「毎月なんとなくお金が消えていく…」
そんなふうに感じていませんか?
食費や光熱費には気をつけているのに、なぜか家計が苦しい。

物価がじわじわ上がっているのに、収入はなかなか増えない。そんな悩みを抱える子育て世帯のみなさんに、ぜひ知っていただきたいことがあります。
実は、多くの家庭で「意識せずに払い続けている固定費」こそが、家計を圧迫している最大の原因のひとつです。
筆者自身も子育て真っ最中のころ、毎月の出費を細かくチェックして気づいたのが「払っているけど使っていないサービス」の多さでした。
見直しをするだけで、あっという間に月1万円以上の節約に成功した経験があります。
固定費の見直しは、毎月繰り返さなくていい「一度やれば一生効く節約術」です。
今回は、特に子育て世帯が見落としがちな固定費を3つのステップで見直す方法をお伝えします。

そもそも「固定費」ってなに?なぜ重要なの?
固定費とは、毎月ほぼ同じ金額が自動的に引き落とされる費用のことです。
代表的なものとしては、以下が挙げられます。
- スマートフォンの通信費
- 生命保険・医療保険などの保険料
- サブスクリプションサービス(動画・音楽・アプリなど)
- インターネット回線費用
- 習い事の月謝(継続しているもの)
固定費の怖いところは、「毎月自動で引き落とされる=存在を忘れやすい」という点です。
食費や外食費は買い物のたびに実感がありますが、固定費は意識しなければ気づかないうちに膨らんでいきます。
2026年現在、物価上昇が続く中で固定費を見直すことは、家計防衛の最初の一手として非常に効果的です。
ステップ1:スマホ代を見直す(目安:月3,000〜5,000円の節約)
日本の平均的なスマートフォンの月額料金は、大手キャリアの場合で8,000〜10,000円程度です。
しかし、格安SIM(楽天モバイルなど)や大手キャリアのサブブランドに切り替えると、同等のデータ量でも月2,000〜3,000円台に抑えることができます。
「格安SIMは難しそう」と思っているかもしれませんが、最近は大手キャリアのサブブランドである楽天モバイル・ahamo・povo・LINEMOなどが非常に使いやすくなっています。
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スマホを変えなくても乗り換えられるので、手続きのハードルはかなり下がっています。
我が家では夫婦2人分のスマホをサブブランドに切り替えたことで、合計月7,000円ほどの節約に成功しました。
年間にすると84,000円です。これは子どもの習い事費用の一部になっています。
【確認すべきポイント】
- 現在の月額料金はいくら?(請求書やアプリで確認)
- 実際に使っているデータ量は?(使用量が少なければ安いプランへ)
- 家族割引が適用されているか?(一緒に検討するとお得なことも)
ステップ2:保険を見直す(目安:月3,000〜10,000円の節約)
保険は「入ったら入りっぱなし」になりやすいものです。
特に子育て世帯は、子どもが生まれたタイミングで保険に加入したまま、ライフステージが変わっても見直していないケースが多く見られます。
FPとして多くの家計相談を受けてきた中で感じるのは、「必要以上の保険に入っている」家庭の多さです。月に保険料だけで3万円以上払っているご家庭も珍しくありません。
子育て世帯が本当に必要な保険
✅ 掛け捨て型の死亡保険(定期保険):子どもが小さいうちは、万が一のときの家族への備えとして重要。ただし、月3,000〜5,000円程度で十分な保障が得られます。
✅ 医療保険:特に子どもがいる親自身の入院・手術に備えるもの。ただし公的医療制度(高額療養費制度)を考えると、シンプルなプランで十分なことが多いです。
見直しが必要な可能性があるもの
❌ 子どもの学資保険(低返戻率のもの):NISAで積み立てたほうが効率的なケースが多い
❌ 貯蓄型の終身保険:保険料が高くなりがちで、解約時にロスが出ることも
❌ 収入保障保険の重複加入:会社員の場合は傷病手当金があるため過剰になりやすい
ステップ3:サブスクリプションを棚卸しする(目安:月1,000〜5,000円の節約)
Netflixやアマゾンプライム、Spotify、Adobe、雑誌の電子書籍、クラウドストレージ……気づいたら毎月いくつものサブスクを契約していませんか?
1つひとつは月数百円でも、積み重なると月5,000〜10,000円になることもあります。しかも、使っていないサービスを忘れたまま払い続けているケースが非常に多いのです。
サブスク棚卸しの手順
- クレジットカードや銀行の明細を1〜3ヶ月分チェックする:定期的に引き落とされているものをすべてリストアップ
- 「使っているか?」を基準に仕分けする:月1回以上使っているものは継続OK、それ以外は解約候補
- 家族と共有しているサービスを統合する:家族プランに切り替えると割安になることも
我が家で実際に棚卸しをしたとき、使っていない英語学習アプリ(月2,000円)と自動更新になっていた有料アプリ(月980円)を発見しました。
すぐに解約して年間約36,000円の節約になりました。
3ステップで月1万円節約のまとめ
| 見直し項目 | 節約目安(月) |
|---|---|
| スマホ代(格安SIMへ乗り換え) | 3,000〜5,000円 |
| 保険の見直し(不要な特約・保険を解約) | 3,000〜10,000円 |
| サブスク棚卸し | 1,000〜5,000円 |
| 合計 | 月7,000〜20,000円 |
もちろん家庭の状況によって金額は異なりますが、見直しをしたことがない家庭であれば、月1万円の節約は十分に達成可能です。
今日からできる具体的なアクション
- 📱 スマホの請求書アプリを開いて、今月の料金を確認する
- 📂 保険証券を引っ張り出して、月々の保険料の合計を計算する
- 💳 クレジットカードの明細を確認して、サブスク一覧をメモする
お金は、知らないままでいると逃げていきます。
でも、少し意識を向けるだけで守れるお金はたくさんあります。今日から一緒に、家計を整えていきましょう。
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