品を開発していたのに、社会主義になって知識も技術も無い国が工場を管理することで生産性も商品の品質も落ちてしまいました。
そして、なんと1932年に国の生産性の下がったことで飢餓で1000万人以上の人が亡くなってしまうようなことも発生してしまいました。
結果として、ソビエトは1991年に遂に崩壊してしまいました。
理想と現実は違うということを世界に証明したことになりました。これにより現在のほぼすべての国は資本主義の国となり、競争が生まれ良い商品やサービスがどんどん生まれています。
その5 自分の商品を持つしかない
このように、今はほとんどの国が資本主義です。では、この資本主義社会をどう生きていけばいいのでしょうか。
答えはシンプルです。
資本主義社会で生きていくには、自分の商品を持つしかありません。資本主義の世の中では「すべてが商品である」という発想なので、逆に言えば、商品を持てば自分が自分を使って稼がなくてもその商品が働いてくれます。
動画やブログ、SNSのようなものが今の世の中に溢れていて、年収28億円を稼ぐユーチューバーもいる時代です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。これが資本主義社会のリアルです。
ただ、単にオリジナル商品を持っているだけでは裕福にはなれません。なぜならそれは、「お金と交換してくれるもの」でなければなりません。
つまり、商品を磨き続け、価値を高めていくことも忘れてはいけないということです。
おまけ
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勤労感謝の日に、我が家で、子供たちと実際にやってみた家庭内起業(ごっこ)の模様をまとめたシンプルなものになっていますので、是非お読みください♪
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今回は、以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
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