ご挨拶
どうも。かず~むです。
お金の勉強を始める前には、いろいろ倹約しているつもりでも、全然お金が貯まらず、ストレスだけが貯まったという経験がありました。
この記事を読めば→金食い虫の割高キーワードについて分かる!かも。
依然の我が家では、人並みの収入で、特に派手なことをする訳ではないのですが、結果的に貯金ができていませんでした。
そこで、自分の行動を振り返った時に、今回ご紹介するキーワードに当てはまるような行動をしていたことに気が付きました。
同じように、「なんかお金が貯まらないんだよな?」と思っている方の参考になれば嬉しいです。
今回のネタ元は以下の動画です。

では、ご紹介したいと思います。
金食い虫のキーワード3選
結論からいうと、お金を浪費しがちな金食い虫のキーワードがあり、これを避けるだけで、お金を不意に失うことがないようです。それは、
- 安心
- 見栄
- 最新
です。以下、順にご紹介します。
キーワード1 安心
人間は、誰しもが【安心】したがる生き物です。だから【安心】という言葉は、いろんな商品やサービスのマーケティングの上では重要なキーワードになってくるようです。
例えば、その代表格が、生命保険です。我が家でも

この保険があれば、ご主人に万が一のことがあったとき【安心】ですよ
というセールストークで割高な保険料の保険に入っていました。この【安心】という言葉に引っ掛かり不要な保険や割高な保険に加入させられた人も多いようです。
また、セキュリティ対策も同様かなと思います。

泥棒が入るかもしれないから、このシステムで、厳重なセキュリティをしておいたら【安心】ですよ

このソフトで、パソコンやサーバのセキュリティを厳重にしておけば【安心】ですよ
などのいうセールストークもよく見かけます。
私の友人などは、このセールストークで勧誘され、ぐずぐずなホームセキュリティを入れてしまったり、どうしようもないセキュリティソフトを入れてしまい、サーバーがダウンしてしまったりしていました。
さらに、サブリース契約の場面です。

当社で、30年間一括借り上げますので、家賃が安定的に入ってくるので、【安心】ですよ。

当社が管理しますので空室は、出ませんので【安心】ですよ大丈夫ですよ。
と言われることもあるようです。サブリースについてはもうすごく問題になっていてトラブル続出らしいです。
特にこの【安心】には上限がないので、例えば、保険などの場合では、あらゆる保険に入っても安心が得られない人もいるようで、結果的におおよそ起こりそうもないし、起こっても公的制度の保障でなんとかなるものについてまで、高額な支出をしているケースがあるようです。
【安心】を求めすぎるあまり、多額の出費をしてしまうことになるようです。(ましてや一寸先が分からない時代で真の【安心】などはないような気もしています)
そして、我が家でも同じような状況だったので、保険の見直しをすることになりました。その様子はこちらです。

キーワード2 見栄
人間は、周囲との比較に強く影響されるようです。
なんかすごく貧しい国の映像を見て、自分の生活を見た時には、自分は裕福じゃないかと錯覚して、逆に大金持ちの日常生活の映像を見て、自分の生活を見た時には、自分は貧しいのではないかと錯覚します。
私は超貧乏学生でしたが、周りもみんな超貧乏学生たちの集まりだったので、特にそのときには、自分を貧乏と思ったことはなく、逆に意外と恵まれているなと感じていたぐらいでした。
ところが、友人関係が変わり、比較的お金を持っている学生に囲まれていると自分がみすぼらしく思うようになったことがあります。
人間というのは周囲との比較に強く影響されるわけです。だから

人よりいい暮らしがしたい!
とか

人に自慢できるようなものを持ちたい!
とか

人から羨ましがられるような人生を送りたい!
など、こういう発想を持つというのは、人間の本能としては当たり前のようです。
ですが、無償でそういったことができるのであれば何も問題はありませんが、多くの場合には、【見栄】を張るにはお金が必要になります。
言うまでもなくひとたび【見栄】を張り始めると、上限なく、湯水のごとくお金が消えていきます。
例えば、車を購入するときには、

この車をご購入いただくとご近所さんから一目置かれますよ~

この車は、ワンランク上ですので、ぜひお買い求めください。
などのセールストークもありました。最終的には、この車を購入してしまいました。
【見栄】を張って、一時は「すごいね」「いいな~」と言われることがあっても、それは所詮自己満足です。
自己満足感を得るのは精神衛生上素晴らしいことだと思いますが、ただ、そこにかかるコストには残念ながら似合ってないことが多いようです。
それに、【見栄】を張る=お金があるように見せると、それはそれで懸念材料が増えるようです。詳しくは、こちらの昔話もどうぞ。

キーワード3 最新
新しいものは、基本的に高いです。
先日、スマホを買い換えたのですが、販売から1年経過しただけで、なんと半額になっていました。機能は、それほど変わらないのですが、いわゆる型落ちということで割安で買えました。
逆にいうと【最新】のものは、それだけで、高くなる傾向があるということです。
【最新】モデルの車とか【最新】のマンションとか【最新】のバックとか例を挙げるとキリがありません。
【最新】とか流行の先端を行くことで得られる自己満足感あるかもしれませんが、財布事情を意識するのであれば、これらを追い求めすぎないことです。
今や技術が高く製品自体の機能にあまり差はないですよね。
どの冷蔵庫も短時間で冷やすことはできるし、どのエアコンも短時間で涼しくできます。パソコンだって、それほど性能は変わりません。
1年変わったところで劇的に機能が変化することはありません。
と、いうことは1年遅れで購入した方が、コスパがいいですね(笑)
そして、何より目まぐるしく変化している世の中では、今日【最新】だったものでも明日になったら【最新】ではなくなることもよくあることから、あまり【最新】を追い求めないようにした方がいい、むしろ【最新】のものを避けるくらいがちょうどいいのかな、と思います。
キーワードを使って企業がしていること
商品をお客さんにどうのように届けるか、その手法のことをマーケティングといいます。
その極意は、お客さんに自分が選んで買ったのだって勘違いさせることらしいです。そして、売り手(企業など)は、あの手この手で勘違いを誘発させる仕掛けをしているようです。
例えば、コンビニの陳列棚1つでも並べ方には理由があるようです。
こういったマーケティングの手法に、気が付かぬうちに、巧みに誘導されていて、お客さんには誘導されている自覚がないのが一般的です。
自分に限ってそんなことないよ!と思っている人ほど、知らず知らずのうちに企業の戦略にハマり買わされているようです。
この企業の販売戦略って本当にすごいらしく、「こういうタイプの人にはこう言っていこう」とか、「こういう言葉が返ってきたらこうやって話そう」というような研究を、時間とお金をかけてしていて、ノウハウが集約されているようです。
まとめ
今回は、金食い虫になるキーワード3選とそれを使ったマーケティングについてご紹介しました。
こういったことを知るだけでも、不意にお金を失うということも少なくなると思います。
現に我が家では、【安心】【見栄】【最新】から距離を置いてみたところ、少しずつですが、お金が貯まる家計になってきました。
やはりお金の勉強って大切ですね。
今回は、以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
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