はじめに
まずは、こちらの絵を御覧ください。
この絵(画像)は、誰が描いたと思いますか?
実は、我が家の子供3人が作成したものです。所要時間は、それぞれ約1~2分です。
もちろん彼らは、天才画家でもなければ特殊な才能を持っているわけではありません。では、どうしてこんな絵が描けたのか。
今回は、AIお絵描きソフト「Midjourney」のご紹介と、やって見て分かったAIとの向き合い方について、ご紹介します。
この記事を読めば、天才画家に変身し、これからのAIとの向き方が分かるかもしれません。
Midjourney(ミッドジャーニー)とは?
具体的には、いくつかのキーワードを入力してAIに「こんな絵を描いて」と指示するだけで、たった1分から2分で、プロの画家が描いたような画像を生成してくれるというものです。
冒頭の絵は、そんなMidjourney(ミッドジャーニー)を使って創った作品です。
AIを使用するには、ハイスペックなPCが必要と思われがちで、利用料もかかるように思われますが、なんと「Midjourney」は、スマホ一つで簡単に、しかも無料で試せます。
現在、テスト版が使えるようになっていて、25回までなら無料で作ってくれることになっていて今、SNS界隈では盛り上がっているそうです。
Midjourney(ミッドジャーニー)の使い方
本記事ではMidjourneyをスマホで使用する場合には、以下の3つの手順で行います。
1. Discord(ディスコード)をダウンロードしてログインする
2. Midjourneyより招待を受ける
3. 画像の生成をする
以下で順にご紹介します。
Discordのアプリをダウンロードしてアカウントを作る
MidjourneyはDiscord(ディスコード)というアプリ上で動きます。
そこで、まずは、Discordの公式サイトをアプリをダウンロードします。
ダウンロードができたらDiscordを起動し、電話番号またはメールアドレスを登録して、アカウントを作成して、ログインします。
ちなみにDiscordは、アメリカ発のチャットサービスです。詳しくは以下の記事を参考にしてください。
Midjourneyより招待を受ける
Midjourneyの公式サイトにアクセスします。
「Join the beta」をタップします。(背景が英字だらけで、ビックリするかもしれませんが、放置で結構ですw)
ちなみに「Join the beta」とは「ベータ版に参加する」という意味です。
Discordが自動で起動し、以下の画面が表示されますので、「招待を受ける」をタップします
下記のような画面が表示されます。左上の三本線をタップします。
スクロールして「newbies-(数字)」となっているものをそれでも良いのでタップし、選択したルームに入ります。
画像の生成を実行する
ここからが、メインの操作となります。下部の入力欄に、以下のコマンドを入力し、実行します。
【 /imagine prompt: 画像生成したい内容(例えば、sky,flower,school,catなど)】
日本語の入力も可能ですが、英語に比べて精度が低くなりそうなので、英語での入力をお勧めします。
1~2分程度経過後、入力した内容に基づく画像が完成します。
ここで、U1~4は高解像度な画像の生成、V1~4は指定した画像を元に再度4枚の画像を生成するボタンです。1~4の数字はそれぞれ4枚の画像を示す番号であり、左上:1,右上:2,左下:3,右下:4とです。
以上で終了です。PC版もほとんど変わりません。
触ってみて分かった「AIとの向かい方」
このように、小学生ですらAIに指示を出して、数分で専門家のような絵が描ける(画像が作れる)ようになりました。AI恐るべしですね。
さて、この状況をどう捉えるかが重要です。ここでは、実際に子供たちと触ってみて分かった「AIとの向き合い方」をご紹介します。
AIには人間が指示を出していること
今回の子供たちの絵は、AIが勝手に作ったのではなく、子供たちがキーワードの入力して指示を出していました。
そして、指示の出し方があいまいだったりすると思い描いていたものとは少し違うものが出てきます。
確かに、「学校」と一言でいっても「小学校」や「大学」などでは大きくことなりますよね。例えば、小学生同士の会話であれば、「小学校」といえば、ある程度共通のイメージが持てるかもしれませんが、AIは全くの第三者なので、第三者に分かるように正確に表現してあげることが大切です。
そこで、具体的にどういった指示を出すと自分のイメージどおりのものが出来上がるのか、まさに言葉による表現力が重要ではないかなと思います。
必ずしも思い通りのものが出てこない場合があること
AIにはディープラーニングという学習機能があると言われています。
人間のように自分でどんどん学習していける特徴をもっています。
学習を繰り返すと精度もあがっていくことになりますが、学んだ結果、例えば、人と言えば、金髪の人しか出てこなかったり、和風と言えば、何だか日本離れした形式が映し出されたりすることもあります。
学ばせ方によっては、現実のものと少し違うようなものが出てくる可能性があったり、細部については、少し雑だったり(例えば、何かのものが少し欠けていたり)するようです。
AIが必ずしも使用する側の人間のイメージと完全一致するものではなく、あくまでこれをたたき台として人間による最後のひと手間は必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
数分でプロの仕上がりになるいわば「魔法」のツールともいえるMidjourneyをご紹介しました。
この魔法自体が凄いものであることは分かりましたが、もっと深堀していって、こういったものをどう使いこなすか、いわば魔法使いとしての学習が、これからの子供たちには必要だなと感じました。
参考になれば嬉しいです。
おまけ
このたび、我が家では、電子書籍(kindle版)を出版しました!その書籍がこちらです!
勤労感謝の日に我が家で行った家庭内起業(ごっこ)の模様をまとめたシンプルなものになっていますので、参考にどうぞ♪
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今回は、以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
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