ごあいさつ
どうも、かず~むです。
簿記やFP(ファイナンシャルプランナー)の資格を活かして、3人の子供の親として子育て・金融教育に奔走しているサラリーマンです。我が家では、電子書籍(kindle版)を出版しています。
純金積立ってどうなの?
一般に言われる分散投資とは、資産を一つのものに集中させず、預貯金や不動産、株式、債券など、性質の異なるものにリスクを分散して資産を形成しようという考え方です。
この中で「金」も1つの分散投資先として考えられる人も多いのではないかと思います。
筆者は、金の積立を15年以上経験し、我が家の資産形成に活用しています。

そこで、15年以上の積立を通じて感じたメリットとデメリットをご紹介したいと思います。
純金積立のメリット
まずは、純金積立のメリットをご紹介します。純金積立の会社がよく行う宣伝文句です。
有事の金
「有事の金」と言われており、戦争などの有事があった時には、各国の通貨や株式債券などに比べて価値があると評価され価格が高騰する傾向にあります。
値上がりが見込める
金も投資商品のうちの1つですから、値上がりをすることもあり、購入金額と売却金額との差を利益とすることができます。
金の現物が持てる
積み立てた金を実際の現物と交換することができます。例えば、積み立て量に応じて、指輪や金貨と交換したりすることができます。
積立てだから購入価格が平均化される
初めから買うものや時期、資金も数回に分散することを前提にしておけば、仮に将来大きく値下がりしても買い足すことができます。この点、積み立ては毎月行いますので、分散がされています。
そうすれば購入単価は平均化され、値下がりリスクを低く抑えることができるからです。金に限りませんが、積み立ての場合には、このような効果を得られることができます。
デメリット
ここでは、実際積み立てをした筆者が感じたデメリットを紹介します。
配当や利息がでない
株式や預貯金などの資産の場合には、配当や利息が貰えることが多いですが、金を保有しているだけでは、配当や利息を獲得することはできませんので、資産を防衛するためのとしては良いですが、資産を殖やすこととの関係では不向きです。
手数料がかかる
金を購入したり、保管してもらう際に手数料がかかります。私の場合には、購入金額の一部が手数料に当てられており、さらに年1回年会費を徴収されていました。手数料の額は、積立金額に応じて異なることが多いようです。また、積み立てた金を交換する際にも手数料がかかります。
税金の計算が面倒くさい、高くなる可能性もある
売却した際の利益にも税金がかかります。毎年取得した金額や量を計算して儲けを計算して税金を納めなければなりません。ここでいう利益は「雑所得」という扱いになるので、株式などの配当よりも高い税率になる可能性があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
有事の際の金ですが、資産を増やすための「武器」というよりも資産のリスクを分散させるための「防具」の1つとして考えるのがよいのではないでしょうか。
金の積み立てをお考えの方の参考になれば嬉しいです。
おまけ
実は、ランキングに挑戦中です。今回の記事に共感していただけましたら、ポチっとお願いします。すっごく励みになります♪
今回は、以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント