ごあいさつ
どうも、かず~むです。
3人の子供の親をしながら平凡なサラリーマンとして今日も社会の荒波にのまれています。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
実は、今が旬!?ジュニアNISA
先日、こんな記事を目にしました。もうすぐ廃止されるジュニアNISAが今人気だという記事です。

そもそもジュニアNISAとは何なのか。そして、なぜ今アツいのか。
そんなことをやさしく解説していきます。
そもそも「NISA」(ニーサ)って?
通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。
NISAには、成年が利用できる一般NISA・つみたてNISA、未成年が利用できるジュニアNISAの3種類があります。
一般NISAは、株式・投資信託等を年間120万円まで購入でき、最大5年間で出た利益については、保有できます。つみたてNISAは、一定の投資信託を年間40万円まで購入でき、最大20年間非課税で保有できます。
そして、ジュニアNISAは、株式・投資信託等を年間80万円まで購入でき、最大5年間非課税で保有できます。
ジュニアNISAって?
ジュニアNISAとは、2016年度から始まった未成年者を対象とした非課税制度で、既に廃止が決まっています。
未成年者(0~19歳)を対象に、年間80万円分の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。
例えば、80万円投資して、100万円になったとして売却したとしましょう。
この場合、利益の20万円には約20%の税金がかかるため、実際に手にする利益は16万円となってしまいます。
これが、ジュニアNISAだと、税金がかかりませんので、20万円の利益をまるっと貰えることになるということです。
また、例えば、毎年3万円の配当金が出るような投資商品の場合、通常は、配当金に税金が20%かかるため、2万4000円しか手に入れることができません。
これが、ジュニアNISAだと税金がかかりませんので、毎年3万円がまるっと貰えるということになります。
そんなお得な制度なのに、なぜ流行らなかった?
実は、こんなお得な制度なのにあまり流行りませんでした。その結果、2023年度でジュニアNISAは廃止されることになりました。
その最も大きな理由と言われているのが。
このような縛りを作っていたのは、ジュニアNISAは中長期にわたる投資のための制度であり、子どもや孫の将来に向けた資産形成を主な目的としているからでした。
もちろん、災害等やむを得ない事由による場合には、例外的に非課税で払い出しが可能ですが、その際も口座は廃止することになってしまっていました。この結果。
ジュニアNISAは廃止なのに・・・なぜ人気?
そして、ジュニアNISAは廃止されることになりましたが、実は、廃棄が決まっているのに、今人気が出ているようなのです。それは、なぜでしょうか。
ジュニアNISAが廃止されるので、2024年以降、ジュニアNISAで新たな投資はできなくなります。
一方で、2024年以降は、保有している株式・投資信託等および金銭の全額について、年齢にかかわらず、災害等やむを得ない事由によらない場合でも、非課税での払い出しが可能となりました。
ここでのポイントは、2023年までにジュニアNISAで投資した資産についてです。
上記のとおり、2023年までにジュニアNISAで投資した資産は、子どもが18歳になっていなくても、いつでも引き出せるようになる予定です。
18歳になるまで非課税で運用するには、2024年以降、5年の非課税期間が終了した商品を翌年の非課税枠に移行する手続き(ロールオーバー)という手続きを行えば、引き続き非課税のまま使うことができ、しかもいつでも引き出せるということになります。
年間の非課税枠を超過している場合でもその全てを翌年の非課税枠に移すことができます。
ということで、制度廃止に伴い、柔軟性が出てきたため、これに乗ろうとして今駆け込みで口座を開設する人が急増しているようですw
まとめ
いかがでしたでしょうか。
廃止になるのに人気が出る制度って珍しいですよね。ジュニアNISAでは、お子さんの教育資金やお子さんとの投資の勉強のために使用されている人が多いのではないかなと思います。
まだジュニアNISAの口座を開設されていない方は、各証券口座からお申込みをしてみてください。ちなみに私はSBI証券で開設しています。
また、ジュニアNISAをより詳細をお知りになりたい方は、金融庁のHPでご確認ください。
おまけ
このたび、我が家では、電子書籍(kindle版)を出版しました!その書籍がこちらです!

勤労感謝の日に我が家で行った家庭内起業(ごっこ)の模様をまとめたシンプルなものになっていますので、参考にどうぞ♪
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今回は、以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
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