親子で学ぶ大切なお金の話|魔法のザクロ~お金の物語~

お金にまつまる物語
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ご挨拶

どうも、かず~むです。

3人の子供の親をしながら平凡なサラリーマンとして今日も社会の荒波にのまれています。

みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

物語を知ったきっかけは「ユダヤ人」に関する本でした。

「お金」の勉強をしていると、ふと、海外では、子供たちにはどのような「お金」の教育をしているんだろうと気になりました。

その中でも「お金」儲けの考え方に優れているのは「ユダヤ人」ということを聞いたことがあるので、その「ユダヤ人」に聞いてみたい、、、と思いましたが、残念ながら友人にはいない(そもそも外国人の友人が極少)ので、「ユダヤ人」について、自分で少し調べてみました。(→「ユダヤジン」という単語はニュースで耳にしたことは、あるもののどういった人たちかは全く知りませんでした。)

日本ではあまり馴染みはありませんが、いろいろ宗教的な背景はあるようです。

「ユダヤ人」とされている人の中には、超有名な心理学者や経済学者、映画監督やグーグルの創業者やフェイスブックの創業者などが含まれていることが分かり、そしてなんと、有能な人が多くノーベル賞の約40パーセントを占めているようです。

そして、このような「ユダヤ人」の「お金」に関する考え方というのは我々日本人とは違うようです。「ユダヤ人」が大切している物語というのが、たくさんあって、この物語を通して、日常的に、親子で一緒に考え、議論したりしているとのことです。

我が家でもそんな「ユダヤ人」の方々にあやかりたいなと思っていたところ、一冊の書籍を見つけました。それがこちらです。この本に収録されている物語について子供たちと話をした内容をご紹介したいと思います。

魔法のザクロというお話

今回は、その中の物語の1つを紹介したいと思います。それでは、どうぞ。

あるところに、三人の仲の良い兄弟がいました。兄弟が成年になったので、10年間各地を修行し、その中で珍しいもの不思議なものを持ち帰ってくることにしようとそれぞれが旅に出ました。

1番上の兄→「魔法のガラスのコップ」

1番上の兄は、東に行き、ある旅人から「世界の隅々まで見ることができる魔法のガラスのコップ」を手に入れました。

この1番上の兄は、他の弟たちがどんなものを持ってくるかは分からないけど、「きっとこれこそが世界で最も不思議なものだろう」と確信していました。

2番目の兄→「魔法の絨毯(じゅうたん)」

2番目の兄は、西に行き、ある町で絨毯を売っている商人と出会いました。商人にその絨毯はいくらかと聞いたところ、絨毯が買ってにもぞもぞ動き出しました。

そこで、商人が「この絨毯は生きていますので、乗れば、どこにでも飛んでいくことができますよ。」と言いました。そこで、2番目の兄はこの絨毯を大金をはたいて、買うことにしました。

そして「間違いなく他の兄弟たちも抜きんでた不思議なものを手に入れた」と確信しました。

1番下の弟→「魔法のザクロ」

1番下の弟は南に行きました。どんどん南下していくと、不思議な森に出くわしました。さらに、その森の中をどんどん進んでいくと、1本のザクロの木がたっていました。

不思議なことにそのザクロの木にはたくさん花が付いているのに、実は1つしかなっていませんでした。不思議だなと思って、そのザクロの実をとろうとすると、手のひらにぽとっと落ちてきました。

その直後に咲いていた花がザクロに落ちて、そのとたん、急にザクロが、熟れたザクロに変わっていきました。

1番下の弟は、「間違いなく、これこそが世界で一番不思議なものだ」と言って木を切って持って帰ろうとしたが、木は消えてしまった。はっとして手の中を見たら、ザクロの実は消えずに残っていたので、持ち帰ることにしました。

そして3人は、無事に帰宅し互いに手に入れたものを見せ合いました。

重病のお姫様発見!3人の兄弟の行動は?

1番上の長男が持ち帰った「世界の隅々まで見れる魔法のガラスのコップ」を覗いてみると、なんと、ある国のお姫様が病気を患って、ベットで寝込んでいる姿と、その傍らで王様が泣いている様子が見えました。

「誰か治してくれる者はいないか、早く治してくれる者はいないか。どんな医者を頼んでもこの娘は回復しない。早くしないと死んでしまうかもしれない」と嘆いています。

これを聞いた三兄弟は、急いで行こうと、2番目の兄が持ち帰った「魔法の絨毯」に乗って、お姫様の元に急いで飛んでいき駆けつけました。

そして、到着すると、1番下の弟が、これを食べればお姫様の病気が治るに違いないと「ザクロの実」を半分に割り、お姫様に差し出した。

それをお姫様が食べると、顔に精気が戻り、それまで歩くことができなかったお姫様が立ち上がることができました。

王様は感激し、3人の兄弟に向かって、「お前たち3人のおかげで姫が回復した。三人の兄弟の誰でも、姫と結婚してよいぞ。三人で話合って決めなさい」と言ったとたん、姫が「私に質問させてください」と割って入りました。

さあ、お姫様は誰と結婚したでしょうか?

~物語中断~

ここで、いったん中断です。この時点で、これを読んでいるユダヤ人の親子は、ここで、誰と結婚したかを話し合うようです。

親は、子供の意見を聞いて、なぜそう思うのかという質問をして、思考力を養うということです。

では、今回は、ここまで読んでいただいた方も、誰と結婚したか、その理由を考えてみてください。そして続きを読んで見てください。

~物語再開~

お姫様からの質問と3人の兄弟の答え

姫「あなたは世界の隅々まで見えるガラスのコップで私の重病を発見してくれました。ありがとうございます。そのコップは今でも元のままですか?」

1番上の兄「はい。全くそのままです。」

姫「2番目のお兄様は、あなたの魔法の絨毯にのって、3人で私のところにいち早く駆けつけてくれました。ありがとうございます。その絨毯は今でも空を飛べますか。」

2番目の兄「はい。何も傷ついていませんし、今でも空を飛べます」

姫「さて、3番目の弟。あなたは、私にザクロを食べさせてくれ病気を治してくれました。ありがとうございます。ところで、そのザクロの実は以前のままですか。」

3番目の弟「いえ。お姫様に半分差し上げましたので、今は半分しかありません」

3番目の弟と結婚することを宣言!?

そこで、姫は高らかに宣言しました。「私は3番目の弟と結婚します。彼は私のために大切なザクロの半分を失ったのですから!!」

という物語です。

ユダヤ人たちはこのような物語を日常的に子供たちを読んでは、なぜお姫様がこんなことを言ったのかということを子供たちに質問したり議論したりして教育するようです。

ちなみに、この物語の教訓は、「何かを得るためには必ず失うものがあり、何も失わず楽して成功を手に入れることはできない」ということです。

つまり、「ノーペイン・ノーゲイン」という「犠牲をなくしては成功を得られない」という「お金」の考え方につながるものです。

そして、ペイン=痛み(この物語でいうと「ザクロが半分なくなる痛み」)が先で、ゲイン=利得(この物語でいうと「お姫様と結婚できるという」利得)が後ということも大事なようです。

利益が見込まれることを確認してから捨てるというではダメなようですね。

そういえば、日本でも、古くからの事業や慣習や慣れを失いたくないために、世の中の流れに乗れず、結果として、会社本体が倒産してしまうことは現代にもありますし、この新型コロナウイルスが拡大している中では、新しい価値観が登場している中では、こういった機会が増えるかと思われます。

また、株式投資などでもリスクをゼロで利益だけ得るということはあり得ないと言われていますし、こういった教えを知っていたら、詐欺商品からも「お金」を守ってくれそうですね。

さて、我が家の子供たちの反応は?

では、我が家の子供の反応はどうだったか?我が家は、長男(中1)、次男(小1)、長女(年少)の3人の子供がいます。

まず、お姫様は誰と結婚すると言ったか?の質問については、

長男「1番上の兄。理由は、1番上の兄がいないとお姫様を発見できなかったから」(→ふむふむ)

次男「2番目の兄。理由は、せっかく見つけても絨毯がないとその場所に行けなかったから」(→ふむふむ)

長女「3番目の弟。たぶんイケメンだから」(→おい!)

という回答でした。展開としては、全員の答えが分かれる面白い展開になりました(長女の「イケメン」は想定外ですがw)

そこで、理由を説明したところ、一番犠牲を払ったものが3番目の弟だということは理解してくれ、結論も一応納得はしてくれました。

ただ、「でも3人の誰が欠けてもお姫様を助けることができなかったし、3人の兄弟が協力したからこそ助けることができたんじゃないのか」という話になり、それはそれで大正解だよと伝えておきました。(→そういえば、我が家も3人きょうだい!協力しあって生きていってね!?)

今回は以上で~す。最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回参考にしたものはものは以下のとおりです。詳しくお知りになりたい方は、こちらからどうぞ。

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