【お金の勉強】「お金持ち」に必要な5つの力(読書・YouTube感想文)

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お金の勉強
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ご挨拶

どうも、かず~むです。

これまで学校や親があまり教えてくれなかった「お金」に関して子供と一緒に勉強しようかと思ったのですが、いざ始めようとすると、「お金」に関する動画や書籍はいっぱいあって、どれにしたらいいか分からないと思っていました。

それに「お金」の哲学みたいな難しい本や「絶対稼げる!」みたいな動画などなかなか、とっつきづらいものなどがたくさんあり、まず自分に合ったツールを探すのに疲れました。

そんな折、コロナ禍の中で新しく知り合った知人から、リベラルアーツの両学長の「お金の大学」という書籍と関連するYouTube動画を勧められて見たところ、これが分かりやすかったので、みなさんにも参考にしていただければと思い記事にしてみます。(→書籍は店頭にも並んでいると思います。)

 

 

書籍や動画を少し見てもらえれば分かりますが、決して、特定の商品を勧めたり、勧誘したりするものではなく、かなり細かいところまで説明がされています。(→むしろそういった勧誘などに乗らないための一冊になっています。)。

今回は少々大人向けの内容ですが、家庭における家計の見直しだけではなく、お子さんがいる家庭では、この本の内容を噛み砕いて説明しているだけで、お子さんは、そこらへんの大人よりマネーリテラシーが高くなるのではないかと思います。(→家計の見直しも子供と一緒にやるというのもありかもしれません。)

ということで、今回は、書籍や動画を見た感想などを紹介させていただきますので、みなさんの参考にしていただければと思います。

「お金」持ちとは何か?→生活費<資産所得

まず、「お金持ちとは何か?」という定義から始まります。

たしかに、みんながなりたいと思っているし、我が家も当然なりたいと思っている「お金持ち」ですが、どういう人がお金持ちと言えるのか?「お金に困らない人」とはどういう人のことをいうのか?という質問です。

みなさんは、どう答えますか?(→我が家では、正直、真面目に考えたことがなかった!)

いっぱい「お金」を持っている人?いっぱい貯金を持っている人?高級外車を乗り回している人?宝くじに当たった人?莫大な遺産を手に入れた人?残念ながらどれも正解ではないようです。

この本では、「お金」持ちとは「経済的に自由な人」とされていて、具体的に言えば、ズバリ!次の数式であらわされるようです。

生活費<資産所得(→資産所得が生活費より大きいという式です)

つまり、資産所得というものが生活費を上回った状態にするというのが、経済的に自由な状態=お金持ちの状態で、この状態になれば、「お金」を心配して生活をするということはないということだとのことです(→なるほど、で、資産所得ってなに?)

生活費と資産所得

ここで、生活費と資産所得は何かということをはっきりさせておいた方がよさそうです。生活費とは生活にかかる費用(食費や住居費、水道光熱費や携帯代などなど)は理解できますが、資産所得というのはなんでしょうか。

この本では、所得を得るには自分が働くことによって得られる収入(労働所得)の他に資産(「お金」を働かせることによって得られる収入のことを資産所得というらしいです。

資産所得は、「自分が働かなくても」得られる収入、つまり投資などによって、配当や利子や不動産から得られる所得のことで、不労所得と言われることもあるらしいです。(→なんか聞いたことがある!)?)。

上の式(生活費<資産所得)が示す意味は、働かなくても入ってくる「お金」が生活費を上回ったら、「お金」の心配をしなくてもよくなるので、働きたければ働けばいいし、働きたくなければ働くなくていい、つまり自由に選択することができる状態だよという訳ですね。

どうしたら早くお金持ちになれる?

上の公式から分かることはもう1つあると著者は言っています。

つまり、生活費は低ければ低いほど、資産所得は高ければ高いほど、早く経済的自由に近づくことになります。

上の公式を成り立たせるために、生活費をいかに抑えて、資産所得を上げるかというのがポイントとなります。

と、ここまでは、今まで見た他の書籍などにも書いてあったり、どこかで聞いたことのある内容でしたが、この本はここからが分かりやすったです。

では、具体的に何をしたらいいのか。どういう考え方と行動をすればいいのかというところまで説明されています。

「お金」持ちになるための5つの力!

この本や動画では、お金持ちになるには、実は5つの力が必要なようです。それは、【貯める力、稼ぐ力、増やす力、守る力、使う力】というものです。(→稼ぐことしか思い浮かばなかった!)

この5つの力を鍛えられるかどうかで経済的自由に近づけるかどうかが決まるようで、この順番も大事なようです。(→なんで学校で教えてくれなかったんだ!!!)。

【貯める力】とは、支出を減らす力のこと。

これは、上の公式からも明らかで生活費をいかに抑えるのかは、お金持ちになるスピードに影響するものですし、いくら稼いでも貯まらないと意味がありませんよね(→お風呂沸かしているのに栓を締め忘れて水が貯まっていなかった!という経験はありませんか?)

そして、実は、稼ぐよりも簡単に効果が出るものらしいです。こういった理由から、何よりもまず「貯める力」が重要だとの説明がありました。(→なるほど!)

【稼ぐ力】とは、収入を増やす力のこと。

収入を大きくする以外にも複数のルートを用意するのも大事なようです。最近、副業元年みたいなことを言われ、副業を推進する会社もちらほら出てきていますが、1つの収入源だけでは不安な時代になってきているということだと思います。

「お金」を働かせる場合には、当然大きな「お金」ほどいっぱい効果を産んでくれる訳です。そのためには、元手(タネ銭)がいる訳なので、そのために稼ぐ力は必要だとのことです。

【増やす力】とは資産を増やす力のこと。

まさしく資産所得を増やすことです。上の公式にもあるように「お金」持ちになるためには、できるだけ資産をたくさん持ってより多くの「お金」を産んで貰う必要があります。そのためには、稼いできた「お金」を増やすちからはとても重要になります。

【守る力】とは、資産を減らさない力のこと。

上の公式でもあるように資産所得を減らしてしまうとお金持ちからは遠のいていってしまいます。せっかく、獲た資産所得を第三者に騙し取られたり、災害やインフレで失わないようにする力は必要になります。

【使う力】とは、自分の人生を豊かにすることに「お金」を使う力のこと。

「お金」は、単なる「道具」にしか過ぎませんので、無意味にたくさんあればいいという訳でありません。

たくさん「お金」を持つとすべて自由になる反面、自分は何をしたらいいのか、自分はどこに行けばいいのかなどと不安に思う人が多いようです。そこで、自分のやりたいことは何なのかを理解して、そのために「お金」を使うことで人生は豊かになるということです。

(→今すぐ暗記しよう。いや、そうじゃない)

この5つの力が備わっていると・・・

「貯める力」を利用して、生活の満足度を下げずに支出を減らし、「稼ぐ力」を身に付けることで、どんな状況でも給与や事業で十分な収入を得ることができ、「増やす力」を身に付けることで、投資で資産(「お金」を生み出すもの)を増やしていき、「守る力」を身に付けることで詐欺やぼったくりを回避したり節税して資産を守ることができ、「使う力」を身に付けることで、人生の満足度を上げたり成し遂げたいことを「お金」を理由にあきらめる必要がなくなることになります

5つの力が備わっていないと・・・

もしかしたら、この5つの力が備えていないとどうなる?かを想像した方が分かりやすいかもしれません。

例えば、【貯める力】がないとやたら生活費がかさんでしまい緊急時や将来に向けた貯蓄がない状態になってしまう(貯める力がない)。また、いわゆる元手がない状態で何もできない状態になってしまうようです。

そして、【稼ぐ力】がないと、十分な収入が得られないことになるし、特にサラリーマンの場合には税金をがっつり取られる構造になっているため、稼ぐ力がないと、なかなか増やすための元手が作りにくくなってしまう。また、収入源が1本だと不景気で急なリストラや体調を壊した場合、とたんに収入がなくなってしまうことになりかねない。

次に、【増やす力】がないと、稼ぐことに忙しくなって、時間や精神を使ってしまって、疲弊してしまうことになる。また、基本的には、自分が稼ぐことを止めた場合には、収入も同時になくなってしまう。

さらに、【守る力】がないと、詐欺やぼったくりにだまし取られたり、被災や盗難に遭ったり、浪費などをしてしまったり、インフレなどによって、せっかく手塩に貯めた資産を失うことになってしまう。生活費<資産所得の公式からも資産所得を減らしてしまうと経済的自由から遠のいてしまうことになります。

そして、最後は、【使う力】がないと、せっかく自由を手に入れたのに、その自由がゆえに、自分の居場所を見失ったり、何をしたらいいか分からなくなったり、どこにどこに行けばいいのか分からなくなったりしてしまい、結局、「お金」からは自由になれたのに、別のところで不安や悩みが残ってしまうことになる。

そしてこの5つの力をバランスよく鍛えていくことがお金持ちへの近道ということになるということです。(→単なる節約の本や動画ではありませんでした!)

どうですか、みなさん。当てはまるところはないでしょうか?(→我が家は脆弱なことに、マイナス面が全て当てはまっているような気がして恥ずかしくなりました!)

でも、ここからです。

この本や動画を見て、まず、我が家の現状が分かりました。そして我が家の未来予想図(目標)も。

働く働かないの選択ができて、自己実現や趣味の一環として働くことが可能となって、仕事はほどほどにのんびり過ごせて、生活するための「お金」が十分にある状態で家族や友人と過ごす「お金」や時間が十分にあって、やりたいことや夢の実現のために「お金」や時間を使うことができる、そんな人生を歩みたい!そして子供たちにも、できる限りそのような人生が送れるように育てたい!

ということになりました。

著者の両学長の口癖があるようです。「今日が、人生で一番若い日です」

これから、この5つの力を磨くために具体的に行動し、その結果についても記事にしていきたいなと思っています!

今回は以上で~す。最後までのお読みいただきありがとうございました。

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