買うのと借りるのはどっちがお得!?
我が家では車の買い替え時期が到来しています。
そこで、車を買うのか、それとも借りる(リース)がいいのか迷っています。
車に限らず、住宅、ブランドの洋服やカバン、ベッドやベビーカー、介護用品などなど。次のものは一例です。詳しくお知りになりたい方は、以下から確認してみてください。
ほんとに昔に比べると、レンタルやリースができる機会って増えてきていますね。
そこで、ズバリ「買うのと借りるのどっちがお得か」というテーマで7つの判断基準をご紹介します。
購入した方がいいのか、リースやレンタルした方がいいのか迷った際の参考にしていただければ嬉しいです。
そもそもリースとは?
そもそもリースとはなんでしょうか?
車のリースを例にすると次のような仕組みです。
ユーザー(あなた)が、リース会社に車が欲しいというと、リース会社が車の販売会社から購入してきます。ユーザーは、リース会社にリース料を支払って車を借りて使用するというものです。
DVDやブルーレイディスクなどでお馴染みの「レンタル」も仕組みは一緒で、短期間のものがレンタル、長期間のものがリースというイメージです(途中解約などの点で少し違う部分がありますが本質的には同じです。)
それでは、購入とリース、どちらがお得なのでしょうか。7つの判断の視点をご紹介します。
その1 初期費用がかかる?かからない?
購入は当然のことながら購入のためのお金(初期費用)を用意する必要があります。
例えば、車を買うなら車の購入代金や手続費用や保険代などまとまったお金が必要になります。
そして、その対価として所有権という全面的に支配できる権利を得ることになります。
この点、リースでは特に初期費用が大きく発生することはないため、まとまった支出を平準化したい場合にはリースが選択肢になってきます。
その2 資産が減る?減らない?
購入の場合には、現金や信用が減ることが挙げられます。
例えば、300万円で車を購入しようとする場合に、現金で一括支払ったり、カーローンを組んだりします。
そうすると現金の一部減少します。また、カーローンを組むことで信用を失うことになります。(もちろんここでいう信用とは「借りやすさ」「借りにくさ」といった金融的なものです)。
こうした場合に、さらに住宅を購入したいとか、教育費のローンを組む必要があるとなった場合に、金融機関から資産状況を聞かれた際には、少し不利な条件となる場合があったりローンが組めないこともあるかもしれません。
当然、車が資産として追加されたので、それは評価できます。
しかし、一般的には物の価値は買った時が一番高く、そこから使用するにつれて下落すると言われています、つまり買った値段では売れないのが一般的です。
それに、お金が必要となった時には、すぐにはお金に買えられません。
その3 支出のパターンが一定?
購入の場合だと、一括で支出がされますが、そのほかにもいろいろ不定期に支出されることがあります。
例えば、車であれば、車検代、自動車税や保険料、タイヤなどのメンテナンスやその他設備の交換費用などの出費があります。
こういった不定期の支出がどれくらいかかるか分からないので、トータルでいくらかかるのかが見えにくいことが多いです。
この点、リースの場合だと月額の利用料等が決まり、支出パターンが一定になります。毎月毎年、ずーっと平準一定額なんですね支出パターンが平準化すると家計の把握もしやすくなるメリットがあります。
その4 価値がすぐに下落してしまう?
最近では、物の価値がすぐに下落してしまう(陳腐化してしまう)傾向が強いと言われます。
最新の機能が次々に開発されて、パソコンや車や住宅などは、どんどん性能を向上してます。1年経つと新しいものが出てきて、その結果、市場価値がどんどん低下します。
どうせ、数年で陳腐化するのであれば、買うよりも借りて使っていいものが出たらそちらに乗り換えて行ったほうがいい、気にいらなくなったら解約なり返却して次に乗り換えるという選択肢もありかもしれません。
その5 維持管理の手間はどう?
購入は手間が多い、リースレンタルは手間が少ない傾向があります。
購入した場合には、登録に関する手続や保険の手続、税金の手続などの一切を自分で行うことになります。もし誰かに託すということになれば、またその費用がかかります。
一方で、リースにしてしまえば、一般的に契約書はリース契約一枚だけで済んで、毎月決められた料金を振込だけで終わります。税金も保険手続やリース期間終了後の手続も全部リース会社がやってくれます。
例えば、賃貸住宅にお住いの方で、お風呂が壊れた場合には、賃貸ならば大家や管理会社に連絡すれば対応してもらえます。しかし自宅を購入していた場合には、自分で費用をかけて直さなければなりません。
その6 リスクの負担はどっち?
物の価値が変動した場合のリスクはどちらが取るのかという問題です。
価格変動が変動したことによるリスク(対象のものが減少してしまった場合)や災害等によって対象物がなくなってしまったリスクなどは、所有者が負うことになります。
もちろん、逆に値上がりした場合などには所有者は利益を得られることになりますが、一般的にはそのような物を探すことは難しいようです。
その7 長期的な損益はどうなる?
そんなリースは、リース会社の儲けもリース料に組み込まれているので、購入価格よりもトータルコストが高いことが多いです。
当然、リース料の中には、リース会社の利益も上乗せされているので、トータルコストはどうしても高くなってきます。
ここが、ポイントのようです。
これは、個人の価値判断によるものですし、時期によっても判断が変わるのかなとも思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
買うべきか借りるべきか。まさにその物に対してどれくらい執着するかという話かなと思います。
一見高い代金を見せられ「高い=悪い」ではなく、高い料金を支払う代わりに何を得ることができるのか。それで納得できるか。
お金の使い方に関するいい勉強になります。さ~て、我が家はどっちだ?
おまけ
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勤労感謝の日に、我が家で、子供たちと実際にやってみた家庭内起業(ごっこ)の模様をまとめたシンプルなものになっていますので、是非お読みください♪
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今回は、以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
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