小学生の「お金の会議」から見えた問題点|なぜお前は貯金しないの?

お金の勉強
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ご挨拶

どうも、かず~むです。

3人の親をしながら、平凡なサラリーマンとして今日も社会の荒波にのまれています。

いかがお過ごしでしょうか。

この記事を読めば→子供の金融教育の課題が分かる!

先日、次男(小2)が小学校の休み時間に友達とお年玉の使い道について、会話をしたようです。

そこには10人くらいのクラスメイトがいたそうで、お金の使い道については、次男以外のクラスメイトはみんな「貯金」だったそうです。

次男は、「うちは、一部貯金で一部投資したよ」と行ったところ、「トーシ?何それ?変なの?」と言われてみんなに笑われたと言って、帰ってきました。

さぞかし落ち込んでいるのかなと思いきや、「みんな可哀想だね、将来苦労するよ」と苦笑いしてこのポーズ。

幸い、落ち込んでいないようだったのでよかったですが、この状況って大人でもあるな~と思ったので、深堀していきたいと思います。

「貯金一択」

子供たちの使い道は、次男を除き全員が「貯金」でした。これは、私たちの子供時代から変わっていませんし、大人だって「ボーナス」の使い道は断トツで「貯金」です。

子供たちは貯金以外の選択肢を与えられず、妄信して貯金しか考えられない状況だったら問題だなと思います。

学校教育の中ではなかなか難しいので、せめて家庭教育の中で投資という選択肢を示してあげることが重要なのかなと思います。

たしかにバブル期の利息のトラウマが抜けきれず、銀行に預けているとも思えますが、最近は次のように感じています。

一言でいえば、未来に対するイメージも影響しているのかなと。

「貯金」を選択する人は未来を悲観している方が多くて、「投資」を選択している人は未来に明るいイメージを持っている人が多いのかなと思っています。

何が起こるか分からないから未来に投じようとするのか、何が起こるか分からないから備えようとするのか。どうせ生きるなら明るくいきたいなと思います。

「知らない=嫌い」

今回、子供たちは「投資?何それ?」といって投資を知らなくて次男を、からかったようです。

知らないということは嫌いという感情に近くて、人間は、よく分からないものに出くわした時に、「面白そう」という感情ではなくて「怪しそう」と思うようにできているようです。

例えば、インターネットが初期の時には、「そんなよくわからないもの誰が使うの?」

例えば、スマホが初期の時には、「そんなよくわからないもの誰が使うの?」

例えば、クラウドファンディングの初期の時は、「新手の詐欺ですが?」

今でいうと、ブロックチェーンやNFTの話をすると「新手のお金儲けですか?」

とまず拒絶や批判から入ります。

これは人間には生存本能というのがあるので、危ない物(またはあぶない可能性があるもの)には近づかないという習性からきているということらしいです。

知らないことは仕方がないとして、他者を批判してしまうと自分がいざ必要に迫られた時に行動できなくなってしまいます。

例えば、大きくなって今回、次男を馬鹿にした友達が、投資を始めたいと思って次男に聴こうとしても、次男の投資を馬鹿にした過去があるため聴きずらいし、次男も教えないかもしれない。

これからは、先行きが不透明なVUCAの時代で、どこのジャンルとどこのジャンルが関係してくるか分からない時代なので、むやみやたらに頭ごなしに否定するのは、あまり良い策ではないな~と思います。

「みんなと違う=悪」

学校にいけば基礎的な学力を身に着けてくれる反面、義務教育は、どんな人にでも画一的な授業を行います。そのため、

みんな同じが善でみんなと異なる意見は悪とされがちです。

今回も、お金の使い道については、なぜか多数決となり、貯金が正解ということになったようなのですが、この調子で物事を決めていたら、みんなと違う=悪の状態が続いて新しいことをする人や挑戦するなんて出てこないようになってしまいますよね。

是非、自分とは違った意見を持った他人の挑戦を応援できる、やさしい余裕が欲しいですね。

例えば、次男の投資がうまくいけば、みんなにアイスクリームをおごってくれるかもしれませんしw

まとめ

子供たちがお金を理由に夢を諦めないで済むようにお金のネタを発信する目的でこのブログを開設しましたが、まだまだ頑らないといけないなと思いました。

学校の責任とか親の責任とか責任の所在を明らかにするのではなくて、早く子供たちに届けていかないといけないものがあるなと決意を新たにしました。

おまけ

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勤労感謝の日に、我が家で、子供たちと実際にやってみた家庭内起業(ごっこ)の模様をまとめたシンプルなものになっていますので、是非お読みください♪

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今回は、以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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