親子で学ぶ大切なお金の話|学校で教えてくれない理由はこれだった!

お金の勉強
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ご挨拶

みなさん、どうも。かず~むです。

3人の親をしながら今日も平凡なサラリーマンとして社会の荒波にのまれています。

みなさんは、いかがお過ごしでしょうか。

このたび、我が家では、電子書籍(kindle版)を出版しました!その書籍がこちらです!

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勤労感謝の日に我が家で行った家庭内起業(ごっこ)の模様をまとめたシンプルなものになっていますので、参考にどうぞ♪

記事を読めば→なぜ、学校でお金のことを教えてくれないのかが分かる!

さて、本題です。先日、小学校に通う息子が時間割表を見て、必要な教科書やノートを用意していたところ、「あるコト」に気が付きました。

学校で「お金」を学ぶ時間がない。今に始まったことではありませんが。

社会に出て必要になる文字の読み書きや計算なんかは、かなりの時間かけて教えてくれるのに、同じく社会となって誰しもが必要となることが分かっている「お金」については、なぜ誰も教えてくれないんでしょうか。

そこで、今回は、「なぜ、お金のことは学校で教えてくれないのか」をテーマにしたいと思います。この記事を読んでいただければ、なぜ学校でお金のことを教えてくれないのか、その理由がお分かりいただけるかもしれません。

それでは、ご紹介したいと思います。

お金=必要なのにイメージ悪い

何か大きな目標があってそれを実現しようとする場合には、必ず「お金」がかかります。熱意や能力ももちろん必要だと思いますが、それと同じように「お金」が必要です。

例えば、どんなにおいしいお好み焼き屋さんでも、どんなに情熱を持った定食屋さんでも、お店を維持するには「お金」が要ります。

目標というような大層なものでなくても、私たちが生活していくためには必ず「お金」の問題は避けて通れません。

ところで、そんな「お金」について、どんなイメージがあるでしょうか。

お金について、多くの日本人はあまり良いイメージを持っていないようです。汚いとか下品とか人前で話してはいけないだとか。とにかく好感度が悪すぎです!

そこで、ふと考えたんです。なんでなんだろう?

お金は、あくまで、包丁や文房具と同じで何か物やサービスと交換する「単なる道具」です。しかも生まれてから死ぬまでの間に、よ~く使う「単なる道具」のはずです。そして何かを実現させたいときには、必ずその「単なる道具」が必要になる。

それなのに多くの人は、よく使う道具であるはずのお金に対してマイナスなイメージを持っていて、考えることや話し合うことすら敬遠してしまう雰囲気があるのでしょうか。

そもそも悪いイメージはどこから?(諸説あり)

これには、諸説あるようですが、江戸時代にさかのぼるそうです。時の政権は、すさまじい管理能力を備えた戦国時代の最後の勝利者の徳川家康率いる徳川幕府。

徳川幕府は、とても「人を管理する」のが上手かったようで、民を生かさず殺さず状態にして、その人が持っている能力を生かすというやり方をしていました。

その時代は、「士農工商」という身分制度があったようです。「士」は武士。「農」は農民。「工」は工人(鍛冶屋さんとか)。「商」は商人。つまり、「お金」を扱う商人はこの身分制度で一番下にしました。

どうして、商人を一番低い身分に設定したかというと、一説によると、幕府は、民に「お金」の知識を持たれて、「お金」をたくさん持たれてしまうと、それを基に武器などを買われてしまい民が力を持ってしまって、幕府のコントロールが効かなくなってしまうと考えたからのようです。

また、同じ理由で、大名が江戸と所領を往復する「参勤交代」も大名に「お金」を使わせて弱体化させておくことが目的だったと言われています。江戸と、所領を行ったり来たりして、そこで、各大名に多額の「お金」を使わせることによって各大名の経済力を削ぐ目的があったと言われています。

「とにかく民や大名が「お金」を持ってしまうと、戦国時代に戻っちゃうから、そんな状態になったら困るから、民には、お金は賤しいものだと思わせて遠ざけておこう、そして大名たちには、たくさんお金を使わせよう」と考えたわけです。

どうやらこのころから、「お金」の好感度が悪くなってきたと言われています。由来の部分は諸説ありますが。

では、現在はどうなの?

でも、今は令和です。江戸時代なんてとっくに終わっていますが、未だに国はいまでも「お金」の教育をしようとしていません。この証拠に義務教育に1時間も「お金」に関する授業はない。

それは、なぜでしょう。

答えは、徳川幕府と同じ理由で、子供たちには、お金の知識を持たないまま大人になってもらったほうが、国にとっては都合がいいからではないでしょうか。

その結果、私も含めて、人々は「お金は、みんなと同じように働いて稼ぐもので、それを銀行に預けるもの」と思い込んでいる人が本当に多いですよね。

銀行の利率では、100万円預けても10円しかもらえないのに、妄信的に預けています。

ただ、その中でも「お金」の勉強をしている人たちはいて、このような人たちは、銀行に預けていてもお金は増えないし、お金は稼いで貯めて、自分で増やしていかないといけない、働くだけではダメだということに気が付いているようです。

だから、銀行にお金を預けずに、いろいろなものに投資をしたり、海外に自分の資産を移転させたりして資産を運用して増やそうとしているようです。

でも、そんな資産運用をあんまりやられると困る人がいる。誰でしょう?もうお分かりですね?

そうです。国です。現在においても国なんですね。昔のように一揆などはありませんが、現代でも国を運営しようと思ったらたくさんの「お金」が必要となります。

しかも、日本は、調子があんまり良くないから、残念ながら、国の手元には、そんな潤沢にお金がありません。仕方ないから国はお金をどこからか借りてこないといけないのですが、どこから借りてくるのかと言えば、それは銀行です。

私たちが銀行に預けたお金を使って、銀行は国に貸して、国が使っているという構造のようです。国が「お金」を必要とするときには銀行に「お金」がないといけません。

ということは、何も考えずに妄信的に銀行にお金を預けるっていう国民が一定数いないと国にとって困ることになります。

【結論】国にとって都合がいいから→じゃ、どうする?

いかがでしたでしょうか。どうして学校で「お金」のことを教えてくれないのか、お分かりいただけたでしょうか。

「お金」は汚いものだと思われておいて、「お金」は銀行に預けておくほうがいいと思い込ませて積極的に「お金」の教育をしないのは、こういった背景があるようです。

そして、そういう大人を大量生産するのが学校です。だから、お金のことは詳しくは、今後も学校では教えてないでしょう。

先人たち(私たちの祖父や祖母、父母)の時代は、国の調子もいい時代だったので、そんなこと考えなくてもうまくいっていた時代です。お金は銀行に預けておけば、勝手に増えていた時代なので、特別お金の勉強しなくてもよかったようです。

ただ、時代は変わりました。

以前のように、会社に勤めたら老後まで面倒見てくれるような時代ではないし、最近のコロナ禍でより一層その色も濃くなっています。それでも学校ではお金のことを教えてくれる気配はありません。

国にとっては都合はいいかもしれませんが、子供たちの将来にとっては都合よくありません。

では、どうしたらいいのでしょうか。もうお気づきかもしれません。一人一人が「お金」に関する情報を自分から取りに行かないとダメだということになります。

これからは、自分でお金の情報を取って学んでいくか(子供と勉強していくか)、学校に任せてお金音痴の子供に育てるかで、かなり貧富の差が出てしまうような気がします。

遅いことはありません。今からでも「お金」について勉強しませんか?この記事が、みなさんの「お金」の勉強のきっかけになれば幸いです。

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以上で~す。最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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