ご挨拶
どうも、かず~むです。
3人の子供の子育て中の平凡なサラリーマン家庭です。
この記事を読めば、ニュースは見るべきかどうかのヒントが分かる!かも。
テレビだけではなく情報サイトやSNSでもいろんなニュースが溢れています。
昔は「ニュースぐらい見て、世の中の情勢くらいは学びなさい」と周りの大人に言われた記憶があります。
我が家の3人の子供(中2、小2、年長)もニュースを理解できる年頃になってきた今、「ニュース」を見ることを勧めるべきかどうか考えることにしました。
そこで、今回は、ニュースは見た方がいいのか?見ない方がいいのか?について、ご紹介したいと思います。
溢れるニュース、そしてその内容は・・・
朝起きて、テレビを見たり、SNSを見たりして、
- 「こんな殺人事件があったのか、この犯人、許せないなぁ」
- 「ウイルスの感染者増えてるのか大変だなぁ、マスク着けずに出歩いてる奴ら最悪だなぁ」
と感情を抱きます。
そして、通勤途上で、スマホでニュースをみて、
- 「あの芸能人不倫していたのか、なんて奴だ!」
- 「あのお金持ちがお金を寄付した、偽善だな!」
と感情を抱きます。
夜、またインターネットの情報サイトなどでニュースを見て、
- 「政治家が税金を使って飲み食いしてるのか、人のお金で!!」
- 「有名人が自殺?誹謗中傷って怖いな~」
と感情を抱きます。
そして、「最悪な世界だな~」と思って眠りにつきます。
ですが、一方で、世の中は、衛生状態も食料状態も改善されていますし、虐待の数も減ってきてるし、キレイの水が飲める地域も増えています。いろんな技術も発達し、世界は少しずつ良くなっていますが、そんなことはニュースにはなりません。
ニュースというのは、昨日今日あった「悪いこと」が凝縮してあることが多いです。
それも私たちの恐怖心や猜疑心をあおるものばかりです。
今日は「こんな悪いことがあったんですよ特集」という感じです。
交通事故、飲酒運転、不倫、殺人事件脱税、海や川で誰かが死んだとか、あの芸能人が浮気したとかなどなど・・・
ニュースを見ていると、この世の中がとんでもなく悪くなっていて、まるで破滅に向かっていると感じてしまいます。
ニュースを見るとどういう気持ちになる?
ニュースは視聴者をイライラさせたり不安になったりすることが多いです。
悪いニュースを見てイライラして自分の考えとは違うコメントを見てまたイライラします。
政治家はどうとか、あの経営者がどうとか、あの有名人が調子に乗った発言をしているとか・・・。
こんな風にサイトの閲覧者や視聴者のイライラと時間を糧にしてどんどん成長していきます。
どうして悪いニュースが多いの?
ニュースは、今日、起きた悪いことばかりをネタにするのでしょうか。
それは、「すべて広告料を稼ぐため」です。悪いニュースは広告料を稼げます。
「他人の不幸は蜜の味」などと言われるように、人間は他人が不幸になっている状況を見ると興味がそそられる生き物です。
だから 、悪い方へ悪い方へニュースにバイアスをかけて伝えられていくことになります。
例えば、「ウイルスの感染者数が1万人突破日本崩壊!」というニュースと「ウイルスの感染者数が100人を切り大幅に改善されました!」というニュースがあった場合に、前者に興味を湧く人が多いです。
そういったように私たちは良いニュースよりも悪いニュースに興味を持ってしまう生き物です。
これには理由があって、私たちのDNAには危険から身を守ることが刷り込まれているからです。
だから、不安や危機感をあおるものを見たら気になってクリックしてしまうということです。
だから、ニュースは、私たちの本能である不安や危機感を刺激して、広告料のために興味を引かせようとしているのです。
ニュースを見ることで幸せになっていますか?
ニュースは、幸せにしてくれるでしょうか。
ニュースを見た後の感情としては、むしろ気分が悪くなり、無駄にイライラしてコメント欄に匿名でぶちまけたりしている人も多いです。
朝起きて悪いニュースを見て、夜寝る前に悪いニュースを見ていたら、ネガティブになる可能性は高いのは当然です。
毎日悪いニュースを見続けて滅入らない人はいないかもしれません。
反対に、その日常の生活や行動に生かせるニュースはどれだけあるのでしょうか。
私たちの生活に役立つニュースであったり、こころを豊かにしてくれるニュースは残念ながらそれほど多くはありません。。。
ニュースを見ないと世の中のことが分からなくなるのでは?
私が子供の頃は、「ニュースを見て世の中のことを知りなさい」と周りの大人に言われました。
ニュースを見てないと、本当に世の中のことが分からなくなるのではないでしょうか。
大事なニュースはニュースサイトを見ていなくても伝わってくるものです。
私の幼少期とは違い、今では、LINEや twitter を見ていればわかりますし、それに重要な情報なら人づてに知ることができるから問題はありません。
情報は、良くも悪くも自分から取りにいかなくても自然と入ってくる世の中です。(→むしろ情報過多の時代ですw)
それより、そもそも一晩経てば世界は何かしら変わっています。
誰かが浮気するし、雪が降って誰かが事故を起こし、誰かが殺人事件を起こしています。
今ブログを書いているこの瞬間も何かが起こっているはずです。それらすべてを知って、怒っていたらキリがありません。
たしかに、もしかしたら大事な情報は含まれているかもしれません。
ただ、特にネットニュースはゴミ情報が多いので、ついつい大事なニュースを見ようと思ったらどうでもいいニュースを見てしまいます。(→そして、私の場合、ニュースを見ようと思っていたのに気が付けば面白動画を見ていたことがあります(恥))
つまり、今は、情報を意識的に取捨選択する時代です。
そして、ニュースは必ず真実とも限りません。
ニュースを見て世の中を知った気分でいるのは、ちょっと恥ずかしいことなのかもしれません。
では、どうしたらいい?
試しに今日から、1週間ニュースを見るのをやめてみればいいと思います。心が軽くなっていくはずです。
ニュースには、感情が持っていかれるだけでなく、時間も無駄になります。
例えば、1日20分ニュースを見ていると1年で7300分消費することになります。約121時間ですので、だいたい5日分も1年で無駄にすることになります。
これに加え、コメント欄に何かを書き込んだり、ニュースのことを考えたりする時間を入れると相当時間は膨らむはずです。
この時間で、気分がスカッをしたり楽しくなって生きる活力を得ているのであればいいのですが、動画やニュースを見てイライラしたり気分が悪くなったり、有名人や芸能人に嫉妬しているのだとしたらニュースは見ない方がいいと思います。
最後にニュースの止め方をご紹介します。ニュースサイトはブロックすべきです。
意志の力で悪いニュースを見ないようにすることはほぼ不可能です。
不安や危機感をあおるニュースは猛スピードで突っ込んでくる車のようなものです。どうしてもきになってしまいます。
人間の本能に逆らってまで気にしないということはできないだから、最低ニュースアプリを一切見ないように導線を潰していくのが効果的だと思います。
テレビの場合だったら家族にリモコンを隠してもらったり、コンセントを抜いておくのも効果的だと思います。
私の場合では、例えば、ヤフーのブラウザーは検索バーのすぐ下にニュースが出てくるから使わないようにしました。
検索しようと思ったらニュースが気になって時間吸われてしまいます。
グーグルは検索バーだけだから何かを検索するときにニュースが気になって寄り道することがないからお勧めです。
まとめ
ニュースを見るというのは、必ずしも良い効果を生んでくれるものではなく、人の感情と時間を吸収してしまうようです。
それにそこから得られるものは、それほど多くありません。
それならば、その時間を親子の時間にあてて、世の中に出た時に必要になるようなことをゆっくり話し合いたいなというのが我が家の結論です。
今日の記事の内容は、子供たちに説明してみようと思います。
人生を豊かにに生きるためには、必ずしも見えなくていいものがあるということも・・・。
今回は、以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
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