純金積立おすすめ?やめとけ?|メリットとデメリットをかんたん解説

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お金の勉強
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投資がブームだけど「純金積立」ってどうなの?

分散投資のために金(現物)にも投資した方がいいの?

こんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

バブル崩壊やリーマンショック、大規模災害、戦争・・・国際情勢は常に不安定で、いつどんなことが起きるか分かりません。

そんな中、伝統的な資産としての「金」にまつまる投資に注目が集まっています。

金の価格(1g)は、この5年で2倍以上になっています(記事作成時点)。

長期保有することで資産を守ることができる金。

筆者の資産の一部にも「金」が含まれています。15年以上前から「純金積立」をコツコツ実践していました(現在は、価格が高騰しているので休止)。

そこで、この記事では、「金」の投資や「純金積立」に興味のある方に参考となる情報をご紹介します。

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ズバリ!「純金積立」ってどうなの?

「金」を投資対象として考えている方は非常に多いです。

その理由は、「金」は株式や債券などとは違い、長い歴史を持つ投資対象であり、「実物の資産」として認められてきた点にあります。

また、「金」は一度も「無価値」になったことがありません。

また、投資においては「分散」させてリスクを軽減することが大切だと言われています。

分散投資とは、資産を一つのものに集中させず、預貯金や不動産、株式、債券など、性質の異なるものにリスクを分散して資産を形成しようという考え方です。

また、購入する時期や売却する時期も分散させることも大切。

このようなことから「純金積立」を検討している方が多いです。

そんな「純金積立」のメリットを詳しくご紹介します。

純金積立のメリット

純金積立のメリットは以下のとおりです。

有事の金

上記で説明した金の持つ特徴が、そのまま金のメリットになります。

つまり、世界情勢の変化に強く、株安や大規模災害、戦争などが起きると、安全な資産を求めて金を買う人が増えるため、価値が上がる傾向があります。

「金」は世界共通で価値があるものとされているため、「有事」があった際には世界中の人が「金」を求めます。

このため「有事の金」と言われており、戦争などの有事があった時には、各国の通貨や株式債券などに比べて価値があると評価され、価格が高騰する傾向にあります。

インフレ対策にも効果的

インフレになると貨幣の価値が下がり、物の値段が上がります。

「純金積立」で購入した「金」は現物になるため、インフレによって物価が上がる時には、一般的に「金」の値段も上昇する可能性が高いということになります。

このため、インフレに強い資産として「金」を選んで投資する方が多いよです。

金の現物が持てる

「純金積立」で購入した「金」は、実際の現物と交換することができます。

例えば、積み立て量に応じて、地金、コインでのお引出し、ジュエリーや工芸品との等価交換でも受け取ることができます。

株や債券のように現金としか交換できない投資商品に比べてバリエーションが豊富と言えます。

積立てだから購入価格が平均化される

初めから買うものや時期、資金も数回に分散することを前提にしておけば、仮に将来大きく値下がりしても買い足すことができます。

この点、積み立ては毎月行いますので、分散がされます。そして、購入単価は平均化され、値下がりリスクを低く抑えることができます。

これが積立投資の最大のメリットになります。

デメリット

ここでは、実際積み立てをした筆者が感じたデメリットを紹介します。

配当や利息がでない

株式や預貯金などの資産の場合には、配当や利息が貰えることが多いですが、金を保有しているだけでは、配当や利息を獲得することはできません。

もちろん値上がりなども期待はできますが、短期的に資産を増大したい人には向いていません。

あくまで、資産を防衛するための手段として考えた方が良いでしょう。

手数料がかかる

金を購入したり、保管してもらう際に手数料がかかります。

手数料をいかに抑えることができるかは、資産形成にとって非常に重要です。

この点、「純金積立」には手数料がそこそこかかります。

筆者の場合には、購入金額の一部が手数料に当てられており、さらに年1回年会費を徴収されていました。

手数料の額は、積立金額に応じて異なることが多いようですが、持っているだけで、このような手数料を支出しなければいけないというのは、デメリットといえるでしょう。

また、積み立てた金を交換する際にも手数料がかかります。

購入する前に手数料については、確認しておくことをおすすめします。

税金の計算が面倒くさい、高くなる可能性もある

売却した際の利益にも税金がかかります。

毎年取得した金額や量を計算して儲けを計算して税金を納めなければなりません。

ここでいう利益は「雑所得」という扱いになるので、株式などの配当よりも高い税率になる可能性があります。

手数料と同様に税金をいかに抑えることができるかは、資産形成にとって非常に重要です。

そういうことからするとこの点もデメリットといえるかもしれません。

まとめ

これまでの歴史の中で1度も価値を失ったことのない「金」。そして人々を魅了している「金」。

資産を分散する目的で、金を購入することは、他の資産が目減したときの「保険」の役割にもなります。

一般的には全資産の10%程度を金で保有するのが理想的なバランスと考えられています。

資産を増やすための「武器」というよりも資産のリスクを分散させるための「防具」の1つとして考えるのがよいのではないでしょうか。

おまけ

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我が家で行った家庭内起業の模様をまとめたものです。お子さんのマネーリテラシーを向上させたい方は必見です。

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今回は、以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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