ご挨拶
どうも、かず~むです。
3人の子供の親をしながら平凡なサラリーマンとして今日も社会の荒波にのまれています。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
この記事を読めば、裕福さを測る3つの「ものさし」が分かる!かも。
学校で子供が心の豊かさについて学んできました。
たしかに心の豊かさは何よりも大事だと思いますが、それと同じくらいに、生まれてから死ぬまで、関係してくるお金についての豊かさ(裕福さ)も大事だなと思います。
心の豊かさと同じように学校で、お金にまつまることを教えてくれるようなことはありませんが、実は、経済的な裕福さ(お金に関する豊かさ)を測る「ものさし」が3つあるそうです。
経済的な裕福さを測るといっても他人と比べるのではなく、過去の自分や将来の自分と比べるために使用します。
そして、自分にあった「ものさし」で測らないと、自分の経済的な裕福さを感じることができないようです。
そこで、今回は、裕福さを計る「ものさし」についてご紹介したいと思います。
元ネタは以下の動画です。

では、ご紹介します。
「裕福さ」を測る「ものさし」とは?
「裕福」とは、国語辞書的な意味は、「財産や収入が豊かで生活に余裕があること」です。
ということは、「財産」と「収入」「生活に余裕があること」、これらのことが関係してくるということが何となく分かります。
そして、この裕福さを測る「ものさし」を使えば、自分の現在の裕福度というのが何となく分かり、今後、どのようにしていけば、裕福さが増すのか、どういうことをすると裕福さが減るのかが分かる手がかりになるようです。
裕福さを測る「ものさし」その1 財産(資産)
突然ですが、「今あなたは、裕福ですか?」
この問いに「私は裕福だと思う」と答えた人の中には、

私には貯金が1000万円あるから裕福だ

私には土地家屋があるから裕福だ

私には有価証券が300万円分あるから裕福だ

私には借金がないから裕福だ
こういう基準で判断した人がいると思います。
野村総合研究所は、純金融資産保有額を「ものさし」にして、裕福度を判定する判断する資料を公表しています。

それによれば、各世帯は、
- 5億円以上の純金融資産を持っている世帯が超富裕層
- 1億円から5億円が富裕層
- 5000万円から1億円が準富裕層、
- 3000万円から5000万円アッパーマス層、
- 3,000万円未満がマス層
とランク付けしています。ここで基準としているのは、「資産額」です。
資産額っていうのは裕福さを測る最もメジャーな「ものさし」の一つで、貯金額にこだわってる日本人には、このような「ものさし」で裕福さを考えている人が多いと思います。
この基準によれば、資産を増やすことが裕福さを増すことになり、逆に資産が減ることで裕福さが減ったと感じることになります。
裕福さを測る「ものさし」その2 年収
2つ目の「ものさし」は「年収」です。
厚生労働省の調査によると世帯別の所得分布を公表しています。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/dl/03.pdf
これによると所得の平均値は552万円、中央値(真ん中の人の数値)は437万円です。
平均所得金額以下の世帯は全体の61.1%で、分布上最も多いのは200万円から300万円となっています。
そして、1000万円以上の所得がある世帯は上位12%だけしかいません。2000万円以上になってくると1.2%しかいません。
国同士の経済状況を比較ときにも国民1人あたりの所得を比較することがありますね。
年収っていうのは資産額と同様に裕福さを測るメジャーな「ものさし」の一つと言えます。
この基準によれば、収入を増やすことが裕福さを増すことになり、逆に収入が減ることで裕福さが減ったと感じることになります。
裕福さを測る「ものさし」その3 時間
これまで「資産」と「年収」が裕福さを測る「ものさし」だとご紹介してきましたが、資産や年収で裕福さを測る弱点と3つ目の「ものさし」について紹介します。
例えば、

たくさん資産があるのに裕福さを感じられない

たくさんの年収があるのに裕福さを感じない
という人もいます。
例えば、遺産相続で1億円貰って、大金を手にして嫌な仕事を辞めたものの、最初は快適でよかったんだけど、今になって老後まで資産が持つのか常に不安を抱えている。
例えば、ビジネスを当てて3億円の資産を築いたけど今生活費に年間1億円を使っている。ビジネスがうまくいかなくなったら今の生活を3年続けたところで資産が枯渇してしまう、ビジネス今の生活を将来も維持できるのか不安を抱えている。
こういうケースがいくら資産があっても裕福さを感じないパターンです。
年収の「ものさし」にしてみても、高年収なのに裕福さを感じていない人はたくさんいるようです。
年収1000万円を稼ぐエリートでも毎日遅くまで残業して、しょっちゅう休日出勤出張して、プレッシャーのかかる仕事をし続けていて、時間もお金を使う余裕もないと感じるタイミングがないという人がたくさんいます。
そこで、これらを踏まえて、3つ目の「ものさし」ですが、「時間」です。
一言でいえば、自由な時間がどれだけあるかを基準にする「ものさし」です。
貯金額1000万円の人で年間生活費が400万円ならその人の裕福度は1000万円÷400万円で2.5年になると計算します。
2.5年分の自由な時間を持っているということになります。
この数値が多ければ多いほど裕福だという「ものさし」です。
裕福度は、自分あるいは世帯内の誰かが労働しなくても生活に困ることなく、自分の家族の生活水準を維持していける日数で測ることができるという考え方です。
最近では、老後に困らないようにするためには、生活費の25年分を貯蓄せよ、と言われているようです。
働かずに望む生活を25年間維持できることが引退できるだけの裕福さを手に入れた状態であるということです。
例えば、生活費が年400万円の場合は必要な資産は400万円×25年つまり1億円ですね。それが無理でもそれにできるだけ近づけるようにすることが大切だということです。
こういった考え方も時間を基準に裕福さを測る考え方が前提になっていると言えます。
また、時間で測る考え方は違った測り方もあるようです。月単位で計算する方法で、その月の何日目で家計が黒字になるかという測り方です。
例えば Aさんの月収を45万円、生活費を月30万円としましょう。計算方法は、以下のとおりになります。
30日で45万円を稼ぐので1日当たりの収入は1.5万円です。この場合、20日働いたところで生活費に到達します。
この時点で生活費の30万円を払いきれるようになるので、Aさんの家計は20日で黒字になるってことです。
時間で裕福さを測る際には資産を使ってもいいし、収入と生活費をもとに何日目で黒字になるかを計算するのは残った何日を自由に暮らせるかっていう計算の方法もあります。
この基準によれば、黒字化までの時間が短縮されることにより裕福さが増し、逆に時間が伸びてしまうと減ったと感じることになります。
そして、この基準は、自分自身を資産と考え、自分の所有している時間をできるだけ自由に使えることになることが、大切だということが前提になっています。
まさに「自分こそ最大の資本とせよ」というお金持ちの原則にも通じる考え方です。
まとめ
年収も時間も無限にある状態が究極の裕福さです。しかし、そのようなものは、地球上には存在しません。
そのようなものをいくら追い求めていて裕福さにはたどり着けません。
そこで、「自分自身はとにかく蓄財することで裕福さを感じるタイプなのか」「年収を高めて消費に使うことで裕福さを感じるタイプなのか」それとも「ゆとりある時間によって裕福さを感じるタイプなのか」、どのタイプなのかを見極めて焦点を合わせた努力をするってことが重要です。
ちなみに我が家の場合は、時間を基準に計算した場合、25日から26日で黒字となりました。また、資産をベースに計算してみたところ、1.9年という数字が出ました。
これをいかに短縮できるかが大切ですね。
みなさんも一度、自分の裕福度を、自分の「ものさし」で計算してみてはいかがでしょうか。
今回は、以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
こちらは、本物のものさしです。
楽天:定規 16cm 男の子 女の子 透明 シンプル ものさし クツワ カラー定規
アマゾン:KAWAGUCHI ハイビスカス MBS竹尺 太 30cm TK42-043
コメント