今注目されているキーワード 「Web3.0」
どうも、かず~むです。
3人の子供の親をしながら平凡なサラリーマンとして今日も社会の荒波にのまれています。
最近盛んに聞くようになった「Web3.0」という言葉。
「Web3.0」というからには、「Web1.0」やら「Web2.0」もあるのですが、実は、この「Web3.0」で、世界が再構築されるかもしれないと話題になっていて、一部の人の間では、非常に注目されていています。そして、遂には国も。
でも大半の人にとっては、まだまだ。
こんな人も多いのではないでしょうか。
しかし、スマホやSNSように生活インフラになる可能性もあるので、ざっと概略は知っておいた方がいい知識のようです。
そこで、今回は、Web3.0とは「何なのか?」が5分くらいで分かる記事を作りました。次回は、「Web3.0で何ができるのか」や「Web3.0が抱える課題」についてご紹介します。
Web3.0とは?
Web3.0とは、正確な定義はありません。それもそのはず、まだ誰も見たことはありません。
「誰かWeb3.0を見たことある?僕は見つけられない」というのイーロン・マスクさんのツイートに、ジャック・ドーシーさんがすぐに「たぶん、aとzの間のどこかにあると思うよ」とリプライしています。
あえて定義をするとすれば、
つまり、インターネットの仕組みです。
これまでのインターネットでは、巨大企業などが私たちにいろんなサービスを無料で提供する代わりに、個人情報や利益を独占していました。
これを変えようとしているのがWeb3.0です。
ブロックチェーンをはじめとする技術を利用し、情報を分散管理する(リーダーがいない状態でみんなで管理し正確性を保つ)ことで、巨大企業による独占からの脱却を目指そうとしているのが、「Web3.0」と言われています。
ちなみにブロックチェーンとは、シンプルに言えば、リーダーはなく、相互に台帳(情報)を持って、みんなで管理することで台帳と違うことをするとすぐに分かるという仕組みです。詳しくはこちら)
Web1.0やWeb2.0というのもあったの?
そんな疑問を持たれる方もいるかもしれません。
たしかに、これまでインターネットが利用できるようになってから「Web1.0」とか「Web2.0」とかいうことを聞いたことはありません。
それもそのはず、Web3.0を説明するために後付けで、「Web1.0」や「Web2.0」という言葉を使って時間的な変化を説明しているので、聞いたことはことがないのは当然です。
では、Web1.0やWeb2.0はどんな時代だったとされているのかご紹介します。
Web1.0 – 1990年代
Web1.0とは、インターネットが普及をはじめた1990年代のことをいいます。
この時期には、AmazonやGoogleの検索などが誕生して、1995年にはあの有名なWindows95が発売されるなど、一般家庭にまでインターネットが急速に広まっていきました。
この時のデバイスはパソコンで、個人ができることといえば、当時はEメールのやり取りや企業ウェブサイトの閲覧だけで、コンテンツを作ったり一般大衆に発信するといったことはほぼありませんでした。シンプルに言えば、
そのため、Web1.0は「一方向の情報伝達」の時代と言われています。
まとめると
- デバイス PC
- データ テキスト
- 処理 サーバ
- ウェブの利用方法 データの閲覧
Web2.0 – 2000年代
Web2.0とは、私たちが現在利用しているインターネットの世界です。
2000年代に入ると、高速なネット環境が整い始め、これにより個人でも日常的にインターネットに接続することが可能となりました。
さらにハードも進化し、パソコンと比べて小型な携帯電話やスマホが登場し、誰でも手軽にインターネットを利用することができるようになりました。
そして、その後、各種SNSやYouTubeなどのサービスが発展し、誰もが発信をできるようになる時代(総発信時代)が到来し、SNS上でのやりとりで様々な情報が交換されコミュニケーションが図られるようになりました。
このように単にデータを閲覧する時代から、個人と個人との「双方向のコミュニケーション」が可能になった時代となったと言えます。
そして、交換した情報はサーバではなく、クラウド上で処理されることになりました。
まとめると
- デバイス スマホ
- データ SNS
- 処理 クラウド
- ウェブの利用方法 情報交換
Web2.0での問題点(Web3.0の必要性)
Web2.0の時代になり、様々なサービスを利用できるようになった一方で、私たちは個人情報を企業側に開示することになりました。
それにともなって、大企業に膨大な個人情報が集まり、これを管理・利用して、大企業は利益をあげていると指摘されるようになりました。
例えば、SNSを利用するにあたっては、必ず利用者登録として個人情報を運営している大企業に提供していますし、大企業が気にくわない場合には、一国の大統領のアカウントだって停止することができます。
こうした特定の企業によってサービスの運営と情報の管理がされるWeb2.0は、「中央集権型のインターネット」と呼ばれています。
企業による不透明なデータ利用や、情報漏洩なども度々問題となり、プライバシーやセキュリティーの観点から疑問視する声も多いのが事実です。
そこで、先に紹介したWeb3.0という仕組みの必要性が出てきたと言われています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。Web3.0の概略と注目を集めている理由についてご紹介しました。
徐々に普及しているWeb3.0ですが、一般人が参入するには、まだ程遠い状態です。
現段階ではあくまでも可能性のレベルですが、先に紹介したような世界が実現した場合、インターネットが誕生して世界が変わったのと同じくらいのインパクトがあるでしょう。
そして、我々の生活も大きく変わるかもしれません。
そこで、次回は、Web3.0で何ができるのか。具体的にどんな世界になるのかをご紹介していきたいと思います。

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今回は、以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
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