レビュー記事|西野亮廣さんの新作ビジネス書『夢と金』を読んで感じたこと

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お金の勉強
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やりたいことがない?夢を持ちなさい!夢を!

お金?そんな話はしちゃだめ!はしたいない!

「夢」か「お金」のどちらかを選択しなさい!

お金がなくても夢を追いかけることができるわよ。

子供に対して、そんなことを言ったことがある方も多いのではないでしょうか。

我が家にも3人の子供がいますが、一度や二度、こんなことを言ったような気がします。

「夢」か「金」か。

しかし、それは間違っていました。

「夢か?金か?」という議論をキミのまわりの連中は繰り返すだろう。耳を傾ける必要はない。あんなのは全て寝言だ。」

「夢」と「お金」は相反関係にない。

「お金」が尽きると「夢」は尽きる。これが真実だ」

そんな出だしで始まる「夢と金」という1冊をご紹介します。

「夢と金」は、お笑い芸人でもあり、絵本作家、起業家、コンサルタントなどいくつも肩書があり、日本最大級のオンラインサロンを運営しクラウドファンディングの第一人者である西野亮廣さんが書かれた本です。

この本を読めば、主に次のことが分かります。

  • 子供とお金のことを学ぶことがいかに重要か(学ばないことがどれだけ危険か)
  • どのような発想でお金と向き合うか(どうやって物を売るのか)
  • どのように行動していけばいいのか(新しい資金調達のカタチ)

子供に対して、夢を諦めさせたくない、お金のことをしっかり学ばせたいと思う、全ての大人に読んでほしい一冊です。

この記事では、そんな「夢と金」の中で、特に筆者が子供たちに伝えたいなと思ったことについて、紹介します。

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知識不足で命を落とすな

この本では、冒頭から手厳しい言葉から始まっています。

第一人者の厳しい言葉は説得力があり、それだけ、これから書かれている内容について真剣に取り組まなければならないことなのかを知らせてくれます。

特に「知識不足で命を落とすな」という章は「なるほどな~」と思うものでした。

「夢と金」では、2022年の知床観光船沈没事件について触れています。

あの痛ましい事件は、なぜ起きたのか?

メディアは整備不良による無理な運行が事故の原因として報道しました。

しかし、「夢と金」では、それは根本的な原因違うところにあると説明しています。

なぜ整備不良のまま海に出たのか?なぜ無理な運行を続けたのか?

本当の原因は、お金がなかったから。

運行会社が行っていたクラウドファンディングを分析して、そう結論づけています。

そして、日本の自殺率の高さや犯罪率の高さは「お金」が原因だとも。

人は、お金に困ると理性を失ったり常軌を逸した行動をとることは、世の中の大人は分かっているはずです。

それなのに大人は、子供たちに「お金」のことを教えません。

「夢と金」では、そんな部分をえぐります!

子供の命を守るために子供を犯罪者にしないために、子供たちに「お金」を学ばなければいけないのに、大人どもは何をしているんだ?

私にもお金を理由に夢を諦めた過去があります。

子供たちに「夢を追え」と言いながら、夢を続けるために必要な「お金」については、「汚い」「はしたない」「考えるな」「話すな」と一切伝えることはしない。

子供たちは結果として、夢を諦めざるを得ない。

それを分かって、子供たちを教育しているのか?と言われた気分でした。

「高価格帯」にクレームを入れるバカ

「夢と金」では精神論だけではなく、数字でも分かりやすく説明してくれる部分があります。

さすが、数学な得意な西野さん。

その部分は、「高価格帯の設定」。

なぜサービスには高価格帯があるのか?

飛行機などを乗る時にエコノミークラスの他にファーストクラスやビジネスクラスなどの上級のクラスが設定されていますよね。

あれはなぜだと思いますか?

私は、分かりませんでした。

正直羨ましい反面、なんでわざわざ同じ飛行機なのに、区別しているんだと思っていました。

子供たちと一緒に新幹線や飛行機に乗った時も単に「あそこはお金持ちスペースだよ」というだけで、何のために区別があるのかということを伝えたことはありません。

私が知らないので伝えることもできませんでした。

「夢と金」の中では、数字や数式を使って説明してくれています。

なぜ高価格帯を設定するのか、そのメリットは誰にあるのか、本書を読めば理解できること間違いなしです。

「価格を平等にせよ」という意見がいかに矛盾しているかが分かります。

こういった視点は、我が家の子供たちにも身につけさせたいと思いました。

夢の計算式

数式といえば、「夢」についても計算式で表すことができると西野さん。

「夢」=「認知度」―「普及度」

モナリザを具体例に挙げて分かりやすく説明してくれています。

モナリザはいつどんな理由で高額で取引されるようになったのかについて西野さんがひも解いてくれています。

また、「プレミアム」と「ラグジュアリー」の違いを車を例に説明してくれています。

どちらも高級というイメージしかありませんでしたが、「そもそも値段というのは何なのか?誰が決めるのか?何が夢なのか?」ということがクリアになりました!

将来、もし我が子たちが、富裕層に向けたビジネスを立ち上げることがあれば、必ず身に着けておかなければならない視点です。

「機能」ではなく「意味」を売れ

第2章ではコミュニティーについて説明されています。

これまで当然のように重要視されていた機能性に疑問を呈しています。

たしかに昔は、美味しいラーメン屋とそうでないラーメン屋があったり、同じ品質なのに、高いラーメン屋と安いラーメン屋がありましたよね。

ただ、インターネットの発達で美味しいラーメンの作り方が公開されることになったら、だいたいどこも同じような味になってきて、価格も同じ感じになっています。

そうなってくると、機能で差が付かなくなってくるので、売る側としては、どこかで個性をださなくちゃいけなくなります。

「ハイスペック」を通り越して「オーバースペック」を選択してしまったと「夢と金」では説明しています。

そのスペックの向上は、そもそもお客さんは認識していない「オーバースペック」に。

お客さんが認識していない部分(機能)に注力してしまった結果、価格をあげようにも顧客さんが納得していないので、結果売れないという歴史的大敗をしてしまったと分析しています。

個人的には、携帯電話の軽量化の話が面白かったです。

こぞって携帯電話は、軽さを競い合っていましたが、ある時点からユーザからすると装飾やストラップなどを付けるので、そこまでこだわってなかったという話。

では、何で差別化を図ればいいのか。

本書では、「正しいサービス」よりも「惚れるサービス」を設計することが大切だと説明しています。

そして、求められるのは、「顧客のファン化」でありそのためには「応援シロ」が必要だと。

自分の商品やサービスに応援代を乗せて価格設定する。

子供たちは、学校生活の中で正しいことを短時間で探し出すことばかり訓練をしてきているので、必ずしも正しいことだけが正解ではないということを教えたいなと思いました。

ましてや短時間で正しいことを探し出すのはAIの得意領域。

人間にできることはファンを想像することで、そのためにはコミュニケーションが必要。

本書では、コミュニケーションの取り方まで言及しています。

NFT

NFTについても説明しています。

我が家でも一時の盛り上がりに乗じてNFTを実際作って出品してみました。

その時には、子供たちに「デジタルデータが売買できるらしいぞ」というだけでそれ以上の深い説明はできませんでした。

私が知らなかったからです。

本書では「NFTとは何か」から「資金調達のツールとしてのNFT」「NFTのリスク」などを解説してくれています。

また、お金の根本である「共同幻想」にも触れられています。

海外では一時的にブームが去ったと言われているNFTですが、本書では、NFTを使ったお金の集め方のアイデアが書かれています。

これによって、夢を繋げられるクリエーターの方が増えるのではないかと。

これからを生きる子供たちが夢を継続するための手助けになるのではないかなと思い、今のうちにNFTという概念や具体的な活用方法などについてもシェアしていこうかと思いました。

まとめ

この記事では、西野亮廣さんの書かれた「夢と金」についてご紹介しました。

この本のほとんどは自分自身が今まで学んでこなかったことが書かれており、正直、自分の無知さが分かりました。

そもそも大人が知らないことは子供たちに伝えることができない。

しかし、この本が読み終えるころには、大人が知らない、学ばないことがどれだけ危険かと認識しました。

「夢と金」には、これからの時代を生き抜く子供たちには伝えなればならないようが詰まっています。

知らなくてもいい。知らないのなら、この本を手に取り一緒に学べばいい。そう思います。

「これまで一体どれだけの夢が「お金の知識不足」「お金の古い固定観念」で殺されてきたのだろう?」

「お金」が尽きると「夢」は尽きる。これが真実だ。

子供たちの夢をお金を理由に終わらせたくないと思っているのなら是非本書を手に取って読んでください。

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今回は、以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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