待つべき?続けるべき?|円安時のインデックス投資について徹底解説!

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円安だけどインデックス投資を始めても大丈夫?

円安なので毎月の投資額を減らした方がいい?

いったん今までインデックス投資

した分の利益確定した方がいい?

円安だし、いったん投資を中断して、

また円高になったら買い増せば、いいんじゃないの?

こんな悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。

この記事の作成時点では、1ドルは約148円で、円安が依然進行中(過去10年の為替の推移は以下のとおりです)。

インデックス投資をしている方には、円安の恩恵を受けている方も多いと思いますが、同時に投資スタイルに不安を持っている方もおられると思います。

筆者も、FPと簿記の勉強を活かして、つみたてNISAを利用して、S&P500に連動するインデックスファンドに継続的に投資しています。

この記事では、そんな筆者が、「為替はどうやって決まるのか」をご紹介し、以下の疑問に対して解説をします。

円安でもインデックス投資は始めるべきか?
円安なので、インデックス投資の金額は変更(減額)すべきか?
円安なので、インデックス投資は中断し、利益確定した方がいいのか?

ただし、あくまで筆者なりの視点での解説です。

投資は自己判断・自己責任になる点は、くれぐれもご留意くださいね。

では、ご紹介します。

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為替はどうやって決まるのか?

為替が何によって決まるのかが明確なのであれば、相場を読むことができるかもしれません。

そこで、「為替は何によって決まるのか?」ということを知ることが大事です。

結論、為替は「通貨の需給関係」です。

一般的に物の値段(価値)は需要と供給で決まります。

為替も同じ。

例えば、「円」を欲しい人が増えれば円の値段(価値)が上がり、逆に欲しい人が減れば価格(価値)が下がります。

では、どんなときに「円」が欲しいとか「ドル」が欲しいと思うのでしょうか。

一般的な要因は、主に4つあると言われています。

為替が決まる要因 その1 経常取引

1つ目は、経常取引と言われる要因です。

商品の輸出入貿易取引それからサービスの輸出入こういった取引が行われる際には、決済で外貨が使用されますので、為替が動きます。

例えば、昔の日本のように輸出が強かった時代には、日本企業に円で支払うことが多かったため、円が買われ「円高」になっていました。

為替が決まる要因 その2 投資取引

2つ目は、「投資取引」です

日本の機関投資家や個人による外国株式債券への投資によっても為替は動きます。これには、海外に工場を作る場合のような海外への設備投資なども含まれます。

例えば、日本の投資家が米国株を購入しようとする場合、円をドルに交換する必要があります。米国株に投資しようとする人が増えれば、ドルを求める人が増え、「ドル高」になります。

為替が決まる要因 その3 投機取引

3つ目は「投機取引」です。代表的なものはFXです。

外国為替の差益で利益を上げようとするFXという取引があり、このような取引をしている人は、全世界に多数います。このような人の売買も為替に影響を及ぼしていると言われています。

為替が決まる要因 その4 政府による為替介入

そして、最後に、「為替介入」です。

政府が好ましいというラインを逸脱した場合に、政府が介入してくる場合があります。これにより為替は大きく変動します。

例えば、1ドル130円が理想の水準なのに、1ドル150円で円安になり過ぎているから、これを130円くらいに戻るように、政府が「円」を買いまくるということです。

こうしたように、一般的に、為替は「経常取引」「資本取引」「投機取引」「為替介入」によって決まると言われています。

ただ、この他にも紛争や災害などの要因によって変動する場合もありますし、要人などの発言などによっても変化する場合があります。

あまりにも要因が多すぎ!つまり・・・

「為替は読めない」

円安でもインデックス投資を始めるべきか?

では、そんな読めない為替相場で、円安となっている今、「インデックス投資」を初めても大丈夫なのでしょうか。

これに関する筆者の意見は、「長期分散投資を前提とするなら大丈夫」です。

インデックス投資や外国株への投資を始める時期として、株価も安くさらに円高だったら最高です。一方で、株価は高く、円安の時この時だと最悪。

もし相場も為替も読めるのなら、良い状況が来たら短期で個別株にレバレッジをかけて集中投資!

しかし、「為替は読めない」

プロの投資家でも難しいです。

ということは、為替を予想するよりも、できるだけ長期間に分散して投資して、できるだけ為替のリスクを抑えることが大切

できるだけ長期間にすということは・・・。

インデックス投資の始め時は「思い立った時」。

長期的な投資なので、勝負は一年で決まるものではありませんので、ベストタイミングをつかもうとせず、長期的な目線で見て、早く始めてしまうのが得策だと思います。

円安なので、インデックス投資の金額は変更(減額)すべきか?

円安下では、購入できる海外の株が少なくなるのだから、毎月の投資額を減らして、円高になってからまた買い増すほうがいいのではないでしょうか。

これに対する筆者の意見は「長期分散投資をするなら投資額を減らさないほうがいい」

理由は上昇を取りこぼす可能性が高くなるから」

長期投資において本当に恐れるべきは、目先の下げを食らうことではなく、上がるタイミングを取り逃してしまうことです。

短期的に見ると為替は大きなリスクに見えるかもしれませんが、これまでのインデックス投資を長期でみると、上げ下げを繰り返しながらも大きく成長してくれます。

株価の上昇を取りこぼさなければ為替リスクは十分飲みこめる可能性はあると考えています。

ということで、下手なことをせずコツコツと投資を続けるのが得策ではないかと思います。

円安なので、インデックス投資は、利益確定した方がいいのでは?

確かに、円安が進んでいるときに、今の内に外国関連株を売って利益確定してしまった方がいいんじゃないかと思うかもしれません。

しかし、結論は「利益確定しない方がいい」

インデックス投資の取り崩しタイミングというのは相場の天井だと自分が信じているときではなく自分がそのお金を必要とした時です。

つまり必要なもの欲しいものを買うために取り崩すのが正解であって、相場のタイミングを見極めて売買するようなものではありません。

「為替は読めない」

最高の売却だと信じたタイミングで売ってはみたものの、これから値上がりする最高のチャンスで売ってしまったということにもなりかねません。

円安であるということだけで売却してしまうのは、もったいない。

積立を続ける取り崩す時もルールを守る、感情に振り回されず航路を守るのがインデックス投資のポイントです。

まとめ

この記事では、為替相場は何で決まるのかをご紹介しました。

結論、為替は、読めません。

SNSを中心に、あたかも為替が読めるかのように装って投資を勧誘してくる業者もいますが、筆者は否定的です。

また、円安のときにインデックス投資を始めるべきか、継続するべきか、利益確定すべきかということについて筆者なりの意見をご説明しました。

結論、投資スタイルを変更する必要はなし。

インデックス投資を今から始めようか考えている人は今すぐ始めましょう。

インデックス投資は、短期の売買とは異なり、何があっても長期的に淡々と積み立てていくのが大切であり、魅力でもあります。

為替に惑わされずに、マイルールに従ってインデックス投資を進めていきましょう!

おまけ

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今回は、以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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