ごあいさつ
どうも、かず~むです。
3人の子供の親をしながら平凡なサラリーマンとして今日も社会の荒波にのまれています。みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
このたび、我が家では、電子書籍(kindle版)を出版しました!その書籍がこちらです!

勤労感謝の日に我が家で行った家庭内起業(ごっこ)の模様をまとめたシンプルなものになっていますので、参考にどうぞ♪
この記事を読めば→NFTの概要が分かる!
そんなこんなで本題です、。
ツイッターの創業者による世界で最初の投稿が、NFTとして販売され、約3億1,500万円で売却されたというニュースがありました。

正直、私は平凡なサラリーマンなので、カタカナ用語やアルファベット用語が大苦手です。
ただ、お金について勉強しはじめた私にとって、冒頭に紹介したニュースを見ると、疑問が湧いてきました。

「えぬ、えふ、てぃ」とは一体、何なのか?

簡単にコピーができ、大量生産できるデータが、なぜ多額で売買されているのか?
なかなか決まった定義があるわけでなく、まだ未発展の仕組みのようですが、自分へのアウトプットの意味も含めて記事にしたいと思います。
素人解説ですが、なんとなくイメージを持ってもらえたら嬉しいです。平凡なサラリーマンなりにできるだけ分かりやすくご紹介したいと思います。
NFT(エヌエフティ)って何?

エヌエフティって何?NTTの親戚?
NFT(Non-Fungible Token)とは、非代替性トークンと訳されます。要するに、「1点もののデータ」(代わりがないデータ)のことです。

「1点もののデータ」っていうけど、データはすぐにコピーできるんじゃないの?
たしかに、これまでのデジタルデータの特徴といえば、誰でも簡単に情報にアクセスし、コピー・複製できることなので、「1点もののデータ」というようなことはあり得ませんでした。
また、電子証明書みたいなものや透かしを入れたデータもありますが、すぐに偽造されてしまい、簡単に複数存在してしまう状態になっていました。
ブロックチェーンがデータの常識を変えた!?
この常識を変えたのが、ブロックチェーンという技術です。

また新しい単語かい!ブロックチェーンで何ですか?
ブロックチェーンとは、ネットワーク内で発生した取引やデータを記録している「台帳」を作り、ネットワークに参加しているメンバー全員が、同じ「台帳」を持って、それを見ながら、相互に監視・検証することで、データの正確性を保つ技術です。
一言で言えば、ネットワーク内のデータについては、みんなで監視して正確性を保つということです。(江戸時代の五人組のようなシステムか?)
例えば、AさんがBさんに原本のデータを売ったとします。
その後に、Aさんが、さらにCさんに対して(本当は手元に原本のデータがないのに)

Cさん、これ原本のデータです、買ってください。
と、コピーのデータをCさんに売ろうとしたとします。
この場合に、台帳には、AさんがBさんに原本データを渡したという記録が書かれていて、みんながそれを見ている状態です。Cさんも見れます。
そこで、Cさんからすれば、

Aさん、それはコピーじゃないの?
と指摘できる訳です。
ブロックチェーン上ではこういうことができるようになるらしいです。ブロックチェーンについても記事にしましたので、よろしかったらこちらもどうぞ。

暗号資産(ビットコインなどの仮想通貨)とはどう違うの?
これまで暗号資産(仮想通貨)が話題になった時に、よくブロックチェーンという言葉を聞いていたので、ブロックチェーン=暗号資産(仮想通貨)と思っている方も多いかもしれません。
ただ、ブロックチェーンは仕組みにすぎず、それを利用したのが暗号資産ということになります。
この点では、NFTも暗号資産(仮想通貨)も同じ「デジタル上での資産」で、同じくブロックチェーン技術を活用している点は同じです。
では、何が違うのでしょうか。
NFTと暗号資産(仮想通貨)の違いは、非代替性(オリジナル性)です。
暗号資産(仮想通貨)の場合には、その他の通貨と同様に、ひとつひとつの資産にオリジナル性はありません。つまり交換しても何ら問題ありません。
「あなたの100ビットコインと私の100ビットコインを交換しましょう」ということができます。
ですが、NFTの場合には、オリジナル性が特徴なので、「私のデジタルアートとあなたのデジタルアートを両替しましょう」というようなことはできません。
金メダリストがサインしてくれたTシャツと普通のTシャツは、無条件で交換できないのと同じです。
データが価値を持ちだした!?
コピーや改ざんができるため、現物の宝石や絵画などのような資産としての価値があるとはみなされなかったデジタルデータが、ブロックチェーン上のメンバー全員の検証が入ることで、コピーや改ざんがしにくくなります。
この結果、デジタルデータが「1点もの(替えがきかないもの)」としての資産価値を持つことができるようになるという訳です。
そして、みんなが価値を認めれば資産になる!?
そして、みんながそのモノに価値を見出せば資産になります。
1番身近なものでいうと、お金が分かりやすいかと思います。
みんなが、あの丸い金属(硬貨)や数字の書いた紙(紙幣)に、額面の価値を見出している(相応の物と交換できる)と信じているからこそ、お金として流通できる訳です。
つまり、デジタルデータの非代替性(替えがきかないこと)に資産としての価値を見出して、買いたい人が多くなってきているからこそ、冒頭のように金額が高騰しているんですね。
実際、どのようなデータが取引されているの?
例えば、スポーツの分野では、次のようなことがあるようです。
米国プロバスケットボールリーグのトレーディングカードを、NFTで発行した「デジタルトレーディングカード」が高騰しているようです。
特に人気選手のスーパープレーは高額で取引が行われているようです。
これまで有名選手のサインボールなどが高額で取引されたりしていましたが、今後は、こういったデジタルデータの取引が盛んになるのでしょうか。
また、デジタル上のアート作品も高額で売買されています。
ブロックチェーン技術によりオリジナル性(1点モノの価値)が証明されていることで、希少なモノを所有したいと欲望(所有欲)が満たされることになることが、高額な取引につながっていると言われています。
今後、どのような場面で利用される?
このようなNFTは、スポーツやアートの分野で大いに活用され出していますが、その他でもさまざまな分野で活用が期待されています。
例えば、オンラインゲームで使用するアイテムをNTFにして売買したり、アニメの1コマをNFTにして販売したり、有名人の目覚ましコールの音声をNFTにしたり、そして、そのNFTを担保にお金を借りれたり、投資商品としたり・・・。
特にゲームやアニメで世界のトップを走る日本にとっては、こういった分野でNFTの強みを発揮できそうな気がします。
また、アーティストの生活にもよい影響が出ると言われています。
例えば、今は、クリエイターは、自分の作品を売る時にだけお金をもらっていて、その後、いくら転売されても、クリエイターには一銭も入りませんが、ブロックチェーンで、その後の取引を追うことができるので、デジタルアートが転売されるごとに転売料の一部をクリエイターがもらえるような仕組みも作れるようになると言われています。
まとめ
インターネットの世界では、誰でも同じ情報にアクセスすることができるようになり、SNSの発展で個人間でも同じ情報が簡単に共有されるようになりました。
そこでは、情報は、誰でもいつでも複製できたので、情報自体が持つ価値はほとんど認知されてきませんでした。
今回のNFTで情報に価値を見出すことができれば、何やら新たな世界ができるかもしれません。
素人なりにそんな感じがしています。(こんな理解であっているのかな?)
今回は、以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
今回参考にした動画は以下のとおりです。よろしかったら参考にしてください。
動画:https://www.youtube.com/watch?v=fFYEmAxdd8s
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