ご挨拶
どうも。かず~むです。
我が家では、子供たちと一緒に少額から投資を始めました。

この記事を読めば、少額の投資で得られるものが分かる!かも。
我が家は、平凡なサラリーマン家庭ですので、収入も限られています。投資に使えるお金はそう多くありませんし、まとまったお金はありません。
結果的には、少額で投資をすることになったのですが、ネット上では、

投資の本を読んで勉強したり、銘柄や売買のタイミングについて考えたりしている時間を考えると、コスパが悪くで、少額で投資を始めても意味がないよ
という意見を目にします。
そこで、本当に少額の投資をすることに意味はないのか、少額投資をすることで得られるものは何かについてご紹介したいと思います。
投資を始めてみようかどうかと迷っている方のの参考になれば嬉しいです。
それでは、以下でご紹介します。
少額投資はコスパが悪い!?
仮に、一生懸命、投資を勉強して、30万円を年利5%で運用できても、1年で、1万5000円にしかなりません。
そして、例えば、年間1万5000円を得るために、週3時間以上、投資に関する勉強などをしていたとしたら時給に換算すると100円以下です。しかも失敗して元本を割り込んでしまうこともあります。
こういった計算をして、「いくら不労所得とはいえ正直コスパが悪い!」と思っている方が多いようで、それならば、少額から投資をすることを控えて、ある程度まとまったお金ができてから投資をしようとする人が多いようです。
少額投資で得られるもの
一方で、少額の投資で得られるものには、以下の2つのものがあります。
- 投資による利益
- 投資経験
投資による利益
少額であっても投資ですので、利益が出ることがあります。
我が家の場合、初めての利益は150円でした。
150円でも貴重なお金ですし、気持ち的には非常に嬉しかったですが、投資の勉強をしたり銘柄を検討したり手続をしたりした時間を考えると、たしかに到底コスパが良いとはいえません。
投資経験
しかしもう1つ重要なものを得られます。しかも、これはお金では絶対に買えません。
それは、投資経験です!
投資をすることによって、成功することもあれば、失敗することもあります。
でも、その過程の中で、いろいろ考えてみたり、実験したりして、お金を「守る力」であったり「増やす」力が養われます。
そして、それは、将来、元手になるお金が増えたときに、その力を生かしてたくさんの利益を生んでくれたり、お金を不用意に失われるのを防いでくれたりします。
投資経験のない人が、いきなり大金で投資を始めた時の失敗例
仮に、大金を手にしてから、投資未経験者が投資を始めたらどうなるのでしょうか。
実際に私の知人から聞いた話をご紹介します。
30年間、勤め上げた会社を退職されて、退職金をもらったのですが、それだけでは、老後が心配だからということで、退職金を増やそうと思って、詳しいことはよくわからないので、銀行の言うままにぼったくりの投資信託に手を出して大損してしまい、急遽、再雇用で働くこととなってしまいました。
また、こんな人もいました。
親から相続した土地を使って、お金を増やそうと不動産業者に相談して、アパートを建設したけれど、空室が続いで家賃が入らず、返済を追われることになってしまい、結局、自らが働いた給料をも返済に充てることになってしまいました。
お金が入ってから、いざ投資をしようと思っても、経験がないため、こうした罠にハマりやすくなってしまいます。
こういったケースからも投資経験というのは重要だということが分かります。
あの有名投資家の最初の投資額と利益は?
世界の投資家として有名なウォーレンバフェットさんですが、最初の株式投資額っていくらだったか分かりますか?
それは、115ドルぐらいで、約1万円くらいでスタートだったようです。
その後、株価が暴落したりバブルになったり起伏を経験しながら、最終的に今や世界一の投資家となったようです。
すぐに投資で成功してお金を大きく増やしたいというのは、例えば、プロスポーツ選手が活躍している姿を見て、そこに至るまでにどれだけがんばってるかといった努力とか過程を見ずに、何の努力もせずに、明日から自分も同じようにプロになりたいって言ってるようなものです。
どの世界も、練習や経験をせずにいきなり一足飛びに同じ舞台に立てるほど甘くはありません。
少額投資は、自己投資の側面もある!コスパよくね?
一方で、数百円でも投資をすれば学べることは、たくさんあります。
我が家でも現に、高額セミナーや講座に通わずとも、実体験を通して、いろんなことを学べていますし、子供たちも経済や為替の話題について、誰から言われる訳でもなく興味を持っています。
何でもそうですが、頭の中だけで考えているだけの状態と実際にチャレンジしているっていう状態とでは、学びの質も量も全然違ってきます。
少額でも実際に投資するっていうことで、経済のニュースに敏感になったり、実際、騰落を見ることが意外と大変でドキドキする感覚を味わえます。
そして、そういったことを通して、理論どおりの取引するこということでは通用しないことが分かったり、感情を無視した投資ってのはできず心理的な罠にハマるという自分自身の傾向も見えてきたりします。
これは、まさしく、「自己投資」とも言えます。
そして、重要なのは、少額の投資なので、多少失敗しても大丈夫という精神状態があるからこそ、このように落ち着いて分析できることです。
少額(数百円~)でここまで得られるのであれば、むしろコスパがいいですね。
まとめ
時間は確かに重要な資源で、使った時間に対してどれくらいメリットがあるかっていう視点は非常に大切です。
でも、長い間継続して効果が出るものについては、今すぐ得られるメリットだけではなくて、将来のことも含めて考えるってことが重要です。
と、いうことで、我が家では、じっくりコトコト時間をかけて、各自の投資経験を積んでいきたいと思います。
今回は、以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
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