毎年8月の注目イベント!ジャクソンホール会議が相場に与える影響を徹底解説

※アフィリエイト広告を利用しています
お金の勉強
この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク

 

毎年話題になっている「ジャクソンホール会議」って何?

「ジャクソンホール会議」って投資にどんな影響があるの?

こんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

毎年開催される「ジャクソンホール会議」。開催後に大きく為替や株価が変動することがよく見られます。

先日、今年度のジャクソンホール会議が開催され、その後、為替が一時2円前後動き、今後、株価も大きく影響する可能性があります。

このようなことから、投資家にとってもジャクソンホール会議がどういった会議で、投資にどんな影響があるのか、理解しておく必要があります。

そこで、この記事では、ジャクソンホール会議についてご紹介します♪

スポンサーリンク

ジャクソンホール会議とは?

ジャクソンホール会議とは、毎年8月にアメリカのワイオミング州ジャクソンホールで開かれる、世界の中央銀行総裁や経済学者が集まる経済シンポジウムのことです。

余談ですが、地名にホール(穴)が含まれていますが、地形が北側と東側の山が余りに高く、斜面が急であることから、この地域の猟師たち穴に入ったかのように感じたことからこの名前がついたものと言われています。

この会議は、経済政策や金融政策についての重要な議論が行われる場であり、特に米国連邦準備制度理事会(FRB)の議長が発表する内容は、世界の投資家たちが注目するポイントです。

ジャクソンホール会議の重要性

ジャクソンホール会議が特に注目される理由は、FRBの議長がここで今後の金融政策に関する重要なヒントを示すことが多いためです。

例えば、金利の動向やインフレ対策、景気の見通しなどが議論され、それがその後の金融市場に大きな影響を与えることがあります。

金融政策の変化は、株式市場や債券市場、為替市場などに直接影響を及ぼします。

例えば、FRBが金利を引き上げると発表した場合、株価が下がることがあります。これは、金利が上がることで企業の借り入れコストが増加し、利益が圧迫されると考えられるためです。

ジャクソンホール会議のポイント

投資初心者にとって、ジャクソンホール会議での発言や決定がどのように市場に影響を与えるかを理解することは重要です。

会議後には、FRBや他の中央銀行の政策変更の可能性が高まり、それが市場のボラティリティ(変動性)を引き起こすことがあります。

投資家は、会議での発表内容を注意深く確認し、それに基づいてポートフォリオを調整することが求められます。

過去のジャクソンホール会議と相場変動

過去にジャクソンホール会議で発表された内容が、どのように相場に影響を与えたかをいくつか紹介します。

2010年バーナンキ議長の「量的緩和第2弾(QE2)」の示唆

2010年のジャクソンホール会議で、当時のFRB議長ベン・バーナンキが「量的緩和第2弾(QE2)」の可能性を示唆しました。これにより、マーケットは追加緩和を期待して株価が急上昇しました。

同時に、ドル安が進行し、コモディティ価格が上昇するという現象も見られました。例えばS&P500株価指数も一時28%急上昇しました。

2014年 イエレン議長の労働市場に関する発言

2014年には、ジャネット・イエレン議長が労働市場の状況について詳しく言及し、FRBが金利を引き上げるタイミングについて投資家たちが注目しました。

この時は、すぐに利上げが行われないことが示唆されたため、株式市場は比較的安定していましたが、利上げに対する警戒感が残りました。

2020年パウエル議長の「平均インフレ目標」の導入

2020年には、ジェローム・パウエル議長が新たな金融政策の枠組みとして「平均インフレ目標」を導入することを発表しました。

これは、インフレ率が一時的に目標を超えても容認するというもので、これにより超低金利政策が長期化する期待が高まりました。この発表を受けて、株式市場は上昇し、リスク資産に資金が流れ込みました。

今回のジャクソンホール会議では何が発表された?

講演の要旨は以下の通り(ロイター通信記事より)。

情報BOX:パウエルFRB議長のジャクソンホール講演要旨
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は23日、米年次経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で講演した。

この発言は何らかの転換期を示唆するものとも捉えられる発言で市場がどう動くか注目されるところです。

場合によってはこれまでのポートフォリオを調整する必要がでてくるかもしれませんね。

まとめ

ジャクソンホール会議は、世界の金融市場に大きな影響を与える可能性のある重要なイベントです。

特に、FRBの政策に注目が集まるため、会議で発表される内容は、投資判断において非常に重要な要素となります。

投資をしている人であれば、毎年8月に行われるこの会議に注目し、その後の相場動向をしっかりとチェックすることで、より良い投資判断ができるようになるでしょう

そもそも株式投資などをする場合には、証券口座が必要です。証券口座の選定には豊富なラインナップと手数料の安さがポイントです。筆者のおすすめは、以下の証券会社です。

口座開設は最短で5分でできるので、興味のある方は、以下からご検討ください。


筆者からのお願い

このたび、我が家では、子供へのお金の教育について実践した「家庭内起業」の模様を電子書籍(kindle版)にして出版しています!

お子さんのマネーリテラシー向上にはお役に立てる内容ですので、ぜひ以下からご確認ください。

家庭内起業に関する電子書籍はこちら

にほんブログ村のランキングにも挑戦中です。今回の記事に共感していただけましたら、ポチっと応援をお願いします。

すっごく励みになります♪

にほんブログ村

 

コメント