親として子供たちにはどんなことを教えればいい?
毎日の子育てに必死すぎてちゃんと育てられているのかしら?
こんなことをお悩みの方は多いのではないかと思います。
子育てに正解がありません。
そのため、子供たちに何を伝えていけばいいのか、悩みが多いのが現状。
一方で、「できるだけ子供たちには豊かな人生を送ってもらいたい」と思うのは、どのパパ&ママでも共通。
そこで、この記事では、3人の子育て中で筆者が「親として何を子供たちに伝えていくべきか」についてご紹介します。
ちなみに筆者は、由緒正しい家柄でもなく、平凡なサラリーマン家庭です。
特殊な技能を持っているわけでもなく資産らしい資産も少ししかありません。
果たして、そんな親が子供に何を教えることができるのでしょうか。
社会に出ると必要になることをあらかじめ伝える
まず、子供たちに豊かな人生を送ってもらいたいと思うのなら、伝えるべきは・・・
「社会に出ると必要となること」
もちろん学校や周りの大人が教えてくれることはたくさんあります。
ただ、社会に出て・・・
「こんな大事なこと聞いてなかったよ」「もっと前に教えておいてよ」
ということも多いですよね。
そうならないように、子供のうちに理解させておくことができれば、社会に出た後に戸惑わずに自分のやりたい事に集中できます。
「では、それは具体的に何なのか?」についてご紹介します。
親が子供に伝えること①「心」
心の健康を維持する
最近、社会の中で心の健康を害しています人はたくさんいます。
新型コロナウイルスやSNSが発達した影響で直接的なコミュニケーションが取りづらくなっています。
その上で、世の中からはスピード感を求められがち。
心が環境の変化のスピードに追い付かずに適応できないという人も多くなってきているような気がします。
厚生労働省の「令和4年 労働安全衛生調査(実態調査)結果の概況」よれば、過去1年間にメンタルヘルス不調により、連続1か月以上休業した労働者がいた事業所の割合は10.6%(令和3年調査8.8%)だそうです。
筆者は、心の健康を維持する方法として以下の内容を伝えるべきだと思います。
現状を楽しめる心を持つ
「心」の中には、情熱であったり、現状を楽しむか(心をどう動かすか)ということも含まれます。
例えば、雨が降っていたとしましょう。
「なんでここで雨が降るんだ!」と怒る人。
「雨だしいい機会だから●●しよう」と楽しめる人。
全ては心の持ちようです。
子供たちには、どんな現状でも楽しめる心を持つことが大切なことを伝えたいです。
挑戦マインド
夢を語れば笑われて、挑戦すれば叩かれしまいがちな世の中。
自分の夢を信じ抜いて、それを楽しめるような心を持ってもらうようになることが大切。
そのためには、失敗してもそこで、足を止めず、しっかりと改善して、その失敗も必要だったんだと思えるような「心」を持つことが重要です。
そういったマインドを子供たちに持たせるには、以下の方法が有効です。
親が「夢を持て」「挑戦しろ」と言うだけでなく、親自身が夢を持って、挑戦して、失敗して無様な姿を見せつつも、改善して成功させていく過程を全部を子供に見せていきたい。
親が子供に伝えること②「体」
体は資本といい、まず体が健康でないと何も始まりません。
どれだけ優秀な人でも天才な人でもお金持ちでも体を壊していては、何かに集中することはできませんし行動もできません。
老後に後悔していることのランキングには常に健康問題が挙げられます。
最近では、いろいろ快適になり過ぎて、普段生きているのが当たり前、健康が当たり前になっています。
1つしかない命や体の価値を意識しにくいような気がします。
健康や命の大切さは早い段階から理解してほしいと思います。
具体的には、生活スタイルや食事の違いがどのように体に現れてくるのか、病気をするとどれだけのダメージがあるのか、健康法などについて伝えることが有効です。
筆者の親族にはいろんな失敗例が転がっているので、具体的なエピソードを交えて話をしています。
親が子供に伝えること③「技」(信用)
技とは、仕事のスキルや能力という意味というよりも、人間社会を生き抜く「技」です。
いろんなものがいろんなスピードで変化していく中で、いろんな人間関係を泳ぎ切れるような技を身に着けてほしい。その中で、一番重要なのは、人からの「信用」です。
どれだけ社会が変化しようが、どれだけ天災が起きようが、ずっと変わっていないのは、人間同志が生活しているということです。
有能や技を持った人よりも、「この人、応援したいなあ」「なんとなくこの人、居心地がいいなあ」「この人と一緒に仕事したいなあ」と思ってもらえる、応援しがいのある魅力的な人間になる技(信用)を身に着けてもらいたい。
例えば、嘘をついたり約束を守らなかったり、自慢ばかりしたり、自分勝手な行動をしたり、他人を傷つけたり・・・信用を失ってしまうようなことはやらない方がいいということを、小さいうちから気づかせてあげたいなと思います。
忘れてはいけない「マネーリテラシー」
最後にもう1つ。とても重要なものがあります。
それは、お金の知識(マネーリテラシー)
生まれてから死ぬまで必要なのに、学校や周りの大人は誰も教えてくれませんでした。
それなのにいざ、社会人となったら、一生懸命働いて、給料もらって、税金引かれて、貯めて、使って・・・。でも、お金の扱い方やお金の意味を知らないまま。
例えば、美味しいケーキを売るケーキ屋さんをしたいという熱い想い(夢)があったとしても「お金」がないと何もできません。
これまで説明してきた心や体や信用も大切ですが、夢の実現には「お金」は必要
でも、お金の扱い方やお金の意味を知らずに社会に出ると夢に向かって努力した結果も水の泡になってします。
親としては、早くからこの大事な「お金のこと」を子供たちに伝えたい。
そんな想いで筆者は、自宅で家庭内起業をさせて実践的なお金の勉強をしています。詳細は以下のリンクから。
また、この他にも、ブログでも取り組みについて公表しています。
マネーリテラシーは1日にしてならず。
いろんなツールを使いながら親子で向上させていきましょう!
まとめ
「できるだけ子供たちには豊かな人生を送ってもらいたい」
そのためには、心技体のバランスが取れていることが必要です。
そして忘れてはいけないのは、「マネーリテラシー」
そして、このマネーリテラシーが1番学校教育から遠い存在です。
これらは、学校や塾などではあまり時間をかけて教えてくれる内容ではありません。
そうであるからこそ、日常生活の中で、親が直接伝えるべきことだと思います。
この記事の内容を各ご家庭での子育てに役立ててもらえればうれしいです。
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今回は、以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
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