「78:22の法則」—ビジネスも子育ても人生もうまくいく黄金比

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お金にまつわる物語
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「78:22」

突然ですが、この数字を聞いたことがありますか?

一見、何の変哲もない割合に見えますが、実はビジネス、教育、家計管理、そして日常生活のあらゆる場面に影響を与える、とても重要な法則なのです。

最近では、副業や起業がブームになり、興味を持つ方も増えています。

しかし、「何から始めたらいいかわからない」「セミナーに通うのも時間や費用がかかる」など、最初の一歩を踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。

筆者も同じ経験をしました☂️

そんなときに出会ったのが、1972年に藤田田(ふじたでん)氏によって書かれた『ユダヤの商法』という一冊の本。

この本の中で、「78:22の法則」の重要性が語られています。

今回はこの「78:22の法則」について、その概要や活用事例、そして日常生活や子育てにどのように応用できるのかをご紹介します。

『ユダヤの商法』とは?

『ユダヤの商法』は、日本マクドナルドや日本トイザらスの創業者である藤田田(ふじたでん)氏によって書かれたビジネス書です。

怪しい詐欺商法ではありません😁

彼はユダヤ人の商法から学び、それを日本で実践した結果、大成功を収めました。

藤田氏は78歳で亡くなりましたが、その遺産は約491億円。歴代の日本の資産家ランキングでも上位に入るほどの財産を築きました。

そんな彼が、ユダヤ人から学んだ「お金儲けの秘訣」の一つとして紹介しているのが、「78:22の法則」です。

経済的事由を手にするためにお金を手に入れたい人にとっては、知っておいて損はない法則かもしれません。

「78:22の法則」とは?

「78:22の法則」は、別名「ユダヤの法則」とも呼ばれ、世の中のあらゆる事象が78対22の割合で成り立っているという考え方です。

例えば、

人間の身体 → 水分が約78%、その他の物質が約22%

空気の成分 → 窒素が78%、酸素などが22%

地球の表面 → 海が78%、陸地が22%

働きアリの行動 → 78%が働き、22%がサボる

腸内環境 → 善玉菌が78%、悪玉菌が22%が理想

さらに、

足裏の体重負荷率 → かかとが78%、つま先が22%

皮膚から出す水分と呼気で出す水分 → 78対22

いかがですか?ちょっと偶然にしては出来すぎですねよね?

このように、「78:22の法則」は自然界のさまざまなバランスに当てはまります。

藤田氏によれば、「この法則は人間の力ではどうしようもできない普遍の法則」であり、ユダヤ人はこれをあらゆるビジネスや生活の場面で活用しているのです。

「78:22の法則」のビジネス活用例

藤田氏はこの法則を活用して、日本マクドナルドの「39(サンキュー)セット」を生み出しました。

当時、平均的な昼食の予算は500円程度。藤田氏はこの500円から22%(110円)のお釣りが返ってくるように、「390円」でセットを販売しました。

390円(商品代):110円(お釣り)= 78:22

消費者は「お得だ」と感じ、結果として「39(サンキュー)セット」は大ヒット㊗️

藤田氏は「ビジネスをするなら、この78:22の法則を利用しない手はない」と語っています。

また、マーケティングの世界では「売上の80%は上位20%の顧客が生み出している」と言われていますが、これは「78:22の法則」と非常に似ています。

新規顧客を獲得し続けるよりも、すでにいる常連客にサービスを提供した方が、効率的に売上を伸ばせるのです。

日常生活における「78:22の法則」

この法則は、何もビジネスに限ったものではありません。

実は、子育てや家計管理、勉強など、私たちの日常生活でも活用できます。筆者がふとこの法則を思い出す場面は以下のとおりです(藤田氏の意図とは違うかもしれませんが・・・)。

子育て

子どもを育てていると、「全部完璧にしなきゃ」と思いがちですが、実は「78%できていればOK」と考えると、ぐっと楽になります。

例えば、食事や勉強のサポート、しつけなど、100%完璧にしようとすると親も子どもも疲れてしまいます。

でも、8割できていれば十分。子どもは成長し、親も無理なく育児を楽しめます。

家計管理

家計管理も、「節約を100%徹底しなきゃ」と思うと息が詰まります。

むしろ、「毎月の支出の78%をしっかり管理し、22%は予備費や楽しみに使う」くらいのバランスが理想的。

完璧を求めすぎず、持続可能な方法を選ぶことが大切です。

資格勉強(簿記・英語など)

勉強も、100%の理解を目指すより、「まずは8割を目標にする」ことで、合格にぐっと近づきます。

簿記の勉強をしていたとき、「細かい部分まで完璧に覚えなきゃ」と思っていましたが、実際に試験では基礎的な部分(全体の78%)をしっかり押さえれば合格できることが分かりました。

たとえ1回失敗しても、残りの部分の78%を克服していくことを繰り返せば、いずれは合格することになります。

勉強でも、「残りの22%は試験が近づいたら詰める」「2回目以降で詰める」くらいのスタンスが、効率的かつ継続しやすい方法なのです。

まとめ

「78:22の法則」は、ビジネスだけでなく、日常生活のあらゆる場面で活用できます。

ビジネス → 常連客にフォーカスする

家計管理 → 78%をしっかり管理し、22%は自由に

子育て → 8割できれば十分!

勉強 → 8割の理解を目指せば合格が近づく

「何事も完璧にしなきゃ」と思うと、疲れてしまいます。

でも、「8割できればOK」と考えれば、楽になり、成功率も上がります。

こういった感じで、ぜひこの法則を意識して、生活やビジネスに活かしてみてください!

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おまけ

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