お寿司は食べれる?どれくらい儲かる?|お祭りの定番「屋台」についてご紹介♪

お金の勉強
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先日、子供たちと近所のお祭りに行きました。

お祭りの定番といえば、今も昔もなんといっても「屋台」ですよね。

りんごあめ、わたあめ、たこやき、フランクフルト、かき氷・・・

そんな「屋台」で売られている商品を思い浮かべるだけで、テンションが上がる人も多いのではないでしょうか。

と、同時にこんな疑問を持ったことはありませんか?

「屋台」って大体同じ種類ものが売られていない?

同じ種類のものばかり売っていて儲かってるの?

そこで、この記事は、「屋台でお寿司は食べられるのか?」「屋台は儲かるのか?」にスポットを当てて、子供たちにも大人気の「屋台」について大人の視点でご紹介します。

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まず、何を売っている?

大きなお祭りなどでは数多くの「屋台」が並びますが、よく見ると、「屋台」って大体同じ種類のもの(例えば、かき氷やベビーカステラ、綿菓子、たこ焼きなど)が売られていますよね。

実は、これは、販売できるものに規制があるからです。まずは、いくつかの規制をご紹介します。

「生もの」は禁止

お刺身などの生ものや生クリームなどは禁止されています。

具体的には、「簡単に調理できるもの」に限られます。

例えば、焼き鳥やたい焼き、フランクフルトなどの直接加熱するものや加熱したものを組み合わせるだけのものホットドックやカレーライスなどのようなものはOKです。

またかき氷や飲み物に入れる氷については、市販品である必要があるなどの制限があります。

ということで、残念ながら、「屋台」でお寿司を食べることはできません・・・。

一次加工ができない

「屋台」で出来ない行為としては、一次加工として、材料を洗ったり、細かく切ったりすることはできません。また、大量の水を使うこともできません。

具体的には、野菜などを洗ったり、氷を砕いたりすることは「屋台」ではできないことになっています。

お米を磨いだりすることもできません。また、意外ですが、加熱したものを切る行為もできません。

複雑な器具を使う調理もできない

複雑な器具を使う調理もできません。

シェイカーでカクテルをつくるような多種類の飲料を混ぜ合わせることなどはできません。

こうした感じで意外と制限があるため、屋台で販売できる商品には限りがあるようです。扱える品目を紹介している自治体もあります。詳しくは、以下のとおりです。

屋台ネタ

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屋台は儲かるのか?

さて、この記事をお読みの方には、大きなお祭りに屋台として出店したいと思っている人もおられるのではないでしょうか?

大きければ大きいほどライバル店も増えますが、たくさんの人が訪れるので儲かるチャンスは大いにありそうな感じはしますよね。

例えば、子供たちが大好きな「綿菓子屋さん」で検証してみましょう。

まず、仕入れるものとしては、砂糖(ザラメ)です。言われてみれば、綿菓子って単なる砂糖なんですよねw

1つの綿菓子を作るに約20g必要です。

市販されているものは、1kgあたり約300円くらいとして、原価は約10円くらいです。さらに棒5円、袋が30円程度かかるようです。

それを1個500~700円くらいで販売していますので、原価率は、驚異の約10%!

しかも、人件費は自分や家族で行うのであればかかりません。

「よし!儲かる!!やろう!!!」とお思いの方、ちょっと待ってください。一方で以下の費用がかかります。

  • 設備投資費

大きなところでは、まずは屋台を購入する必要があります。何を販売するかにもよりますが、概ね30万円から50万円が必要ということになります。

  • 場所代

場所代については、固定で設定されている場合の他にも、売り上げの●%という設定だったり、固定+●%などもあるようです。大体平均的には、普通のお祭りクラスで1万5000円程度とも言われています。

  • 組合への支払い

露天商組合へ支払うお金です。

出店エリアにはそれぞれ組合があり、出店スペースを教えてくれたり保健所や警察への道路使用許可など、代わりに取得を行ってくれるそうです。

実際、個人で屋台を出そうとするとお祭りの主催者に許可をもらう必要もあるので、まとめて行ってくれる組合への登録を検討するのが近道といえます。

必ず組合に入る必要はないかもしれませんが、代わりにいろいろ手続きを行ってくれるところらしいので、これに加入しておいた方がよいようです。これは月1000円くらいと言われています。

この他にも人件費や光熱費、清掃代なども含まれます。

また、屋台は一発勝負ですので、その日の天候やお祭りへ客足や競合店などいろいろな事情によって儲けは左右されるようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

結局、儲かるかどうかは分かりませんが、奥が深い職業であることには間違いなさそうですね。

最近では、キッチンカーやテントなどの形態の営業もあり、バリエーションに富んでいるようです。

お祭りなどに見かけた際の「もう1つの楽しみ方」の参考になれば嬉しいです。

おまけ

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