どうも、かずーむです。
先日、母が倒れました。脳梗塞です。
幸い軽い症状で少し言語が覚束ないくらいで、今はリハビリを頑張っています。そろそろ病院は退院できそうです。
安心するとともに、急浮上したキーワードがあります、それは・・・
介護
家族に介護が必要となった場合には、自宅で介護が必要となる在宅介護と施設介護のどちらかを選択することになります。
そういった悩みを持っている方もおられるかもしれません。
そこで、今回は、介護に迫られている我が家が調べた在宅介護と施設介護の違いについてご紹介します。
在宅介護のメリットとデメリット
在宅介護は、自宅に住みながら、介護サービスを利用するパターンです。
介護の対象者が身の回りのことは何とかできて、1人で暮らしていても生活に大きな支障が出ない場合に利用される場合が多いようです。
また、家族などが近所に住んでいて、自宅での介護に対する協力や理解がある場合に選択されることが多いです。
住み慣れた場所で生活しながら家族にケアをしてもらえるため、対象者の心境的に安心できる点が大きなメリットになります。
また、自分で必要な介護サービスを選んで利用頻度を決められるため、対象者の状態に合わせることができ、自由度が高い点はメリットであると思います。
一方で、対象者の介護について家族が行うことになりますので、長期化したりすると、身体面・精神面の両方で介護する側の家族に負担がかかることになります。
ちなみに、平均的な介護期間については、男性で約10年、女性では約12年だそうです。
こういった長期間の中では、老老介護で共倒れしてしまうというようなケースもあるようです。
施設介護のメリットとデメリット
施設介護とは、老人ホームなどの施設に入所して、身の回りの世話を施設の介護スタッフにお任せするパターンです。
要介護度が高くなると、家族での介護では限界で、やはり専門的な介護や医療が必要になります。
そういう場合には、施設に入所し、スタッフから介護サービスを受けて生活する方法があります。
自宅での介護が難しく24時間体制で介護を要する時や、家族が介護に時間をかけられない時などに施設介護を利用する方が多いようです。
対象者の中には、在宅介護が家族の負担を気にして、施設介護を選択したいと考える方もいます。
また、家族が遠方に住んでいるなどで家族が介護を行うことが難しいという場合には施設介護を選択することになります。
施設介護のメリットは、24時間、対象者を介護してくれるので、家族の負担が軽減されることにあります。
一方で、施設介護を検討するにあたってデメリットは、高額な費用がかかってしまうことが挙げられます。
在宅介護のように身体的・精神的な負担がない代わりに、資金的負担がかかるということになります。
在宅介護と施設介護のどっちがいい?
在宅介護は、家族に介護してもらいながら生活することができますが、施設介護は施設でスタッフから介護サービスを受けて生活をします。
対象者の状態によって必要なサービスは変わりますが、介護度が高い場合には施設の方が専門的なケアが受けられるでしょう。
一方で、自宅での在宅介護に比べると、施設介護で老人ホームを利用する場合は費用が高い傾向にあります。
どちらも上記のようにメリットとデメリットがあります。
最終的には、どちらの介護を選ぶかは、本人の意志を踏まえつつも、家族がどれだけ介護に協力できるのかを明確にし、介護者に必要なサービスが受けられる最適な方法を選択することが重要です。
ちなにも厚生労働省の令和3年10月の統計によると、在宅は約409万人、施設利用者は約96万人とのことです。
もちろん本人の状態や家族の状態など、千差万別ではありますが、介護を必要とする方のうち、在宅介護が80%、施設介護は20%といったところです。
ただ、施設によっては、要介護度が高くないと入所できないところもあるので、要介護度があまり高くない方が多いという状況も影響しているのではないかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これまで元気だった方が急に介護が必要となり、我が家のように戸惑う御家族の方もおられるのではないかと思います。
「あれ?様子がおかしいんじゃない?」と思った場合は、まずは、地域の包括支援センターに出向いて相談することをおススメします。我が家ではすごく頼りにしている公的機関です。

そして、在宅介護と施設介護のどちらを選択した方がいいのかも相談に乗ってくれます。是非それぞれのご家庭に合った介護をしましょう!
以上の記事が何かの参考になれば、嬉しいです。
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