子供を英語に触れさせたいけど知り合いもいないし・・・
子供を留学させたいけど、費用が多額で・・・?
円安だし海外旅行すら難しい・・・?
子供が手っ取り早く外国人と話せる環境はないの?
こんな疑問やお悩みをもった方も多いのではないでしょうか。
国際社会の中で英語のスキルは重要です。子供の習い事のトップランキングにも必ずノミネートしている英語の習得。
ただ、多くの家庭では海外留学や国際経験を子供に提供するための費用が多額であるため、泣く泣く諦めているご家庭も多いようです。
しかし、留学に匹敵する英語の実践機会を低コスト(ほぼ無料)で子供たちに提供する方法が、意外にも私たちの身近に存在しているのはご存知でしょうか。
我が家では、観光地を訪れる外国人観光客に英語で話かける取組をしており、記事作成時点で子供たちは、既に半年間で、約200人の外国人と触れ合うことができました。
具体的には、アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、カナダ、マレーシア、ブラジル、メキシコ、スウェーデン、ポーランド、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、ハンガリー、ベルギー、スイス、アルバニア、トルコ・・・の方々。
しかも、ほぼ無料。
この記事では、地元の観光地を活用して、子供たちがどのようにして自然な環境で英語を学び、同時に国際的な視野を広げることができるのかを探ります。
観光地での英語学習がおすすめな理由
英語を学ぶ方法としては、英会話スクールに通ったり、海外旅行や海外留学などが挙げられますが、観光地での英語学習が、特におすすめです。
その理由をご紹介します。
勝手に外国人が集まってくれる
日本の観光地は、インバウンドでたくさんの外国人が訪れています。
日本政府観光局の統計によれば、記事作成時点で1か月の訪日観光客はなんと月間300万人!
つまり、こちらから出向かなくても人気の観光地には外国人が集まってくるということです。
これは、普段の生活環境に比べて、観光地では外国人と出会い、英語で会話ができる確率が上がるということ。
そのため、観光地では様々な国からの訪問者と出会うことができ、多様な文化背景を持つ人々との交流が可能な環境と言えます。
外国人観光客は「楽しむモード全開」
観光地に来訪する外国人は、思い出を作ろうと思っていたり、楽しもうと思って訪れているので、テンションも高めです。
ということは、楽しいことには歓迎モードです。
観光の過程の中で、日本人から話かけられることは楽しいハプニング。
多くの外国人は快く受け入れてくれます。
実際に、筆者の子供たちが声をかければ、ほぼ100%立ち止まってくれて相手をしてくれました(時間がない方でも「ごめん!時間ないんだ!」ということを笑顔で言ってくれました)。
外国人観光客と話していると「何か面白そうなことをやっているでは?」と他の観光客の方から声をかけてくれた場合もありました。
つまり、外国人観光客は、みんなウエルカムモード。
このような状態で、勇気を持って声をかけさえすれば、向こうは優しく対応してくれ、双方にとって楽しい思い出になると思います。
子供にはとてもフレンドリー
特に、子供に対しては、みんなフレンドリーに接してくれます。
拙い英語であってもゆっくり話を聞いてくれたり質問をしてくれて会話をしようとしてくれます。
子供が最強なのは、万国共通。
一見、怖そうな外国人観光客でも子供が話し出すとしゃがんで目線を合わせて話してくれたり、サングラスをとって話をしてくれたり、子供が話しやすい雰囲気を作ってくれました。
また、中には、子供の教育について熱い方もおられ、英語を学ぶポイントみたいなものを教えてくれる方もいました。
こうした場所では、子供たちが日常では得られない実践的な言語経験とコミュニケーションを積むことができます。
費用がかからず、予約が不要
観光地にはいつでも外国人が訪れています。
英会話にせよ、海外旅行や留学などにせよ、あらかじめ日程を予約しておく必要がありますが、観光地はそのような予約は不要。
また観光地への入場料などが不要であれば、費用は無料です!
いつでも気が向いたときに、気軽に観光地に出かけ外国人と話しかけることができます。
特にお子さんの場合には急に体調が変化することもありますので、予約をしなくても楽しめるところは大きなメリットですよね!
観光地での英語を学習する際に役立つもの 4選
親御さんが子供たちと一緒に観光地での英語学習を成功させるためには、適切な準備が不可欠です。
事前の英語学習として基本フレーズの習得、会話のシミュレーションでロールプレイなども重要ですが、ここでは、実際に役立った小道具をいくつかご紹介します。
メッセージプレート
緊張してしまうとせっかく覚えたフレーズも忘れてしますので、定型的な言葉については、こういったプレートを用意して首からぶら下げて話すようにしました。
このプレートを見たある外国人観光客からは向こうから話しかけてくれました。
お土産の手裏剣や折り鶴(折り紙など)
時間をとってもらい子供たちの相手をしてくれた方への感謝の印として折り紙の手裏剣をプレゼントとして渡したところ大喜び!
手裏剣の説明をすることでまた会話が弾みました。
女性には折り鶴も喜ばれました。
基本センテンスのカンペ
外国人観光客を目の前にすると、緊張してしまって話せないこともあります。
そんな時、カンペは大いに役立ちます。
ちなみに、我が家の子供たちの英語が聞き取りづらかった際には、一緒にカンペを見てくれて会話をすることができましたw
カンペは、英語を母国語としない子供たちが自信を持って会話を始めるためには、簡単なフレーズや質問から始めることが助けになります。
特に、「Hello, where are you from?」や「What do you like about Japan?」などのシンプルな質問は、話し始めるのに役立ちました。
ほんの少しだけの勇気
そして、1番大切なもの、それは「ほんの少しだけの勇気」!
外国人の方でなくても知らない人と話をするのは緊張します。
しかし、外国人観光客とは一期一会。もしそこで通じなかったとしても大丈夫です。次の外国人観光客が控えていますし、何も恥ずかしいことではありません。
逆に一言でも通じればOK。
あとは「Thank you!Have a nice torip!Bye!(ありがとう!素敵な旅行を!さようなら」と言ってしまえばOKです。
我が家の子供たちも話かける前が一番緊張していましたが、話しかけてみると予想外に得られるものが多かったようで、とりあえず一歩踏み出す勇気の大切さを学んだようです。
まとめ
地元の観光地を利用した英語学習は、海外留学や国際的な旅行に比べて、はるかに経済的で実用的な方法です。
特に人気スポットでは、多文化な観光客が訪れることで、日常生活の中で国際的な交流の機会が得られます。
子供たちが外国人との交流を通じて自然に英語を使うことは、言語能力の向上だけでなく、異文化理解の深化にもつながります。
また、観光地で英語を学ぶことは、家族全員で楽しめる活動であり、親子で取り組む教育的な価値も非常に高いと思います。
この取組を通じて、子供たちは自信を持って世界に向けて一歩を踏み出す準備が整うといっても過言ではないかもしれません。
このような地元の資源を活用して、経済的に賢く豊かな学びと体験をしてみましょう。
おまけ
このたび、我が家では、子供へのお金の教育について実践した模様を電子書籍(kindle版)にして出版しました!その書籍がこちらです!
https://www.amazon.co.jp/dp/B09XVHJ5P7/ref=cm_sw_r_tw_dp_7RMX4CK1SNP1KRGC1ZFP
我が家で行った家庭内起業の模様をまとめたものです。お子さんのマネーリテラシーを向上させたい方は必見です。
また、実は、ランキングに挑戦中です。今回の記事に共感していただけましたら、以下の部分をポチっとお願いします。筆者の励みになっています!
コメント