【子どもとの時間が足りない…】罪悪感でおもちゃを買っていませんか?家計も親子関係も変わる4つの習慣

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お金の勉強
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仕事帰りの19時、保育園や学童のお迎えを終えて、急いで夕飯を作る。

気づけば子どもはタブレットの前で、「ごめんね、あとで遊ぼうね」と言ったきり、そのまま寝かしつけの時間に。

そんな夜に、スマホで見つけたおもちゃをつい「購入」ボタンで押してしまった経験はありませんか。

筆者も3人の子育てをする中で、何度もやりました。

「時間をあげられない分、せめて何かしてあげたい」その気持ちは、愛情の裏返しです。

ただ、FPとして家計を見ていると、この「罪悪感の埋め合わせ買い」が静かに家計を圧迫し、しかも子どもの満足にはつながりにくいことに気づきました。

子どもとの時間は、実際どれくらい減っている?

シチズン時計が2025年3月に行った、

小学生の子どもがいる共働き夫婦400組への調査では、親子のふれあい時間は平日で平均2時間19分、休日で4時間19分でした。

2012年の調査と比べると、平日は41分、休日は70分短くなっています。

平日 休日
今回(2025年) 2時間19分 4時間19分
2012年との差 41分減 70分減

出典:シチズン時計「親子のふれあい時間」調査(PR TIMES)

調査では、習い事の増加やスマホ・タブレットの普及で、同じ部屋にいても別々のことをしている時間が増えたことが背景にあると指摘されています。

時間が足りないと感じるのは、あなたの努力不足ではなく、時代の構造的な変化でもあるのです。

問題の本質:罪悪感は「お金」では消えない

足りないのは「時間の長さ」より「向き合われたという実感」です。

モノは一瞬の喜びをくれますが、「親が自分を見てくれた」という満足を代わりに満たすことはできません。

むしろ「時間がない→モノで解決」が習慣になると、子どもは「愛情=モノ」と学んでしまいます。

罪悪感買いが起きる3つの原因

① 「量」で愛情を測ってしまう
長時間一緒にいなければダメ、という思い込みがあると、短い時間の価値を見落とし、代わりにモノで「量」を補おうとします。

② 疲れている夜は判断力が落ちている
寝かしつけ後のネットショッピングは、疲労と罪悪感が重なる最も危険な時間帯です。我が家も、夜中に買ったものほど数日で使わなくなっていました。

③ 「何をすれば喜ぶか」がわからない
子どもが本当に求めているものを聞く機会がないと、親は目に見えるモノで推測するしかなくなります。

解決方法:モノ予算を「時間の質」に付け替える

おすすめは、罪悪感でつい使っていたお金と時間を、あらかじめ決めた「親子の枠」に付け替えることです。

【罪悪感を味方にする4ステップ】
①夜の衝動買いは「カートに入れて翌朝まで待つ」
⬇
②買いたかった金額の半分を「親子のお楽しみ枠」に移す
⬇
③1日10分「スマホなしの専用タイム」を子ども別に設ける
⬇
④週末は子どもに「やりたいこと」を選んでもらう

ここで大切なのは、お金をかけることではありません。

公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンの調査(2022年・小学生の保護者2,097人)では、学校外の体験が「ゼロ」の子どもの割合は、世帯年収300万円未満で29.9%、600万円以上で11.3%と報告されています。

体験の機会は家計と関係しますが、お金をかけない体験(公園、料理、図書館、散歩)でも、親子の時間の質は十分に高められます。

出典:公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン「子どもの『体験格差』実態調査 最終報告書」(CFC)

我が家では、メルカリで一緒に出品する時間や、M-1に向けたネタ作りの時間が、結果として一番「濃い親子時間」になりました。

お金はほとんどかかっていません。

子どもが覚えているのは、値段ではなく「一緒にやった」記憶です。

具体アクション:今日からできること

まず、今月「罪悪感で買ったもの」を3つだけ書き出してみてください。

使っているか、金額はいくらかを確認すると、パターンが見えてきます。

次に、そのうち半額を「親子のお楽しみ枠」として別の封筒や家計アプリの項目に分けます。

そして今夜、子どもに「今度の週末、何がしたい?」と1つだけ聞いてみましょう。親子の習慣づくりについては、子育ての秘訣と金銭教育もあわせてご覧ください。

「時間の質」を高めるには、短い時間で盛り上がれるカードゲームが手軽です。1回15分ほどで遊べるので、平日の夜でも取り入れやすいです。

よくある質問(Q&A)

Q1. 短い時間でも本当に意味はありますか?
A. はい、あります。スマホを置いて目を見て話す10分は、ながら時間の1時間より満足度が高くなりやすいといわれています。毎日続けやすい短さに設定することが大切です。

Q2. 仕事が忙しい時期は、買ってあげてもいいですか?
A. 買うこと自体は悪いことではありません。ただ、予算の上限を決めておき、「謝罪の代わり」ではなく「頑張ったご褒美」として渡すと、お金の教育にもつながります。おねだり対応はレジ前の「買って」にもう悩まないも参考になります。

Q3. きょうだいがいて、1人ずつの時間が取れません。
A. 「毎週1人ずつ、5分だけ専用タイム」のように順番制にする方法がおすすめです。我が家もこの方法で、不公平感がかなり減りました。

まとめ

子どもとの時間が足りないと感じるのは、それだけ子どものことを大切に思っている証拠です。その罪悪感をモノで消すのではなく、「短くても濃い時間」と「あらかじめ決めた予算」に変えていけば、家計も心も軽くなります。

家計と気持ちの話は、親子の信頼を育てる会話術でも詳しく紹介しています。

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