簡単に「お金持ちマインド」を学ぶには、どうしたらいい?
子どもにでも分かるおすすめの書籍はないの?
こんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
純金融資産が1億円を超えるような「富裕層」は全世帯の2.5%だそうです。
そのため、なかなか富裕層の方と出会う機会が少ないため、「お金持ちマインド」を知ることは難しいです。
筆者、お金の勉強を始めて、ある1冊の本と出会いました。この1冊にはお金持ちの神髄が書かれていてしかも読みやすい!
その名も「漫画 バビロン大富豪の教え」です。
実際、富裕層にいる筆者の友人に内容について確認をしたところ、その友人も同じマインドで生活をしているとのことでした。
こうしたことから「お金持ちマインド」を学べる1冊だと実感しました。
そこで、この記事では、「漫画 バビロン大富豪の教え」と我が家での実践方法や結果をご紹介!
是非、この本を手に取り手軽に「お金持ちマインド」を身につけましょう。
「漫画 バビロン大富豪の教え」のあらすじ
90年以上語り継がれている「大富豪の7つ」の教えについてストーリー仕立ての漫画で紹介しています。
この漫画のあらすじは、次のとおりです。
古代のバビロニア王国を舞台に、大富豪から教えを受けた貧しい少年が、大富豪になっていくまでの物語です。
武器屋の息子バンシルは貧しい生活を強いられていたところ、王国の大富豪アルカドと出会い、「なぜお金持ちと貧乏がいるのか」「どうしたらお金持ちになれるのか」という質問を投げかけます。
それを聞いたアルカドの答えは、次のとおりでした。
「お金持ちとは、たくさんお金を持っていることを言うのではない、お金の増やし方を知っている者をいうんだ」
そして、富を築くための「黄金に愛されるの7つ道具」(7つの教え)をバンシルに教えます。
この「黄金に愛される7つ道具」の教えを守ることで、紆余曲折ありながらも、最終的にバンシルは大富豪に変貌を遂げていき成功するといくという物語です。
「黄金に愛されるの7つ道具」(7つの教え)
バビロン大富豪の7つの教えとは、以下のとおりです。
- 収入の10分の1を貯金せよ
- 欲望に優先順位をつけよ
- 蓄えたお金に働かせよ
- 危険や天敵からお金を堅守せよ
- より良きところに住め
- 今日から未来に備えよ
- 自分こそ最大の資本にせよ
ちなみに我が家ではトイレの壁にこの7つの教えを書いた紙を貼っていたところ、子供たちはいつの間にか暗記していましたw
1つ1つ具体的にご紹介していきます。
収入の10分の1を貯金せよ
「お金持ち」の教えの1つ目が、「いきなり貯金?」と思いませんでしたか。
実は、まずは貯金が大事だというのが1つ目の教えです。
例えば、毎月、カゴに10個の卵を入るとして、毎月、カゴの中の9個の卵を取り出して使っていくと、必ず、当たり前ですが、何か月後かには卵はカゴから溢れ返ります。
つまり、収入の10分の1を貯めることを継続すれば、確実にお金は増え続けるということになります。
1人の生涯賃金は、約2億円から3億円と言われています。
仮に10分の1を貯金することを続けたら、2000万円から3000万円の貯金が確実に作れることになり、老後の金銭問題は解消します。
我が家では、この教えを知った翌月から、給料をもらったその日に、給料の10分の1を別の口座に入金し、強制的に貯金に回すようにしています。
欲望に優先順位をつけよ
お金に関わらず、人間の欲望は無限ですので、欲望に応じてお金を使っていたらキリがありません。
そのため、欲望には優先順位をつけて、支出しなさいというのが2つ目の教えです。
具体的に言えば、貯金をした後の残りの10分の9で叶えられる欲望を満たすということです。
収入が多い人も収入が少ない人も欲望のままに好きなものを買ってるだけだと、お金を使い切ってしまいます。
このようにならないために支出の優先順位を明確しておきましょうということです。
我が家でも、「子供たちにできるだけ良質な教育をしたい」「美味しいものをいっぱい食べたい」「いい車に乗りたい」「かっこいい服を着たい」「旅行したい」「新しい家具がほしい」などキリがありません。
そこで、優先順位リストを作り共有することで、限られた収入の中で、家族にとって優先すべきことがはっきりとしました。
特にパートナーと共有することはとても大切です。視覚化することで支出すべき項目がはっきりしました。
得たお金を働かせよ
3つ目は「お金に働かせる」。
お金持ちは、自分が働くのではなく、お金に働かせます。
例えば、我が家の何十倍もの資産を沢山持っているお金持ちは、我が家より何十倍も働いているのかというとそうではありません。
しかも、どちらも手持ち時間は、24時間。
それになのに、資産を大きく持っているお金持ち、片方は、しがないサラリーマン家庭(泣)
両者の差は、「お金に働かせているか=お金を増やせる仕組みを持っているか」にあります。
代表的なものは、株や債券、不動産といった「投資」になります。
我が家では代々、100%労働者として生きてきました。周りの大人たちから「投資」という言葉を聞いたことはありませんし、「投資」をしなければならないという認識はありませんでした。
そこで、我が家では、子供たちと投資を開始。少しずつお金に働いてもらっています。
もちろん投資にはリスクはつきものですので、少額からスタートしてみるといいかもしれません。
危険や天敵からお金を堅守せよ
お金持ちは、稼ぐだけではなくディフェンスもしっかりしています。
「お金をリスクから守る」というのが4つ目の教えです。
何十年にも渡って貯めたお金を、一瞬でだまし取られるニュースもあとを絶ちません。
2021年の特殊詐欺件数は、警察庁が把握しているかぎりで約14500件で、被害額は約278億円!
詐欺までとは言わないまでも、保険の勧誘に乗せられ、不要な保険に加入させられたり、「絶対儲かる」という言葉に騙され、高額な商材を購入してしまったというケースも。
我が家では、この教えを実践すべく、なんとなく加入していた保険を見直しました。
この見直し一回で家計が大幅に改善!お金を守ることの大切さを知りました。
よりよきところに住め
5つ目は「住み家」についてです。
住居は、ただ安ければいいわけではなく、生活と密接に関わっているので、お金を増やすモチベーションに大きく関わるとのこと。
お金持ちは、交通の便や景色がいい都心の一等地に住んでいますが、単に見栄で住んで高い家賃のところに住んでいるのではなく、住居への支払いが心豊かにするとを知っているから。
さて、我が家では、マンション購入の際には、不動産業者の勧誘に乗ってしまい購入しました。
今となっては、交通の便がよかったり教育環境がよかったり、いろんなメリットも見えてきて、結果オーライ。
でも、子供たちには、不動産購入はあくまでも慎重にすべきだと伝えています。
今日から未来の生活に備えよ
お金持ちは、今日だけではなく、将来への備えも怠りません。
人間は老います。どんな人でも最後には死んでしまいます。
ということは、例えば、残された家族の未来の生活に備えなければ100%の確率で、家族は、将来困ることになります。
当然、自分の健康も大事です。
ったときにお互い助け合えるように仲間を作ったりすることなどが考えられます。
我が家では、将来、世帯主が働けなくなった場合(就業不能、老い、死亡)を想定して就業不能保障の保険に加入するとともに、ランニングしてダイエットしたり、お酒を控えめにしたりしています。
また、家族とは月1回資産状況を共有して筆者に万が一のことがあった場合の生活に備えています。
自分こそ最大の資本とせよ
富を生む最大の資本は、自分自身です。7つの教えの中でも一番重要な教えです。
自分で得た知識や技能は奪われないし、簡単に減ったりしません。
例えば、100万円の資金を5%で運用しても5万円です。不労所得ですが、リスクもあるし、まず100万円ないと5万円は手に入りません。しかも時間がかかります。
でも、例えば自分で得た知識や技能を使って自分で働いた場合は、そんなに時間もかかりません。
我が家では、この教えの実践として、子供たちと「お金の勉強」や「簿記の勉強」など、おうち時間を生かしていろんなことにチャレンジしています(詳しくは「おまけ」を参照)。
まとめ
お金持ちや大富豪からなかなか話を聞く機会がない人には、「漫画 バビロン大富豪の教え」はおすすめです。
我が家でも本記事でご紹介したとおりいろいろ実践をしていった結果、徐々に資産を増大させていくことができています。
あえて7つの教えにもう1つ付け加えるとすれば、「この教えを継続して守る」ということです。
また、これらの教えを実践していく中で分かったことは、お金持ちは決して一瞬でなれるようなものではなく、この7つの教えを継続して守ることにより、じわぁ~っと近づいていくものだということです。
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おまけ
このたび、我が家では、子供へのお金の教育について実践した模様を電子書籍(kindle版)にして出版しました!その書籍がこちらです!
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我が家で行った家庭内起業の模様をまとめたものです。お子さんのマネーリテラシーを向上させたい方は必見です。
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今回は、以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
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