親子で学ぶ大切なお金の話|難破船と3人の乗客~お金の物語

お金にまつまる物語
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ご挨拶

どうも、かず~むです。

3人の子供の親をしながら平凡なサラリーマンとして今日も社会の荒波にのまれています。

みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

物語を知ったきっかけは「ユダヤ人」に関する本でした。

「お金」の勉強をしていると、ふと、海外では、子供たちにはどのような「お金」の教育をしているんだろうと気になりました。

その中でも「お金」儲けの考え方に優れているのは「ユダヤ人」ということを聞いたことがあるので、その「ユダヤ人」に聞いてみたい、、、と思いましたが、残念ながら友人にはいない(そもそも外国人の友人が極少)ので、「ユダヤ人」について、自分で少し調べてみました。(→「ユダヤジン」という単語はニュースで耳にしたことは、あるもののどういった人たちかは全く知りませんでした。)

日本ではあまり馴染みはありませんが、いろいろ宗教的な背景はあるようです。

「ユダヤ人」とされている人の中には、超有名な心理学者や経済学者、映画監督やグーグルの創業者やフェイスブックの創業者などが含まれていることが分かり、そしてなんと、有能な人が多くノーベル賞の約40パーセントを占めているようです。

そして、このような「ユダヤ人」の「お金」に関する考え方というのは我々日本人とは違うようです。「ユダヤ人」が大切している物語というのが、たくさんあって、この物語を通して、日常的に、親子で一緒に考え、議論したりしているとのことです。

我が家でもそんな「ユダヤ人」の方々にあやかりたいなと思っていたところ、一冊の書籍を見つけました。それがこちらです。この本に収録されている物語について子供たちと話をした内容をご紹介したいと思います。

難破船と3人の乗客というお話

ある時、乗客を乗せた船が嵐にあって、難破(遭難)してしまいました。

嵐の中で方向が分からず、高波にも襲われたため、船の一部が壊れてしまいましたが、何とかある無人島にたどり着きました。その無人島は、美味しそうなフルーツがたくさん実っている島でした。

船は、その島で修理を済ませてから、ただちに出航することになりました。

1人目の乗客は「船に留まった」

1人目の乗客は、いつ修理が終わるか分からないので、もし出航する時に、無人島に取り残されては大変だと思い、船から一歩も出ずに、ずっと船に留まることにしました。

嵐に遭ってから何日もご飯を食べていなかったので、かなり空腹でしたが、船から出て取り残されることの方が心配だと思って、じっと我慢していました。

2人目の乗客は「近場でフルーツを食べた」

2人目の乗客は、島に降りることにしました。そして、船の修理が終わったらすぐに戻れるように、船が見える範囲内でフルーツを食べることにしました。

そして、船の修理が終わる様子を見て、急いで走って船に戻ってきて、何とか船に乗ることができました。

フルーツをお腹一杯は食べられませんでしたが、なんとか空腹は満たされ、フルーツを食べたことで、水分補給もできました。

3人目の乗客は「島の奥でフルーツをお腹いっぱい食べた」

3人目の乗客は、簡単に船が修理されることはないと思って、無人島の奥の方まで入っていき、フルーツをお腹がいっぱいになるまで食べました。

船が見えない島の奥地まで入り込んでしまっていましたが、さらに奥の方には、とても美味しそうなフルーツが、まだまだたくさん実っていたので、3人目の乗客は、島の奥の方へどんどん進んで行き、フルーツをお腹いっぱいになるまで食べ続けました。

そして、そろそろ船に帰ろうかと思って、戻って見ると、船は出航した後で、無人島に取り残されてしまいました。

3人の乗客の結末は?

全く船を降りなかった1人目の乗客は、無人島に取り残されることはありませんでしたが、空腹でその後の航海に耐え切れずに、死んでしまい目的地まで行くことはできませんでした。

また、島に取り残された3人目の乗客は、空腹にはなりませんでしたが、結局、無人島から出ることはできずに、一生がそこで終わってしまい、目的地まで行くことはできませんでした。

結局、航海を終えて、生きて目的地に到着することができたのは2人目の乗客だけでした。

今回の教訓→適正なリスクを取ることが重要

今回のお話では、船が出ることを恐れすぎて一歩も出なかった乗客も、逆に船はそう簡単に出ないだろうと思って島に取り残された乗客も不幸な結末になってしました。

このお話の教訓は、「適正なリスクをとることが大事」ということです。

この物語の場合は、リスクに対して、あまりにも慎重すぎても良くないし、楽観視もあまりよくないことが分かる物語だそうです。

何らかのリターン(結果)を得ようとするのであれば、それ相応のリスクを取るべきで、重要なのは、そのリスクが、今の自分に適正なものとして許容できるかという判断ができるかということです。

そのためには、どれくらいのリスクがあって、それに対して得られるものがどの程度あるのか、両者はバランスが取れているか、を分析する必要があるということのようです。

今回の物語では、どこまでいけば食べられるフルーツの量はどれくらいで、船が勝手に出航してしまうかもしれない不確実性がどれくらいで、もし発生したらすぐに戻れる(フルーツを食べることをやめて船に戻れるか)ということを「正確」に認識していたかがポイントだったように思います。

我が家の子供たちの反応はどうだった?

では、我が家の子供の反応はどうだったか?我が家バージョンです。我が家は、長男(中1)、次男(小1)、長女(年少)の3人の子供がいます。

この物語の感想は?という質問をしたところ、

長女「死んじゃった乗客かわいそう」

次男「2人目の乗客が、フルーツを少し持って帰ってきてあげていれば、1人目の乗客を救えたんじゃないかな」

長男「船長にフルーツを取ってきてあげるから戻ってくるまで出航を待っていてほしいと、あらかじめ頼んでおいて、できるだけ食べて、できるだけ持って帰ってくるようにした方がいいんじゃないかな」

という回答でした。

長女には、「たしかにかわいそうだね、でも、なんで死んでしまったんだろうか。フルーツを食べることもできたし、近くで食べることもできたのにね」という質問をしたところ「ほどほどにしておいたらいいってことだね」と何となく理解してくれました(→「ほどほど」という言葉を知っていたとは!)

次男には、「たしかに助け合うことは大事だね、お互いがお互いのことを考えてあげれば、3人とも生きて帰ってこれたかもしれないね。じゃ、どうしたら3人とも生きて目的地までいけたかな」と言ったところ、「近いところに1人、少し離れたところに1人、遠くに1人にいることにして、船が出そうになったときに、近い人から順番に協力して伝えるようにしてけばいいんじゃないかな」というリスクをできるだけ回避することを言っていました。

最後に長男には、「たしかに船長に掛け合うという方法はあるけど、船長を納得させるにはどんな言葉を言って説明するのかな、フルーツが食べたいと思っていたら、船長にとってフルーツの価値は高いから話に乗ってくるかもしれないけど、あまり興味がなかったらなかなか応じてはくれないよね」と言ったところ、「ひとまず必死に説明してみて、ダメなら近場で食べることにする」と、状況を見て方針を切り替えるというようなことを言っていました。

1つの物語を通して、3人が違った感想を言ってくれて非常に勉強になりました。きっと「お金」を使った実践の場でも今回の感想を生かしてくれると思います!

今回は以上で~す。最後までお読みいただきありがとうございました。今回、参考にしたものはものは以下のとおりです。詳しくお知りになりたい方は、こちらからどうぞ。

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