読書会「ナポレオンとニシンの話」|楽しく学ぶ「資産形成の方法」 

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お金にまつわる物語
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物語を知ったきっかけは「ユダヤ人」に関する書籍

お金は生まれてから死ぬまで使う道具です。

そんな「お金」に対する教育は学校で教えてくれないため、筆者は、子供たちに数年前からお金の教育を進めています。

海外に目を向けると「お金」儲けの考え方に優れているのは、実は「ユダヤ人」

「ユダヤ人」とされている人の中には、有名な心理学者や経済学者、映画監督やグーグルの創業者やフェイスブックの創業者などが!

そんな「ユダヤ人」には大切している物語があり、教育にも活用されています。

その中には、お金に関する物語も多数。

そんな「ユダヤ人」の方々にあやかりたいなと思っていたところ、一冊の書籍を見つけました。

それがこちらです。

是非親子でこの物語をお読みいただけると嬉しいです。

 

「ナポレオンとニシン」というお話

ナポレオンとは、フランス革命後の混乱を収拾して軍事政権を樹立しその後、巨大な軍隊でヨーロッパの国々を征服した偉大な人物。

ナポレオンがヨーロッパの国々を征服していくときに、それぞれの国の中にナポレオンに協力してくれた人がいたそうです。

めでたくその国を占領したときには、協力者に対して、褒美を渡すことになっていたそう。

その後、めでたく占領!

ナポレオンが、協力者たちに「お前たちのおかげで征服できたので、何でも褒美を取らせるから、何が欲しいか言ってみろ」と言ったそうです。

協力した見返りとして何を希望した?

フランス人の協力者は「ナポレオン様、私はワイン畑とワイン工場が欲しいです。」

ドイツ人の協力者は「私は、麦畑とビール工場をいたただきたいです。」

イタリア人の協力者は「私の希望は、小麦畑と美味しいパスタ工場です。」

とそれぞれ自分の希望を思いのまま、ナポレオンに申し出ます。

ナポレオンは、同じようにユダヤ人にも聞きました。

「お前は何が欲しい?」

さて、ユダヤの人は何を希望したでしょうか?

~物語中断~

ここで、いったん中断です。

この時点で、ユダヤ人の親子は、ユダヤ人は何を希望したか?などを話し合うようです。

親は、子供の意見を聞いて、なぜそう思うのかという質問をして、思考力や発想力を養うということです。

では、今回は、ここまで読んでいただいた方も、ユダヤ人は何を希望したか(自分だったら何を希望するか)、その理由も考えてみてください。

そして、続きを読んで見てください。

~物語再開~

協力した見返りとして「ニシン」を希望した!?

なんとナポレオンの質問に対してユダヤ人は「ニシン2匹だけください」と言ったそう。

ナポレオンは耳を疑い…

「本当にそんなものでいいのか?そんなものでよければ、今すぐこの場で渡そう」

そういうと、その願いはすぐに叶えられて、ユダヤ人は嬉しそうにニシンをもらって早々に家に帰ったそうです。

これを見た他の協力者たちは…

「ナポレオン様がせっかくご褒美をくれると言っているのに、なんでニシンなんだよ。」

「もっとたくさんもらえばいいに。」

「そんなちっぽけなものをもらって、ユダヤ人は馬鹿だな」と口を揃えていったようです。

そして、ユダヤ人以外の人々はナポレオンからの褒美を心待ちにしていたようです。

しかし、その直後、ナポレオンの国々は、すぐに没落して、みんな願いが叶うことはなく、結局、願いが叶ったのは、ユダヤ人だけとなりました。

ユダヤ人を嘲笑した他の国の協力者は、何ももらえませんでした。

この物語の教訓 着実に手に入るものが1番大事

この物語の教訓は、「権力というものは移り行くもので、国のルールだってすぐ変わる。そんな中では、馬鹿にされても着実に手に入る日々の糧が一番大事だ」ということ。

この考え方は、お金の考え方、特に増やす場面や稼ぐ場面で活用できます。

例えば、投資をしている人の中にも、どうしてもリターンの大きさにばかり目が行きがち。

できるだけ短期間で苦労なく一獲千金を狙おうとする人がが多いです。

そんな人をターゲットにした商品がとても多いような気がします。

結局ハイリスクな投資をしてしまい、失敗してしまうという話も。。

つまり、(ギャンブルではない限り)儲けや利益というのは、あくまで一挙に得られるものではなく、本来小さいもので、それを継続的にコツコツ地道に積み重ねることによって、いずれ大きな富になるということでしょうね。

子供たちの反応はどうだった?

で我が家の子供の反応はどうだったか?をご紹介します。

ナポレオンからの「何でも褒美を取らせるから、何が欲しいか言ってみろ」の質問については…

長女「超豪華なかわいい服がたくさん欲しい」

次男「かっこいい靴かゲーム機がほしい。ソフトは100本!」

長男「毎年、「お金」を生む出す何かが欲しい」

という回答でした。

そこで、今回の説明をしたところ、長女や次男は妙に納得したようで、長女は「絵本」、次男は「お菓子」に変化していました。

その上で様子を見ながら何回かに分けてもらうとのこと(したたか)。

長男については「働かなくても生活していけるし、もしそれを持ち運びすれば、誰が国を治めようが生活していける」というのが理由。

この記事で参考にした書籍は以下のとおりです。詳しくお知りになりたい方は、こちらからどうぞ。

楽天:ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集 [ 石角完爾 ]

Amazon:ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集 (集英社ビジネス書)

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おまけ

筆者は、この記事でご紹介した物語などを通して家庭内での金融教育を進めています。

このたび、我が家では、子供へのお金の教育について実践した模様を電子書籍(kindle版)にして出版しました!その書籍がこちらです!

https://www.amazon.co.jp/dp/B09XVHJ5P7/ref=cm_sw_r_tw_dp_7RMX4CK1SNP1KRGC1ZFP

我が家で行った家庭内起業の模様をまとめたものです。お子さんのマネーリテラシーを向上させたい方は必見です。

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今回は、以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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