ごあいさつ
みなさん、どうも。かず~むです。
3人の子供の親をしながら平凡なサラリーマンとして社会の荒波にのまれています。
みなさんはいかがお過ごしですか。
この記事を読めば→「値段」の正体が分かる!
世の中には、あらゆるものに「値段」が付いています。そして、「あ~この商品、高いな~」とか「あっ、このスーパー安い!」というようなことを思うのは、日常的な風景です。
昔からことわざでも「安かろう悪かろう」「安物買いの銭失い」「値が張る」「値切る」などのように値段に注目したものが、結構あるようです。
日ごろ見慣れた値段表示の見方が変わってお買い物が楽しくなるかもしれません。
なぜ、山頂のジュースは高いのに売れる?
先日、家族で登山に行きました。山頂でジュースが売っていました。
山のふもとのコンビニでは、1本150円で売っていたペットボトルのジュースが、山頂の売店では同じものなのに、なんと倍の値段の1本300円で売っていました!
山頂までの運送費などの費用が含まれているといっても、ちょっと高い値段です。だから、ところが・・・。
みんな買っている、そして、売店に並んでいる!!!
並んでいる登山客をよく見て分かったのは、まずは、大きな水筒を持ってきていない人が多かったことです。
この山は途中で傾斜がきつくなっていて大きな水筒を持っていては動きづらいので、大半の人は大きな水筒を持たずに山に登ってきたことが多いのです。
加えて、その日は、春先にも関わらず、気温が高めで日差しもきつかった。つまり喉が渇きやすかった天気だったのです。そして目の前には絶景。
それにしても同じ品質・同じ量でも、売る場所によって値段が違うこともあるって不思議ですね。
なぜ、不作の年のキャベツは高値で売れる?
また、こんなこともよくあります。野菜が不作の年があると野菜の値段は高くなります。
例えばキャベツは1玉150円くらいで売っているのに、天候不順などで不作になると、普段より値段が高くなり、300円や500円で売っている場合もあります。
しかも不作の時は野菜が育っていないということですから、いつもより小さくて味もイマイチです。それなのに普段より高い値段で売っていて、それを買う人もいます。
例えば、私が好きなお好み焼きを作るには、キャベツが欠かせません。というか、個人的には、キャベツの入っていないお好み焼きはお好み焼きとしては認めていませんw
こんなお好み焼きにうるさい私のような人間は、どうしてもお好み焼きを食べたいときには、多少キャベツが高くても、買う価値があると思うので、その値段の高いキャベツを買います。
それに、お好み焼き屋さんや定食屋さんも、キャベツがないと成り立たないことが多いと思うので、きっといくらでも買うと思います。
つまり、私や定食屋さんにとっては、いくら小さくても味がよくなくても「500円出しても買う価値のあるもの」となります。
結論→「値段」の正体は、「価値」の対価
そして、「欲しいと思う」、というのは、「その値段を出して買う価値のあるものと思う」ということになるようです。
値段の正体というのは、品質や手間の対価ではなくて、買う人が思う価値の対価として支払われるってことになります。
いつも買い物の時に目にする数字ですが、奥が深いですね。今後の買い物が少し楽しくなりそうです!
我が家での実験結果
では、今回のお話をどう子供たちに伝えるか?我が家での実験結果をご紹介します。所要時間は30分くらいでした。よろしければ、お昼ご飯の時に試してみてください。
用意するもの
- 100円玉2枚
- おにぎり2個
- あらかじめ100円玉×2を渡す
- (おなかのすいている時に行うのがポイント!)お昼ご飯前におにぎり1個を目の前に置いて、食べたかったら100円玉と交換できるよと伝える。
- 100円玉とおにぎりを交換する。
- (できるだけおなかが満たされた後に行うのがポイント!)お昼ご飯を食べた後におにぎり1個を目の前に置いて、食べたかったら100円玉と交換できるよと伝える。
- どうして、②のときには「お金」と交換したのに、④のときには「お金」と交換しなかったのか聞く。そして、今回の説明を自分の言葉でする。
おまけ
今回参考にしたのは、以下のものです。詳しくお知りになりたい方は以下から購入してみてください♪
amazon→いま君に伝えたいお金の話 (幻冬舎文庫)
このたび、我が家では、電子書籍(kindle版)を出版しました!その書籍がこちらです!
勤労感謝の日に、我が家で、子供たちと実際にやってみた家庭内起業(ごっこ)の模様をまとめたシンプルなものになっていますので、是非お読みください♪
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今回は、以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
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