変化に不安を感じる人のためのやさしい本を紹介|チーズはどこへ消えた?

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BBQ型子育て
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最近の変化が激しくて、疲れるよ・・・

新しいことをしようとすると疲れる・・・

こんなことをお悩みの方は多いのではないかと思います。

大小関わらず、変化や新しいことに対しては、ものすごく疲れます。

筆者も、例えば、新しい歯医者に行く際には、自分の症状を説明するのは面倒くさいし、変な患者だと思われたらどうしようとか、話が合わなかったらどうしようとか・・・。

いろいろ考えてしまい、病院に行くまでに、クタクタ。

そんな頻繁な変化に戸惑っている方に変化の大切さを教えてくれる「やさしい本」を見つけました。

それが、「チーズはどこへ消えた?」という本です。

「チーズはどこへ消えた?」は、2匹のネズミと2人の小人の物語を通して、「なぜ生きていくためには、変化をしなければいけないのか」を教えてくれる本で物語形式で読みやすく、時間がない方にもやさしい本です。

筆者は、この本に出会って、変化をすることについてストレスが軽減されました。

この記事では、一部をご紹介し得られる教訓と筆者の活用例をご紹介しますので、ストレスを軽減するきっかけにしてください。

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「チーズはどこへ消えた?」の物語のあらすじは?

ネズミが2匹と小人2人が主役です。

彼らは、「迷路」に住み付き、「チーズ」を探し回っていました。

ネズミと小人は、迷路で、何日も何日もチーズを探し回り、そして、見事、大量のチーズを発見しました。

ネズミと小人は、早速、チーズにありつき、幸せな日々を送っていました。

チーズを見つけた日から、ネズミと小人たちは、毎日、自宅からこのチーズまで歩いて通うようになりました。

そんなある日、小人は、チーズの場所まで歩いて行くのが面倒になり、チーズの近くに家をつくり、お腹がすくと家から出て毎日たらふくチーズを食べました。

小人たちは、「ここにいれば飢えることもなく、安定した人生を生きられる」と信じきっていて、チーズの状態を逐一チェックすることもなく、ただただ毎日チーズをたらふく食べていました。

しかし、しばらくして、小人たちは、ほとんど食べ尽くしてしまって、大部分のチーズを失ってしまいます。

小人は、「ここにいれば将来安泰だと思っていた」ので、大変驚いて、なかなか現状を呑み込めずにいました。

それどころか「どうしてこんなことになるのだ!!」と現状に対して不満を口にする始末で時間だけが過ぎました。

一方、ネズミたちは、チーズがなくなる前に、その場から立ち去っていました。

小人たちは・・・。

ネズミは、新しいチーズを探しに行ったのか?そうだとすれば、せっかく見つけたチーズに見切りをつけて別の場所に行くなんてどうかしているぜ!
新しいチーズが見つかる保証もないし、どれくらい時間がかかるかも分からない。それよりも、ここにいれば、またチーズが手に入るかもしれない、今の場所の方が安全だ。
迷子になんかなったりしたら家に帰ってこれなくなる。家もあるし、移動するよりここにいた方が安全だ!

という判断をします。

つまり、小人たちは、現状維持こそが一番安全だという判断をします。

その後、状態は良くなるどころか、だんだんチーズの残りも少なくなっていきました。

そういう自体になってやっと、小人の1人が「新しいチーズを探さないとマズいんじゃね?」と気づき、チーズを探しに出かけます。

ただ、探すといっても今の場所を離れない範囲でしか探さなかったので、近くにある茂みなどにチーズがないか探しましたが結局チーズは見つかりません。

もう1人の小人は、まだ「俺がこんな目に遭うんだよ。何もしていないのに!!」と思っていて、チーズ探しはしません。

そして、新たなチーズが現れるのをその場で待っています。

そうこうしているうちに今あるチーズも、どんどん腐りかけてきます。

その後、小人たちは、あのネズミはどうなったんだろうと思うと同時に、、、

チーズをもっとちゃんと見ていれば、チーズがなくなったり痛むことは予測できたとかもしれないのに、毎日同じことを繰り返しておいて変化が起こることを望むなんて、よく考えていたらバカげてるな。

とようやく気づき、行動に移します。

ついに家を離れて、小人は新しいチーズを見つける旅に出ました。怖さで足が震えましたが、小人は止めませんでした。

迷路の中を進んでいく道中で、新しいチーズのかけらを見つけます。それで軽く空腹を満たすことができました。

そして家を出てチーズを探すことは、悪いことだと思っていましたが、食べたことのないチーズと出会ったりしているうちに、次第に身の回りで起こる変化が楽しいと感じるようになりました。

そして、遂に、小人は、大きなチーズを見つけることができました。

そこには、あのネズミがいました。

ネズミからは、「あのチーズもう腐りかけていたから新しい場所を探しに出たこと、そしてここのチーズもいずれなくなるから、もう既に次の新しい場所を考えているだ」ということを聞きました。

小人は、ネズミから人生は常に変化し続けることが大切なんだということを学んだというお話でした。

「チーズはどこへ消えた?」の教訓は?

既にお分かりの方もおられるかもしれませんが、「チーズ」とは私たちが人生で求めているもので、仕事やお金、家族や健康などを指していて、「迷路」は、学校、職場や社会、家庭などの例えです。

この物語では、ネズミは、単純であるがため、変化に迅速に対応して行動し、小人は、頭が良すぎるせいか、いろいろ考えすぎて変化を、なかなか受け入れることができません。

「チーズ」(今の生活)が大事だと思えば思うほど、できるだけ安定的にいたいという願望が強まり、変化を恐れてしまい、行動にブレーキがかかってしまうのかもしれません。

周りの状況は常に変化しています。

そんな中で、「変化しないこと」は一番危ない選択肢かもしれません。

さらに、周りの変化に気が付くためには、いつもその状況を観察しておくことが必要(定点観測)。

どうしても変化は怖いと感じてしまうこともあるかもしれません。ただ、変化が怖いと思うのは、いつも変化する前の時点です。恐怖に飛び込めば、いい気分になり新しい発見があります。

「チーズはどこへ消えた?」の活用例

では、このような教訓は、日常生活でどのように活かせばいいのでしょうか。

筆者の活用例をご紹介します。

子育ての場面

例えば、子育ての場面です。

子供が小さいうちは、いろいろと手取り足取り教えてあげることが大切でした。

幼少期は、批判能力が小さいため素直なので、親としてもあまりストレスを感じることはありませんでした。

ただ、反抗期が到来で、筆者のストレスも全開・・・。

そこで、この本の話を思い出しました。

反抗期は自我が目覚める時期。つまり子供が変化してきているということ。いつまでも通り一辺倒な子育てはダメじゃないか。

それを理解して子育ても「教える」から「一緒にやる」というスタンスに変えるようにしました。

いつまでも子供たちは幼少ではないとマインドを変えることができました。

お金の場面

この本の教訓は、お金の場面でも活かすことができました。

例えば、日本人が大好きな貯金。我が家も以前は、口座の残高が増えることに快感を覚えました。

しかし、世界的に見ると円安が進行し、社会保険料なども増額され、賃金は上がらず・・・。

そんな状況では、これまでと同じように貯金だけでは、これからの生活を維持するのは難しい。

始める際には、少し怖い部分のありましたが、この本が背中を押してくれました。

おかげで、変化に応じた資産運用をすることができました。

まとめ

我が家にも守るべきものがたくさんあります。

ただ、守るべきものがたくさんあるが故、知らず知らずのうちに安定的な思考になってきていたような気がします。

周りがこれだけ変化している中で、「不動でいいもの」というのはそんなに多くないはずです。

いい会社に就職したのにクビになったり、彼氏を見つけたのに振られたり、分かり合えると思っていた友だちや家族と疎遠になったり・・・受け入れたくないイベントは発生しますが、それでも前に進むために、私たちはその変化に適応しながら生きていくしかないような気がします。

変化することは大切で、変化してダメだったらもう1回変化したらいい、そんなことを教えてくれたやさしい本でしたような気がします。

本記事では、一部をご紹介しましたが、続きが気になる方は、以下からの購入を検討してみてください。少し考え方が変わるかもしれません。

楽天:チーズはどこへ消えた? [ スペンサー・ジョンソン ]

アマゾン→チーズはどこへ消えた? (扶桑社BOOKS)

おまけ

このたび、我が家では、子供へのお金の教育について実践した模様を電子書籍(kindle版)にして出版しました!その書籍がこちらです!

https://www.amazon.co.jp/dp/B09XVHJ5P7/ref=cm_sw_r_tw_dp_7RMX4CK1SNP1KRGC1ZFP

我が家で行った家庭内起業の模様をまとめたものです。お子さんのマネーリテラシーを向上させたい方は必見です。

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