Web3(Web3.0)とは?②|何ができる?何が変わる?を分かりやすく解説

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web3.0で何が変わる?

前回は、Web3.0の概略についてご紹介しました。前回の記事は、こちらからどうぞ。

結局のところ、何ができるの?
自分の生活がどう変わる可能性があるの?

こういう疑問を持たれている方をおられると思います。

そこで、今回は、Web3.0の世界とは、具体的にどのようなものか?何ができるのか?についてご紹介します。

Web3.0が目指す世界とは?

Web3.0の発想は、中央集権的(一部の特定の人たちに権限が集中するような)情報の管理からの脱却ということにあります。

もう少し具体的にいうと、個人情報を自己管理でき、情報漏洩リスクの低減され、サーバーなしの直接取引可能になることです。

これまでもこういった思考というものはあったようなのですが、ブロックチェーンという技術によっていよいよ現実化するのではないかと言われています。

ブロックチェーンは、シンプルにいうと、「リーダーを設けず、みんなで(分散して)情報を管理する」ということです。こちらをで分かりやすく説明しています。

Web3.0の具体例としては、仮想通貨(暗号資産)、DeFi、NFT、メタバース、DAO(分散型自立組織)などが挙げられており、すでに一部のジャンルでは実際にサービスが提供されはじめています。

これらのキーワードを確認することでWeb3.0でできることが見えてきます。

仮想通貨(暗号資産)

仮想通貨(暗号資産)は、ウェブ上の取引に利用できる電子通貨であり、法定通貨と交換可能な性質をもっています。

これは、ブロックチェーンの技術によって取引記録を分散的に管理できることになるので、国家を管理者を介在させることなく発行・管理される点が大きな特徴です。

各国の通貨は、発行元である国の信頼を背景に取引されていますが、不安定な国際状況では、いつでも国によって、その通貨の価値を変更できてしまったり(大量に発行すればそれだけ価値が下がる)、為替により価値が上昇したり下落したりしてしまいます。

こうした中央集権的な(一部のリーダーが管理するような)通貨に変わって、ブロックチェーンを背景とした仮想通貨(暗号資産)を使用する動きが見られます。

もし、世界中の人たちが仮想通貨(暗号資産)を「通貨」として認めるような行動(共同幻想)をすれば、それは「お金」として利用することが可能になります。

お金の成り立ちについては、こちらの記事をどうぞ。

DeFi(分散型金融)

DeFi(ディーファイ)は、お金のやり取り(取引)について、銀行や証券会社といった中央権限者を通さずに取引を管理するシステムのことです。

取引データが全てブロックチェーンに記録され、今までのように特定の管理者(銀行や証券会社)などが集中して管理することがないので、今までの金融サービスよりも透明性が高いとも言われています。

そして、これまでは銀行や証券会社などを介することで必ず手数料が発生していましたが、DeFiはスマートコントラクトというプログラムで、特定の条件が備われば、自動的に契約を執行することができるため、大幅に手数料を抑えられるとも言われています。

たとえば金融商品や保険商品を仲介者なしで契約し、利用できるような環境が整備されていくかもしれません。

こうした仕組みの中では、政治情勢などを理由に突然のアカウント停止や口座凍結といったリスクを避けることができることができます。

NFT

NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)は、「替えのきかない1点もののデータ」のことであり、ブロックチェーンを使って、いわば、鑑定書や証明書のようなものををデジタルデータに付与するイメージです。詳しくは、こちらの記事をどうぞ!

こうした技術というのは、1点もののデータとしての所有権を持つことが可能になったということです。

そして、希少なもので価値があったり値動きするとすれば、売買や投資の対象となります。

実際には、NFTを取引するマーケットプレイスも開設され、デジタルアートの分野を中心に、作品やアイテムを「希少性を有する資産」として取引することが既に始まっています。

メタバース

「メタバース」はネットワーク上に構築された仮想空間やそこで提供されるさまざまなサービスを含めた言葉です。

アバターを用いて仮想空間を移動し、他のユーザーとのコミュニケーションを図るなど、「場所を問わず没入感のある空間を共有できる」といった側面が強調されるケースが多く見られます。

詳しくはこちらの記事をどうぞ。

Web3.0と必ずしも直結するものではありませんが、たとえば、ブロックチェーン技術を用いたNFTゲームは、現在でも「仮想空間において資産を取引する」形態が多く見られ、メタバースとWeb3.0は相性がよさそうです。

私見ですが、メタバースの世界は、これまでの世界をもう1度仮想空間に作ろうというものなので、現在の実社会のさまざまな問題点を解決してくれる可能性があるかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

中央集権的な勢力を排除し、新しい世界を創るというWeb3.0具体例を紹介しました。

Web3.0を紹介する上で、もう1つ重要なキーワードがあります。それは、「DAO」です。次回は、DAOについてご紹介します。

おまけ

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勤労感謝の日に我が家で行った家庭内起業(ごっこ)の模様をまとめたシンプルなものになっていますので、参考にどうぞ♪

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今回は、以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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