ご挨拶
どうも。かず~むです。
先日、お金持ちになるためやお金に困らない生活をするためには、5つの力が必要で、そのうちの1つに「貯める力」が必要だということを記事にしました。

一方で、いつの間にか、財布や銀行口座などの残高は思ったよりも少なくなっている?といった経験やあれ?今月なんでこんなに使ったのかな?というご経験はありませんか?
そこで、今回は、ついついお金を使ってしまう行動とその原因について、私のの体験を踏まえながらご紹介したいと思います。
今回参考にした動画と本は、こちらです。

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この記事を読めば→お金を失いやすい状況が分かる!かも。
お金を貯めることが大切だということは分かっています。
しかし、無駄遣いする気はないのに、気づいたらあまり必要ではない商品を購入したりサービスに申し込んでしまっていることもあります。
我が家も給料日前になったり、クレジットカード会社からの請求をみるたびに「あれ?なんでこれ買ったのかな」というようなことを、「毎月」思っています。
どうやら自分が浪費家だ!ということだけではない理由があるようです。
人間は、普段は合理的に行動しようとしていますが、ある状況になると、ついつい合理的には行動できないことがあるそうです。
普段、節約して無駄な物は買わないぞ!と思っていても、企業がちょっと工夫すれば、商品やサービスを売り付け、それに乗っかり買ってしまうことがあるようです。
逆に言えば、モノを売る際の手法を知っていれば、お金を守ることができるということです。
つまり、その手法を知っておくことは、お金を貯める上でも稼ぐ上でも、とても大切だということになります。(→これを行動経済学やマーケティングというらしいです。)
そこで、今回は、消費者心理に漬け込む5つのテクニックと私の体験談(失敗談)をご紹介します。
この記事を読んでいただければ、ついついお金を使ってしまう原因が分かる!かもしれません。
消費者心理に漬け込む5つのテクニックと私の体験談
合理的な行動ができるはずの人間を非合理な行動に導くためのテクニックとしては、以下のようなものがあるようです。
- 無料の罠
- フレーミング効果
- 感応度逓減性
- おとり効果
- 極端回避性
無料の罠
「無料」という言葉につられたことはありませんか。
先日、ネットショップで靴を購入しましたが、3足以上は送料無料!の言葉に釣られて、本当は1~2足買うつもりだったのに、いつの間にか3足買ってしまいました。
また、2000円以上の購入で駐車料金3時間分無料!という看板を見たら、是が非でも2000円以上買うぞ!と意気込むこともあります。
こういったように、合理的に考えれば、これ以上出費するべきではないと思っているお客さんに、「無料」になるという条件を組み合わせて追加でお金を出させるといったテクニックがあるようです。
この罠にハマる人は、不要な出費なのに「どうせ必要なものだから」とか「いつか必要になるものだから」とか「使わなかったら〇〇さんに上げよう」といってその出費を自分で正当化する傾向があるようです。
このように、無料というのは人の購買意欲をコントロールするもっとも効果的な戦略らしいです。
対策としては、世の中には無料のものなんてないんだと思うことです。無料って言われるけど、あとでそれ相応の対価を払わされることが多いと認識しておくことが重要です。
フレーミング効果
私は、結構、栄養ドリンクや野菜ジュースを飲んていますが、商品には〇〇が1000mg配合しています!!とか、成人1日分~が摂れる!!という表記がされていることがあり、「おっ、たくさん入っているんだな」と思い満足していました。
でも、冷静に単位を置き換えたら、「たった1g」なんですね。
例えば、「手術の成功確率90%です」だと言われるのと「手術の失敗確率10%です」と言われるのとでは、、成功確率を言われた方が何となく安心できますよね。
同じ事情を表現するのに表現の仕方が変わると印象が変わるというのを、フレーミング効果といって、企業は、いろいろ研究して、消費者が一番好む表現を使って広告をするそうです。
我が家の場合も、消費税増税の時には、大量のお米を購入しました。理由は、「消費税が10%になるその前に買う方がお得!!」という広告を見たり、近所のおばさんから「買いだめ」を勧められたからです。
でも、冷静に数字を見たら2%の増加なんですよね。
対策としては、今、自分が目にしている広告は、起業の優秀な人が考えた一番いい広告だという認識を持って冷静に引き算するような感覚を持つことが大事だそうです。
自分の頭の中で単位を買えてみるというのも効果的かなと思います。
感応度逓減性(かんのうどていげんせい)
50万円を支払うと聞けば、大金ですが、それが少額に感じてしまう時があるそうなんです。
例えば、3000万円の家を購入するときに、オプションで50万円の床暖房しましょうと声を営業マンに持ち込まれたとしましょう。
冷静に考えれば、50万円は大金なはずなのに、3000万円と比較して大した価格でないように見えてします。
基準になる金額の大きさによって、同じ金額の価値が変化したように見えてしまう傾向があるようで、このようなことを感応度逓減性(かんのうどていげんせい)というらしいです。
結婚式のオプションやスマホの付属サービスなんかもこのテクニックのようです。
対策としては、〇円はどんなときも〇円という意識を持って基準点は動かさないことが大事だということに気が付きました。この〇円があれば、何ができるかなといったん立ち止まって考えることが大切なようです。
おとり効果
商品やサービス購入の際に新しい選択肢を追加することで、あたかもその商品が最適な商品であるかのように見えてしまう効果のことをいうようです。
例えば、スマホの契約の場合に、
- スマホA 容量30ギガで4万円(売りたい商品)
- スマホB 容量20ギガで3万円(競合商品)
のもので悩んでいるときに、
- スマホC 容量25ギガで4万5000円
の商品を示してみると、スマホCを買う人はいないだろうが、スマホCに比べてスマホBは容量として劣っているので、選択肢から除かれがちで、逆にスマホAはスマホCを容量も価格も優れているので、選ばれやすいというもので、この場合のスマホCは完全なおとりで、企業もそもそもこの商品は、スマホAを売るための仕掛けということなるということです。
対策としては、どう売られているかではなく、その商品やサービス単体の価値だけを見て、それを自分が欲しいかどうかにだけ注目することが大事なようです。
極端回避性
複数の商品やサービスがある場合に、人は極端な選択肢を排除する傾向にあって、一番安いものや一番高いものを排除して、真ん中のものを選ぶ傾向があるそうです。
安いというだけでクオリティに問題があるじゃないかと思ってしまう人が多いようです。
また、逆に高いものは、失敗したらお金が無駄になるんじゃないかと購入にブレーキがかかることが多いようです。
そして、最終的に無難に保守的に真ん中を選んでしまうようです。
我が家がマンションを購入した際もまさにこのとおりでした。
不動産業者に連れられていった1件目は、築年数の古い錆びれた格安マンションでした。
そして2件目は、高級外車がいくつも駐車している(我が家にとっては)高級マンションでした。
最後の3件目は、今住んでいる手頃な価格帯のマンションでした。
つまり、我が家では2件目が価格も中間だしいいかと思い購入しました。
対策としては、自分には何が必要か、何が欲しいのか、自分目線の軸をずらさない。各商品や各サービスを1つ1つ独立して見ていくことが大切です。
まとめ
以上のように我が家では、行動経済学を踏まえたマーケティングにまんまとハマっていたということがお分かりいただけましたでしょうか(泣)。
消費者側は本来不要なものを必要なものとして誤認させられていないか注意し、お金を守る必要があるようです。
日々の生活の中には「売るための仕掛け」があり、商品やサービスを提供する企業は、いろいろ研究されていることを学んだので、その仕掛けを知った上で、浪費を防ぎ、お金を貯め、稼いでいこうと思います。
お金のことをもっと詳しく勉強したい方は以下のおススメです。以下から購入してみてはいかがでしょうか♪
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今回は、以上で~す。最後までお読みいただきありがとうございました。
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