お金を貸してと言われたら?|人間関係を壊さないための方法は?

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お金の勉強
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親友から「お金貸して」と言われたけど、どうしたらいい?

断ったら気まずい関係になってしまうかも?

こんなお悩みの方をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

親しい人から「お金を貸してくれ」と頼まれたことや、もうすでに貸した経験がある人もいると思います。

その時の対応って難しいですよね。

時々、金銭トラブルが原因で暴力事件が起きたり、場合によっては殺人事件が起きたりすることもあります。

筆者も過去に何度も友人や親せきから「お金を貸して」と言われ、実際に貸したこともありますが、未だに返してもらっていませんし、行方も分からなくなってしまっている人もいます。

お金は、人生を生き抜く上では、必須の道具です。

自分の夢ややりたいことを成し遂げるためには、「お金」は助けになってくれる場合も多いですが、「お金を誰かに貸す場面」では、凶器に変わってしまうことがあります。
この記事では、こういったトラブルに巻き込まれないように「お金を貸して」と言われた時にどのように対応したらいいのかについて「お金を貸して得られるもの」と「お金を貸して失うもの」を解説します!
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【お金貸して?】→ほとんどの場合、重大でも緊急でもない!

お金を貸してと言ってきている人が、その理由が生死に関わる場合は、迷わず貸してあげるべきだです。

しかし、実際は重大でも緊急でもないことがほとんどです。

「資金需要者等の借入意識や借入行動に関する調査結果報告(令和2年)」93ページ参照(日本貸金業協会)によるとお金を借りる理由として多いのは、以下のとおりです。

  1. 趣味/娯楽(レジャー・旅行を含む。)
  2. 食費
  3. 外食等の遊興費
  4. 衣料費

「お金を貸して?」という人のお金を必要としている理由は、生命に関わるような重大ものでなければ、緊急なものではないようです。

【お金貸して?】→「断る!」の一択

では、友人、知人、親戚、先輩、後輩、恋人など一定の自分と関係がある人から「お金」を貸してくれと言われたら、どうしたらいいんでしょうか。

結論は、「断る」。

これまでの関係もあるし・・・

今後の関係も崩したくないし・・・

その気持ち、分かります!・・・が、断ってください!

では、なぜ断ったほうがいいのか。

以下では、お金を貸して「得るもの」と「失うもの」を整理します。

【お金を貸して得るもの①】お金を貸すと本来は利息が得られる!

お金を貸した場合には、利息が発生し、貸主は利息を請求できます。

ただ、例えば、あなたにお金を借りに来ている人は、多くの場合、知り合いや親族などの一定の人間関係がある人。

そういった関係にある人との間では、明確に取り決めをすることは躊躇(ちゅうちょ)することが多く、利息について取り決めがないことがほとんどです。

その結果、本来得られるはずの利息は得られていないようです。

【お金を貸して得るもの②】借主から感謝される!

お金を貸して得られるものとして、「借主からの感謝」があります。

「お金」を渡した時には「ありがとう」「助かるよ」というような言葉や感謝の気持ちを得ることができます。

そういった感謝を受けて、その時は、一時的に、自分の心が満足するかもしれません。

しかし、借主からの感謝は【一時的なもの】になることが多いようです。

【お金を貸して失うもの①】借主の信用を失う、さらに命を失うケースも。

では、逆にお金を貸すと何を失うのでしょうか。

お金を貸すと、その人の信用を失うリスクがあります。

「借りる時のえびす顔、返す時のえんま顔」と昔から言います。

お金を借りる時は、借主は、ニコニコと寄ってきて「あの時~してあげたよね」「感謝するよ」

お金を返す時には、「ちょっとぐらい待てよ」「友達じゃないか」

このように態度が一変。

中には、「借りていない」と嘘をつかれたり、逆恨みされることもあり、最悪の場合、金銭トラブルで殺害されてしまう場合も。

失うものは、借主の「信用」であったり、場合によっては、あなたの「命」になるかもしれません。

【お金を貸して失うもの②】心の平穏

お金を貸すと「心の平穏」が害されます。

お金を貸したことをストレスに感じ、今まで良好な関係だった人も、お互いに「お金」のことが気になって、気を遣ってしまうことに。

特に、お金を貸した方は。

お金のことを言うと相手の気持ちが重くならないかな?

と考えたり、相手からの連絡がない場合には。

どうなってるの!少しは気にしろよ!!

と考えたりして、お金を貸したことをきっかけとして、このようなことを考え出してしまいます。

つまり、「心の平穏」が害されます。

【お金を貸して失うもの③】大切にしたかったはずの人間関係

最後に、お金を貸すととても大事なものが失われます。

それは、「大切にしたかったはずの人間関係」。

お金の貸し借りにあたっては、今までの何らかの人間関係が前提となっているはずです。

その人間関係は本来、大事にすべき関係だったはずです。

親子関係や兄弟関係、友人関係、恋愛関係、親戚関係・・・。

相手は、それを利用してでも「お金」を借りにきているわけです。

厳しい言い方ですが、少なくともお金を借りる瞬間は、借りる方は貸すほうの気持ちなんか考えていません。

トラブルになったら、上記のようにいろんなものを失うリスクがあるにも関わらず、それを乗り越えてでも「お金」を借りに来る。

そんな見境がなくなっている人にお金の貸し借りをしてしまうと、1番守りたかったはずの人間関係を失います

【まとめ】「お金」は他の人に貸さない方がいい(お金を凶器にしない)

善意でお金を貸したつもりでも、お金は凶器に変わってしまい、人間関係や信用などを失ってしまうことになります。

自分自身のお金を守るという側面もありますが、何より大事な人間関係を守る意味もあって、他人に「お金を貸して」と言われても、お金は他人に貸さない方がいい

それに、相手は、お金を貸さなかったとしても、思っているほどダメージは受けていないことの方が多いです。

もし大切な関係の方であれば、「方法」をアドバイスしてあげることも考えられます。

銀行などのお金を貸してくれる金融機関もたくさんありますし、それが難しいなら、弁護士や司法書士などの専門家に相談して債務を整理してもらうことも可能です。




つまり、あなたが、お金を貸さずに助けてあげる手段は他にあります。

お金は貸さないけども、こういった手段を全力で教えてあげることは大切だと思います。

くれぐれもお金を凶器にしないように、お金を貸してと言われたら慎重に判断する必要があります!

おまけ

このたび、我が家では、子供へのお金の教育について実践した模様を電子書籍(kindle版)にして出版しました!その書籍がこちらです!

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我が家で行った家庭内起業の模様をまとめたものです。

お子さんのマネーリテラシーを向上させたい方は必見です。

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